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生者か死者か  作者: 近道メトロ
第一章:ダンジョン
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機械の鎧

 殺った奴を確認する。

 そいつはさっきまでまでの人型に比べて大きく差があった、甲冑騎士より大きくて機械の鎧を纏っている、そして何よりも。


『メモリー、スパイラル』


 喋った、しかもその一言で奴が手に持った剣が回転して甲冑騎士が盾に使った大剣ごと穿った。

 更にその後ろからもう一人の機械鎧が現れ手に持った槍で一号を貫こうとした、しかし一号は白羽取りで槍を受け止めた。

 次の瞬間槍が煙を吹き先端がパイルバンカーの様に飛び出したが一号は顔だけ動かしてそれをかわして飛び退いた。


『くそ、仕留め損なった』

『お前はそいつを牽制しておけ、見つけたぞ』

『やっとか』


 英語でも日本語でも中国語でもない謎の言語を喋って片方は俺を見た、フルフェイス越しだが間違いなく目があった。

 そして機械鎧は深く踏み込むと一気にこっちまで跳んできた、リザードマン二体が阻もうと機械鎧の前に出るが一体目は剣で顔を消し飛ばされ二体目は体当たりで壁まで吹き飛ばされ潰れる音がして動かなくなった。


 恐怖のせいで体が思うように動かなくなるが精神強化でその感情をねじ伏せて、距離を離そうと全力で後ろへ跳ぶ。

 その結果機械鎧の突き出した手を躱せたが全力で跳んだ上にクロスボウを持ったままだったので手が塞がり頭から盛大に地面とぶつかり目の前がぐるぐると回りだす。


 機械鎧は俺を担ぎ上げでもう片方の機械鎧に何か叫ぶ。


『目標は回収した!撤退するぞ!』

『分かった!メイン!メタルレギオン!』


 もう片方の機械鎧が叫ぶとそこら中からさっきの化け物が沸いてきた、しかし銃を持ってない人型ばかりなので魔物達はどんどん倒していく。

 しかしそこら中から突然出てきて襲い掛かるので魔物達は下手に動くことが出来ず俺との距離がどんどん離れていく。


 通路を何回か曲がり魔物はずんぐりむっくり動いているスライムくらいしか見えない場所まで来た、その最中にぐるぐるも治ったので機械鎧の手から逃れるべくバタバタと暴れるが見向きもされない。

 暫くすると階段がある場所に着いた。


『転移陣は使えるか?』

『ちょっと待て……行けそうだ』


 初めて知ったが階段にも階層を転移する魔方陣があった様でそれを機械鎧が操作している、恐らく転移先は第一階層、地上だ。

 俺は全力で手と足を動かして暴れる、どう考えてもこいつらと地上に行くのは不味い事だ。


 あともう少しで転移陣が起動するというとき、操作をしている方の機械鎧の肩に何かが突き刺さる。

 それは鎖の着いた大鉈だった、そしてその鎖の向こう側には一号がいた。

次回:一号死す、デュエルスタンバイ



日記要素7/15

仕事が倍増で俺の体はボロボロだ

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