† 独房生活 : 六日目・七日目 †
六日目
チビりチビりと液体を口にし出す。相変わらず不味い・・・・・・。
いいんです! 私『餓死』希望じゃないから! 『首吊り』希望ですから!!! 体力はあって邪魔になるものじゃないし!
右隣の独り言の女性はどうやら女子高生だったみたいだけど今日、独房を出るらしい。
いいな~~~~~・・・・・・。
昼過ぎにヒョロ助タイム♪
「私いつここから出られるんですか?」
「いつって・・・・・・う~~~ん・・・・・・まだ、だね・・・・・・」
「まだ・・・・・・。何でですか?」
「何でって・・・・・・仮名さんあなた・・・・・・またやるでしょ?」
「・・・・・・やるもなにも・・・・・・私まだ何もやってません」
「やってないって・・・・・・」
「やってません。練習・・・・・・ちょ~~~っと練習してみただけです☆」
「ちょっとって・・・・・・。練習って・・・・・・。跡、付いてるじゃないですか」
「これは、初めてだったから・・・・・・加減が分からなかっただけです★」
「加減・・・・・・。危なかったみたいじゃないですか。・・・・・・もう少しで・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
もう少しで、なんだ? ・・・・・・そりゃ逝けたらラッキー♪ とは思ったよ!
「ああ・・・・・・逝けたら儲け・・・・・・とか?」
ニヤリ・・・・・・。おいっっ! 今絶対! 『ニヤリ』としたよ!!! この子なに?! なんなの?!
あれ? 私・・・・・・表情に出てた?
七日目
スゲーな・・・・・・。一週間も寿命が延びているよ。
・・・・・・・・・・無駄だよ!!!ロスタイム長くない?! ちょっと! 私の寿命延ばしてもしょうがないでしょう!!!
神!!! 仏!!! ふざけんな!
・・・・・・いや、私の魂欲しくないのは分かるんだけど! ねえ? 頼むよ! 来世とか天国とか地獄とか望んでないから! 消滅でお願いしますから! 全然『無』でいいんですよ!
だからお願い死神さま★ 早くあなたに会・い・た・い・の♪
外来だったようで、夕方頃
ヒョロ助タイム♪
私の仕事の話になったのはこの辺りだったと思う。
「お仕事とかは、なにしてました?」
「お水とか風俗です☆」
「えっ?! あっ!・・・・・・ああ、そう・・・・・なんですか・・・・・・」
面倒くさい上にどーーーでもいいので、隠すことなく言っちゃいます★ 今となっては『元風俗嬢』ですが何か?
歳も歳なので若妻・人妻の『熟女店』で働いていました★
ちょっと困ったような小動物。ヒョロ助てんて~。
そのあと『生き甲斐』のお話やら『違う他のお仕事やってみたら?』とか説得? ・・・・・・う~ん・・・違うな、提案? みたいな話をしていたけど、すみません! 興味ないで~す♪
「あの~私、普通に就職もしていましたから・・・・・・35年間そこそこ楽しんで来ましたので・・・・・・」
「ああ、そう・・・・・・なんですか。・・・・・・・・」
「はい。・・・・・・・・・」
「う~~~ん・・・・・・・・・・・・あ、そうだ。あなた・・・・・・本当に・・・・・・『仮名』さん?」
「はい。そうです」
ビビビビビビビビビビ! ビックリしたーーーーー!!! 突然の質問。私は上手く返事出来た・・・・・・よね?
平! 常! 心!!! 自分に言い聞かせる。
「・・・・・・ふ~~~ん・・・・・・そっか・・・・・・」
分っかりやすいなぁ、ヒョロ助くん。明らかに疑ってんじゃねぇか!
あーもう!!! ヤダヤダ!!!
「土日は当直じゃなかったらわたしはお休みなので、次は・・・・・・月曜かな・・・・・・」
そう言ってヒョロ助は出ていった。
私が『仮名』ではないと・・・・・・偽名だとどこから情報が・・・・・・警察だろうな。
ああ! もうっ! 本当になんなんだ!
頼むよ~・・・・・・。『身元不明の無縁仏』になりたいんだよ~~~!!!
あぁ・・・・・・そうだった・・・・・・。指紋・・・・・・両手十本全部採られたんだった・・・・・・。
身元不明に・・・・・・なりたい・・・・・・のに・・・・・・。
ガッデム!!! 警察!!!
ガッデーーーーーーーーーーム!!!




