■第二章までの新しい登場人物・世界観もろもろのおさらい
※年齢は第二章開始時点
※第二章までのネタバレあり
■第二章で新しく登場した人々
【アリア・モロン】
ピンクゴールドの髪に瞳。基本的に三つ編みのおさげ。十五歳。
『かなメロ』のプレイヤーが操作するヒロイン。
元々平民の生まれであるが、女神メルディスの加護を持って生まれた”聖女候補”であるため、モロン男爵家に引き取られた。
前世の記憶を持った元日本人の転生者。
【スヴェン・モロン】
栗色の髪に焦げ茶の瞳。
常に胡散臭い笑みを貼り付けている(ピエリス談)。十五歳。
アリアの双子の兄。『かなメロ』移植版での追加隠しキャラ。
アリア同様、元々平民の生まれだが、モロン男爵家に先に引き取られたアリアが駄々をこねたことによって、モロン男爵家に引き取られることとなった。
作中ではモロン男爵家に引き取られることなく、魔力を持った平民として魔術院に入学する。
前世の記憶を持った元日本人の転生者で、前世においてもアリアの兄だった。
【教師 シア・ムンドゥア】
長い黒髪に赤い瞳。年齢不詳。
王立ネロガン魔術院の教員で”銀音”学級の担当。
『かなメロ』での攻略対象④。
【伯爵令嬢 ローラ・クラレイン】
ブラウンの緩くウェーブした天然パーマの美人。十五歳。
伯爵令嬢。アシュレイ家の派閥に属している。
『かなメロ』ではヒロインに嫌がらせを直接行う役回りとして登場。
【魔術院院長 ケヴァン】
ピエリスがグリフォンで魔術院の高台に降り立ったときに、誘導してくれていたおじいちゃん。白く長い顎髭を持つ。
魔法史の教科書に載るほど高名な人物。
【王女】
金髪碧眼。愛らしく、あどけない顔つきの少女。
ハリク・ラ・メルローの四つ年下の第一王女。十一歳。
手を焼くほどの我がままもなく、聞き分けの良い妹であるらしい(ハリク談)。レイラークは昔から苦手としている模様。
【ジェシー】
ローラの従姉妹。辺境伯令嬢。
領土に引き籠ってばかりで世間に疎い。「最新のゴシップ」をローラに得意げによく話すが、それは数か月から数年は遅れているらしい。
【マシュー】
ハーベストの町に住む女の子。
【ヘッセラン】
かつて存在した芸術家。代表作に『アラン・ユアードの思い出』という絵画がある。
【エルモンド・ル・エルメス】
かつて道具へ魔力を付加する技術を最初に行ったとされる人物。晩年には「魔法はゼロから一を生み出すことはできず、変質的法則に則るものである」という魔法理論を提唱した。
■王立ネロガン魔術院について
【魔術院の立地】
南東の王領内湾上に浮かぶ小島に位置する。
島全体はひとつの街のようになっており、魔術院が城のような建物であることから「城下街」とも呼ばれている。
空から島全体を見下ろした景観は、世界遺産モン・サン=ミッシェルを彷彿とさせる(ピエリス談)。
【魔術院の歴史と理念】
創立から一千年の歴史を誇る。創立者は元々平民の出身であったらしい。
魔術院の目的として「魔力を持って生まれた者が、魔力をコントロールできずに暴発事故を起こさないようにする」というのがあるため、平民であっても魔力を少しでも持っていれば、魔術院への進学を強制している。例年の入学者のうち、三分の一ほどは平民となっている。
理念としては、”平等”を掲げており、身分によっての差別は表向きには禁止している。
【魔術院の設備とルールについて】
生徒は身分を問わず、等しく魔術院指定の制服の着用を義務付けられている。正装の際には制服の上に黒ローブも羽織る。
島全体には外部からの攻撃を防ぐ結界魔法が張り巡らされており、学級塔とグラウンド以外には攻撃魔法に対する防衛魔法が施されている。
国内で最も安全とされる場所の内のひとつ。
【学級について】
”銀音”、”白雨”、”金漣”と三つに分けられており、魔力量によって入る学級が決められる。
魔力量が多い順から銀音、白雨、金漣となっている。
金漣は全学年を通して平民が多い。
【大広間】
入学の儀が行われた場所。音楽祭の際にはパーティー会場として使用。
【西塔】
通称”銀音塔”。銀音学級の生徒が授業などで使用。一階に談話室。地階は物品保管庫。三階には講義室。四階には自習室などがある。談話室以外での食事は禁止されており、飲み物以外は持ち込み禁止とされている。小さなチョコレートや飴くらいであれば見逃される。
【音楽堂】
完全にクラシックを中心とした音楽専用の大ホール。構造上、舞台などは上演できない。舞台の奥、壁面には巨大なパイプオルガンが設置されている。
【魔術院内その他施設】
本棟一階に食堂。三階にはカフェテリアが設けられている。
その他、図書室や中庭、グラウンドがある。
【城下街】
生ハムメロンフレーバーのジェラートが有名なお店がある。
【音楽祭】
毎年、舞風の月最終日に行われる。
生徒の近親者も魔力の有無に関わらず魔術院へ立ち入れるため、”平等”の理念が必然無効とされる。
■王都
【カフェ オ・ラスベラント・メーベル】
貴族御用達のカフェ。ショップファサードは白で統一されている。
王都にあるカフェの中で最も多い紅茶の茶葉を提供しており、令嬢たちの間で高い人気を博している。
窓際の席は、中から外の景色は見えるが、外から中の様子は見えないようになっている。
【セントラルパーク】
王都にある広場の名称。
【シェーマ王立劇場】
セントラルパークに建てられた国内で二番目に歴史ある劇場。
格式が高く、平民がとても入ることはできない。
【マヌロロ座】
五十余年前に閉した最も歴史ある劇場。
今は建物だけが観光スポットとして残っている。
■メルディア聖王国について
【メルディア聖王国における曜日の定め】
月曜日:光の日
火曜日:火の日
水曜日:白の日
木曜日:木の日
金曜日:風の日
土曜日:土の日
日曜日:音の日
※土の日と音の日は休日となっている。
【メルディア聖王国における日付の数え方】
「~の月、第~週、~日(例:舞風の月、第四週、七日)」
【メルディア聖王国における一年の仕組み】
一週間は七日。一か月は四週。一年は十二か月。日数に換算すると一年は「七日×四週×十二か月」で、三百三十六日となっている。
■アシュレイ領について
【屋敷に一番近い町 ハーベスト】
アシュレイ領の屋敷に最も近い、田園風景の長閑で小さな町。
ハーベンアプリコットという品種のアプリコットを栽培しており、収穫時期は春。
ピエリスが乗馬のときによくやって来るため、町民は親しみを覚えており、乗馬の目的がダイエットであることまで知られている。
■聖女について
【聖女】
女神メルディスの加護を受けた女性で、かつ大神殿に認められた者を指す。
大神殿が”聖女”と認めるのには、複雑な条件があるため、ここ百年以上”聖女”と認められた者はおらず、また、聖女たる条件については公には開示されていない。
聖王歴二〇六六年現在軸においては、アリアが聖女の資質を持つ、聖女候補とされている。
また、聖王歴八〇七年に、初代聖女エレノアが聖王ゾランとともに聖王国の暗黒時代を終わらせ、後に王妃となったことから、聖女はその身分に関わらず、王妃となるのに相応しいとされている。
■魔法生物
【グリフォン】
アシュレイ領の南東にある森に生息している。保護対象生物。
空輸や移動手段として飼育されているが、移動手段としてグリフォンを使用する者は少ない。
【ドラゴン】
ピエリス母の生家である北方のオルド辺境伯領や、ウェンディル領に生息している。数も減少傾向にあり、希少な存在となっている。
【ペガサス】
王家が国内で唯一ペガサスを所有、管理している。主に式典などで登場する模様。
■魔法・魔道具について
【オベリスク】
空間魔法を用いた瞬間移動装置。
日時計であったりブロンズ像であったり様々なものがある。
オベリスクとオベリスクを繋ぐには、空間登録票が必要となる。
【暖炉郵送】
手紙に魔法切手を貼って火のついた暖炉に放り込むと、送り先に届く郵便システム。即日郵送。
暖炉に火種がない季節においては、手紙に火をつけてから暖炉に放り込む必要がある。
暖炉郵送が整備されたばかりの頃は誤送も多かった模様。現在では魔術式の改良が重ねられ、誤送のないシステムが構築されている。
【伝達帳】
手紙よりももっとダイレクトな文字通信を目的としたもの。
二冊でワンセットとなっており、片方に記入した文字が、リアルタイムでもう片方にも反映される仕組みになっている。
■その他
【『かなメロ』ゲームシステムについて】
パラメーターは「魅力」「知力」「礼節」「魔術」「芸術」となっていて、攻略対象それぞれに該当している。レイラークは「魅力」パラメーターに該当。「芸術」は全キャラ共通で影響する。
【舞台『807』】
長く国民たちに知られている名舞台。
聖王国八〇七年、隣国パルディキアとの戦争そして暗黒時代を終わらせた英雄とも謳われる聖王ゾランと、貧民街に生まれた少女エレノアの身分差恋物語。
【舞台『リリスの赤い毒』】
王都で流行している舞台。
大衆小説が元となっている、ドキドキハラハラ展開の中に切ない恋愛模様が交錯するラブサスペンス。
【絵画『アラン・ユアードの思い出』】
ヘッセランによる、灰色の服を着た少女が、色彩豊かな花畑の中に立ち尽くしている姿を描いた絵画。現在はシェーマ王立劇場の休憩室に飾られている。




