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生者か死者か  作者: 近道メトロ
第二章:街へ
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戦闘訓練(リーシャ)

自分でもはっきり分かるくらい内容が薄っぺらい

 黒竜の騎士は最初と同じ様に俺が動くのをじっと槍を構えながら待っていた。

 俺はそれを見ながら一号の動きを記憶から引っ張りだす、片腕のない俺ではあのように戦えないだろうが真似事くらいなら出来るだろう。

 俺は手のない左腕を前に構え直刀を持った右手を頭の横に持ってくる。


「その構え、見ないものだな、どこの剣術だ?」

「さぁ、私も見ただけのを真似するだけなので分かりませんね、それに長く見たわけでもありませんし」


 そう言って俺は直刀で斬りかかる、それを黒竜の騎士は正面から柄で受け止める、うっすらと柄と直刀の間には青い膜の様なものが現れ柄を守っていた。


「バリア?それとも何かの魔術?」

「前者だ」


 黒竜の騎士は片手で槍を大きく振り俺を吹き飛ばした、バリアは俺が吹き飛ばされ離れると少しずつ消えていった。

 その間に俺は直刀を地面に刺して体を起こす。


「その程度か?」

「挑発のつもりなら無意味ですよ」


 元々戦闘はろくにしたことないし俺に実力が無いことは俺自身が一番よく分かっているつもりだ。

 俺は黒竜の騎士に向かって全力で踏み込み突きを放つ、それを黒竜の騎士は槍の柄で受け流す。

 体勢を崩した俺は暫く転がったが勢いが収まったので立ちあがり今度は下から切り上げる様に剣を振る。

 黒竜の騎士は柄で受け止めず後ろに軽く跳躍してそれをかわした、それを見た俺は切り上げた直刀を振り下ろすようにして顔に向かって投げる。


「無駄だ、なに!」


 黒竜の騎士は槍で直刀を弾く、だが俺は投げた時点で駆け出し屈んで相手の懐に入っていた。

 俺はその腹を全力で殴り付ける。


「グッ」


 しかしそれは防がれた、黒竜の騎士が柄から話した手の籠手には小さな盾が現れ攻撃を防いでいた。

 俺は後ろに逃げようとしたが黒竜の騎士に腕を捕まれ体が宙を舞う、そして地面に叩きつけられた。


「カハッ」


 肺から空気が全て抜けるように息を吐き出される、何とか立ち上がるが足元がふらついている。

 頭を抑え深呼吸をする、黒竜の騎士はこちらを待っていた。

 意識が落ち着いたら直刀の拾い構える。


「どうした?まだやれるだろう?」

「勿論、まだウォーミングアップですよ」


 そう言ってまた斬り掛かろうとしたがジェスロが間に入ってきた。


「見てられん、本当に素人だな」

「まだ剣を握って数日ですからね」

「黙ってみてろ」

「ジェスロ、今度はお前が相手か?まあお前なら手加減は必要あるまい」

「相変わらず口だけは達者だな、パトリック」

「ぶち殺す!」


 ジェスロが黒竜の騎士の名前らしき言葉を言った瞬間黒竜の騎士は咆哮を上げてジェスロに突っ込んだ。

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