6. ガントピア国立図書館
窓の外の腔線大通りはすっかり目を覚ましていた。
ARバスの低い轟音は、巨大な生物の呼吸のように規則正しく遠くから聞こえ、また遠くへ消えていく。
弾倉ガーデンの中の「腔線ヒイラギ」は朝の風にそよぎ、螺旋状の葉っぱが細かな光の斑点を反射して、リビングの床に落ちる――あの雷管の模様のタイルが、陽の光の中で本当に熱を発しているように見える。
私はもう歯を磨き(危うく自分を撃ち殺すところだった)、顔を洗い、ソファの薄いブランケットを畳み、昨夜使った食器を全て洗って元の場所に戻し、さらにカックリーの本棚の蔵書を調べていた――『銃と賞金稼ぎ』『腔線美学入門』『弾道月刊』合本(過去二十年)、『弾頭兎公式設定集』(ハードカバー・愛蔵版)――最後の一冊は一番隅に押し込められていて、表紙は擦れて毛羽立っていた。
「……今日の撞針市は晴れのち曇り、腔線視界良好、射撃活動に適しています……」テレビのアナウンサーは端正な中年女性で、毛人であり、濃い緑のスーツを着ており、胸の徽章はライフルと五芒星だった。
いつまで待てばいいんだ……
ちょっとイライラしてきたな……
私はテレビを消し、カックリーの寝室の戸口へ歩いていった。
もし他の女の子だったら、起こしに行く口実で部屋をこっそり覗いてみようと思うかもしれない。
しかしたった半日の接触で、私はもう完全に彼女に興味を失っていた。
あまりにも……あれすぎて、とても受け入れられない。
扉は完全には閉まっておらず、手のひらほどの隙間が空いていた。
隙間から、カックリーが濃い灰色の掛け布団の中にすっぽり埋まり、ただ一房の逆立った灰白色の髪だけを露出させているのを見た。掛け布団の柄は……弾鏈だった。黄銅色の弾鏈が一節ずつ枕元から足元まで伸びており、どれも極めて写実的に描かれ、朝の光の中で冷たい金属の光沢を放っていた。
「あの……」
返事はない。
「カックリーさん?」
その逆立った髪の房が動き、寝返りを打って、顔を枕に埋めた。枕には弾頭兎の顔が印刷されていた――そのずんぐりとした丸いカートゥーンうさぎが耳を立てて私に向かって笑っており、迷彩の小さなベストには「Good Morning, Shooter!」と書かれていた。
Good Morningも何も、もうすぐGood Noondayだぞ!
「もう十時過ぎだぞ」
「……んー……」
「事件は緊急なんじゃなかったのか?」
「……ご……ごふん……」
「五分前もそう言ってた」
「……じゃあ、あとごふん……」
「じゃあ先に腔線螺旋塔へ行く。そこで落ち合おう」
三秒の沈黙。
そして、その髪の房がゆっくりと布団から持ち上がり、寝ぼけた顔が現れた:左頬には枕の弾頭兎の跡がくっきりとついていて、目は二本のすきまのように細くなり、茶色の虹彩はほとんど見えない。
私を五秒ほど見つめた――まるで古いパソコンがゆっくりと起動するように。
「やっとわかったよ。ルシフィット大人がなぜ君を選んだのか」
「私が探偵として優秀だから?」
「違う」カックリーはあくびをし、顎を枕にぶつけた。「君がバカだからだ」
「……どういう意味だ?」
「どういう意味って――」彼女は手を伸ばし、枕元の棚に向かって適当に掴み、銃――いや、銃の形をしたスマホ――を手に取り、時間を確認した。「今日は腔線螺旋塔には行かないんだ。図書館の地下にある文書館へ行くんだ」
「だから私を待たなきゃダメなの」カックリーは掛け布団をあごのところまで引き上げ、目だけを出した。「それにまだ朝ごはんも食べてないし」
「さっき五分って言ったじゃないか」
「今は朝ごはんに変更」
「………」
十五分後、私たちはようやく家を出て、腔線螺旋塔へ向かって歩き出した。
そろそろ昼時の時間だろう。通りは人で賑わい始め、道も歩きづらくなってきた。
カックリーは自分の手の中のコーヒーを嗅ぎながら(?)、事件の話を始めた。「で……一晩経ったけど、何か手がかりはつかめたの?」
「ああ、凶器の指紋の問題はだいたいわかった。でもまだあまり……具体的な資料を見せてもらわないと確信は持てない」
「うん、じゃあ直接文書庫に行こう」
カックリーはもう一度コーヒーを嗅いだ。
「……」
「?」
「さっきからすごく気になってたんだけど――いったい何してるんだ? 飲まないの?」
「ああ、私は嗅ぐだけで、飲まないんだ」
「……なんで?」
「だって――ほら、コーヒーって苦いだろ? 苦いってわかってるのに、なんで飲まなきゃいけないの?」
「もちろん眠気覚ましのためだよ。まあいいや、事件の話を続けよう。死者のこの役職って、いったい何をする人だったの?」
「主に建築承認を担当していた。でも建築承認って口径の基準と直結しているんだ――建物の口径レベルによって誰が住めるかが決まるからね。例えば5.56ミリ級の住宅にはドワーフは住めない。体格が大きすぎるから。12.7ミリ級の住宅はエルフには寒すぎる。金属壁が多くて保温性が悪いから。こうした紛争は最終的に腔線省で裁決されることになっていて、その裁決権は次官にあった」
「つまり、彼の権限はとても大きかったんだな」
「大きすぎて、一人の人を詰まらせることだってできる。ええと、例えば薬莢・抛窓の第七弾倉区改造案件。彼はそれを三年間も詰まらせていた。三年の間、薬莢は何度も承認申請に走り回り、十一回も設計を変更した。最後まで全部、土銃という一人の人間の手元で詰まっていた。業界ではこう言われている――ガントピアで誰を怒らせても、腔線省次官だけは怒らせるな。なぜなら――奴はお前の建築許可証に生涯引き金を引き続けることができるから」
「……じゃあ、四人の容疑者について、君はどんな印象を持ってる?」
「なかなか団結しているね」
「団結?」
「そう、団結。思わない? 四人、それぞれ立場が違う――秘書、政敵、警備主任、妻――本来なら対立する関係であるはずなのに、自首という点においては、驚くほど一致している。これ、普通じゃない」
まあまあだな、彼女も完全なバカってわけじゃない。
左折し、そして右折する。そこに見えたのは、いわゆるガントピア国立図書館だった。
それは銃身の形をしていなかった。
眼前の建物は控えめな六階建ての直方体で、外壁は濃い灰色の艶消し石材。腔線も弾倉も照準器の装飾も何もない。
「この建物、どうして……普通なんだ?」
私はカックリーが要らなかったコーヒーを飲み干し、道端のゴミ箱に捨てた――ゴミ箱の外観は薬莢で、側面には「空倉は元の場所へ」と印刷されていた。
「これ、ガントピアで一番古い建物の一つだから。『銃器熱狂運動』より前に建てられたんだ。あの頃の建物はまだ……そんなに派手じゃなかった」
「銃器熱狂運動?」
「六十年前の話。簡単に言うと、『ガントピアは銃っぽさが足りない』と思った連中が起こした、全民建築改造の運動。今君が見ているあの銃身ビルや弾倉住宅のほとんどは、あの運動の産物だよ。腔線螺旋塔は当時の代表作――でも反対者もいた。『建築は建築、銃は銃、なぜ混同する必要があるのか』ってね。あの連中は後に『不発派』と呼ばれるようになり、今はほとんど絶滅した」
「本当に狂ってるな……」
「狂ってる?」カックリーは文書館のガラスドアを押し開けた。ドアの軸が優しい油圧音を立てる。「この運動がなければ私は町に出てこなかったんだぞ。君以外には誰もおかしいとは思わない。まるで――」
「まるで君たちのところの家にはドアと窓があるべきだってことと同じ。もし誰かが『なんでドアは長方形なんだ?』と尋ねたら、その人は頭がおかしいと思うだろう」
「違うよ。俺たちのところでは、そういう人は芸術家って呼ばれるんだ」
ロビーは外から見るよりずっと広々としていた。床は濃い色の水磨石で、真鍮製の腔線模様が埋め込まれている――この模様はもはや至るところにあり、もうだんだん慣れてきた。
そしてそのまま地下五階まで降りる。
地下五階の光は銃身の中から放たれるあの光だった――かろうじて用を足せる妥協の光だ。銃身型のLEDランプが天井に沿って螺旋状に並び、三秒ごとに微かに明滅する――まるで老人が息をしているかのように。書架は床から天井まで伸び、鉄灰色のアーカイブボックスがぎっしりと詰まっている。背に金箔で押された番号は酸化して暗い銅色に変わっていた。空気には古紙、黴、そして言葉にできない金属臭が満ちている――誰かが薬莢を粉々に砕き、本の隙間一冊一冊に振りまいたかのようだった。
フロントは古びた弾倉型の長机で、黄銅の金具は緑青に変わっていた。
彼女はそこに座っていた。
机に伏せて、片手で顎を支え、もう一方の手でそっと書頁の端を押さえている。黒炭色の長い髪は肩から滑り落ち、一筋一筋が机の縁で垂れ、毛先は床に届きそうだった――あまりに長い間陽の光を浴びていなかった――いや、彼女自身がまるごと、あまりに長い間陽の光を浴びていなかった。
肌は薬莢の内壁に残った火薬の残留物を拭き取った後の金属の地肌のように白く、白すぎるほどに、ほとんど透明で、しかしそれでいてこれほどに純粋だった――
かけている眼鏡は黄銅のフレームで、とても細い。左のテンプルの前部には五発の弾丸のレリーフがはっきりと見て取れる――それが彼女の顔の全体で唯一「殺傷力」のある細部だった。
レンズの奥の瞳は曇り空の銃鋼のようで、今まさに伏し目がちに、瞳孔が書頁の上の文字に合わせてゆっくりと動いている。濃い灰色の立襟コート、双排銅釦。襟は一番上のボタンまで締められ、白いインナーのレースの縁飾りが襟元から一筋覗く――薬莢の口の絞まったあの部分のように。袖口は一折り返しされ、細い手首が露出している、骨ばった関節がはっきりと見える。
私たち二人はもうすぐ目の前まで来ているというのに、少女は依然として顔を上げようともせず、読み続けている。




