神獣誕生
「やぁ ミューノアの子供達 よく来てくれたね 我は朱雀 宇宙に存在する全ての朱雀の母だよ」
「青龍よー。気軽にお姉さんと呼んで欲しいわー」
「俺 白虎 よろしく アサミのファンなんだ」
「・・・・」
「玄武?すまない どうやら寝ているようだね。誕生はさせるから気にしないでほしい。いつもよく寝るんだ。」
休暇も終わり 今日はアサミとクリス アルティシア ダリア マイとユイが天界に来ていた。
4神獣の子供をミューノアの神獣にする為に預ける事になったのだ。
ダリアは朱雀 クリスは白虎 アルティシアは青龍 マイとユイはサワキ家として玄武を育てることになる。
【今回4神獣のお子様を私のミューノア世界に派遣していただく事になり 里親としてあなた達に決定しました。4神獣は上級神上位と同等の地位にいますので 中級世界で派遣していただくなど滅多にない名誉な事です。あなた達が大切に育ててくれれば私の世界でもとても頼りになる神獣になるでしょう】
「まぁそうねー。通常なら上級世界の強者や信頼できる神にしか送りださないけど アサミちゃんは天界でも大人気 ミューノア世界はこの間のBOHでその強さを示したからー これ以上ない里親になってくれるという事ねー」
「ミューノア 強い 俺強い人の子好き あと ミカエルのファン」
「ふふ 白虎ありがとう 握手でもする?」
「い いいのか? あとで写真もとってくれ」
「お安い御用だよ!純粋に応援してくれるの嬉しいしね」
アサミのファンである白虎は生アサミに出会えた事で興奮しているようだ。白虎の人化は外見年齢は20代半ばのマッチョな大男 3倍ほどの身長差でアサミも写真にちゃんと枠内におさまるのか心配である。ミューに写真を撮ってもらい 白虎はプリントアウトされた写真を大事そうにもらうと心の底から嬉しそうだ。
「とりあえず ここに来ているキミ達はもうすでに個人として上級神と言ってもいいほどの強さだ。それがミューノア世界には何十人といる。我としてはこれほどまで我が子の育成に安心して任せられる星はそうそうないね。」
「当然なのよ!努力して強さを手に入れたのだから!」
「誰でも知ってる神獣様にそこまで言ってもらえるとは少し照れくさいな」
「神獣のママになれるなんてとてもうれしいわ~」
「大切に育てる事を誓います!」
「新しい家族としていっぱい愛さないとだね!お姉!」
「そうなのよ わらわの家の子としていっぱい甘やかすのよ!」
「感謝する 俺の子安心して任せられる!俺 プリンセスも好き クリスの子になるのはいい事だ」
「白虎はアサミだけじゃなく わらわのファンなのね?わらわの家にはユリーネも住んでるのよ?わらわの子として大事に育てるのよ」
「ルシフェルはミューノア世界では一番の強国だから 神獣を守る事は簡単にできるだろう。もちろん精一杯の愛を持って育てる事をお約束しよう。」
「ありがとうダリア 我も神様放送でキミのかわいい物好きはよく見ている。我の子を任せたよ」
「承知しました。アタシの子として立派な神獣に育ててみせる!」
「じゃぁ 簡単な好き嫌いを説明していくわねー。まず私達の子は2歳ほどまでは幼獣の姿が大体ね。お湯をかぶると人化させる事が出来るの。お風呂は大好きだから毎日入れてほしいわねー。ぬるめのお湯がいいわね。」
「お湯をかぶると人化 もしかして水をかぶると獣化するとか?」
「ら●まじゃないのよ!!!!」
「なるほど パクりか!」
「パンダになったりするのかしら~?」
「ま まぁ それは自分の意思で変身できない幼獣時代の対処法だね。幼獣時代の人化は体調を崩しやすい。人化させるのはお風呂くらいかな。身体を洗ってくれれば獣化したら毛も綺麗になる。」
「何歳くらいから人化の切り替えが自分で出来るようになるの~?」
「俺らの子 賢い 2歳くらいから大体の家族の話てることも理解出来るようになる。その位で自分で変身はわかるはず」
「2歳くらいになれば会話もする事は出来るようになるわねー まぁそれも家族がちゃんと教育しないと覚えないわねー」
「記憶を我から受け継いでいるという事ではないんだ。勉強した分だけ覚えるという事だね。アイリーンやリサーナのように前世の記憶を持っているからすぐに話せたという事ではないよ。」
「神童とか言われちゃうかもしれないね!」
「アサミ 何言っているの 神獣の子だから神童なのは当たり前なのよ?」
「頭のいい子だって意味だよ!シャレじゃないから!」
「食べてもいい物なんかはどうなんですかー?」
「私の子はヨーグルトやプリンなんかが好きねー。栄養分はどの子も回復魔法で充分よ。ただお野菜は5歳くらいまでは嫌がるわねー。」
「俺の子 幼くても頑丈な歯がある!肉とか焼き魚問題なく食べれるぞ」
「我の子はマーガリンで焼いたパンを好むね。ドーナツやシュークリームなんかもいいだろう。クリームたっぷりだと大はしゃぎだろうね。」
「えび・・・・ ぐー・・・」
「海老って言って寝たよ!?」
「まぁ 玄武は寝てるようで話は出来る 必要な事を言うとすぐ寝てしまうと思ってくれればいいだろう。玄武の子は海産物が得に好きだ。刺身のままでも腹を壊すことはない サーモンやエビ ホタテなんかが喜ぶ。」
「なるほど 私達が普通に食べてる物を食べさせてもいいのかしら~?」
「他の世界だと食材が微妙なのだけどー 地球の食材だと大体は大丈夫ねー ただ刺激の強い中華料理とかは子供の時だと難しいわねー」
「辛いのとかは難しいってことか」
「大体は嚙み砕くことは出来る 心配しなくてもいい」
「まぁ リサーナとかステーキ問題なく食べてたから今更か」
「神獣の子だからね 病気もしないし虫歯にもならない。ただ飲み物は幼獣時代は牛乳に味を付けた物にしてほしいね。いちご牛乳とかかな。」
「フルーツ牛乳がいいわね。」
「俺の子 スポロンでいい」
「やくると・・・ ぐー・・・」
「乳製品なんかが好みに合いそうね ユイ色々調べてみましょう」
「健康に良さそうな奴だね!わかった!」
「タマも神獣だ 我ら4神獣と大体の事は当てはまるだろう」
「そういえばそうなのよ タマも地球からの神獣だったのよ」
「まぁ タマは何食べても具合が悪くなったことはないね。辛いのダメとかは成長したら大丈夫になるんじゃないかな?」
「大きくなったら好き嫌いもはっきり教えてくれるでしょうねー 色々な食べ物で好みを考えてくれればいいわ」
「ふふ 早く話をしてみたいものだな」
「3歳くらいからは人化の影響で不調になる事もなくなる。それくらいから日常的に人化で生活させても問題ないだろう。戦闘訓練や魔法などの神獣としての教育は6歳ほどから 獣形態 人化形態と使い分けての攻撃方法 まぁ剣技とか格闘なども教えていけば何でも出来るようになるよ。」
「世界最強の剣士に育てるのもいいかもしれないな!」
【それくらいから私の神獣としての力の使い方の教室を始めます。そのくらいだとレベルを上げても暴走などはしなくなるでしょう。戦闘訓練などはあなた達が教えなさい。】
「赤子の時に急激にレベルを上げると自分の力の操作をはっきりとわからないとあっちこっちに火をつける場合がある。気を付けてほしい」
「自分の力に振り回されるという事ね~」
「しばらくはレベルを上げる事がないようにすればいいかもね」
「ママだけでは日中大変かもしれないわ!」
「そうだね!うちらも託児所で手伝う事がありそうだよ!」
「とりあえず 仕事をしている間はルシフェル城で預かるから 環境をしっかりしないとね」
「何か用意しないといけない設備はあるの?」
「俺の子 高いとこと走るの好き!」
「我の子は止まり木があればいいね」
「くっしょん・・・ っぐー」
「私の子はプールがあれば喜ぶわー」
「城の中庭に託児所を作ってプールとドッグランみたいな場所作って喫茶店なんかもあれば見守れる空間になりそうだね」
「そうね~ いつでも会いにいけるなんて安心するわ~」
「キャットタワーとかも作ってほしいのよ?」
「色々な遊び道具とかも必要だね!」
「なんて素敵な場所なんだ!アタシはずっとそこにいるぞ!」
「はいはい 仕事もしようね」
【ふふ 私もそこでお菓子を作ってもいいですね】
「希望者はいっぱいいそうなのよ!」
「アサミ姉 面接はちゃんとしてね!」
「そうだね 可愛がる真面目な人を暇な幹部もいっぱいいるだろうし選ぼう」
「さて そろそろ誕生させようか。キミ達の家の子として育ててもらう 完全にキミ達の養子という事だね。戸籍上としてもだ 名前を付けてほしい。すべて女の子だからかわいいのを頼むよ」
「考えて来たぞ!朱雀様は火のイメージだからな 赤い宝石でルビリアだ!!」
「ふふ ありがとうダリア 我が子を大事にしてほしい」
ダリアの手の上には20cmほどのサイズの丸々とした赤いひよこが出現した。ぴよぴよとかわいらしい鳴き声でダリアに甘えている。
「こ この子はなんという可愛らしさなんだ!!アタシの子・・・!ルビリア!!」
「ふふ ダリア キミが母としてこの子を大切にね」
「はい!ふふ アタシの子 ルビリア・ソロモン 元気に育ってくれよ」
「次は私の子ねー アルティシア 素敵な名前にしてほしいわね」
「そうね~ 家族会議でしっかり決めて来たわ~ 青龍は風っぽいから~ 風の精霊シルフからとってみたの~ シルフィーヌよ~」
「いい名前ねー アルティシア 私の子をよろしくね」
アルティシアの手には蛇のような姿をしているがもふもふとした毛のある触り心地のいい青毛の尻尾のようなかわいい龍がすやすやと寝ていた。
「あら~ 素敵ね~ 私がママよ~ シルフィーヌ よろしくね~」
「その子も龍種 ハクちゃんや新人のドラゴンにも子育ての相談をすればいいわねー」
「そういえばそうだった 何かあったらハクに聞けばいいかもね!」
「ふふ~ 幸せにしますからね~」
「クリス 俺の子はすこしワンパク 元気な子になるだろう。」
「わらわ達も可愛い名前を考えて来たのよ?名前はスノーティアなの!白虎は白い雪のような美しさなのだから!」
「クリス ありがとう スノーティア いい名前」
白虎の子スノーティアは クリスの足元で元気に走り回っている。白い毛並みの虎柄のまさにスノーという名前にふさわしい子だった。
「うわっ すごっ 美猫だね!!えりにゃんが興奮しそう!」
「か かわいいのよおおおおおおお!スノーティア わらわがママなのよ?仲良くするのよ?」
「うにゃん!」
とクリスに飛びつきペロペロと頬を舐める それだけでクリスはメロメロだ。
「最高なのよ!いい子に育つのよ?」
「にゃう!」
「ふふ 喜んでいる クリスならいい母になるだろう」
「任せるのよ!」
「ほっほ 最後はワシじゃな サワキマイ ユイ お主らには妹にな ぐー・・・」
「ちょ!お姉!どうしよう!寝ちゃった!」
「す 朱雀様 どうしたらいいんでしょう?!!」
「おっと 寝てしもうたわ お主らにとって愛される妹になればよいな・・・名前は?」
「カイです!海のように大きな心を持ってほしいから!」
「サワキ家だしね!2文字でイがついてるの!」
「ムイ マイ ユイ アイ カイか ふふ サワキ家って感じだね!」
「どうか かわいがっ・・・ ぐー」
「あらら すまないね 限界みたいだ」
二人の間にふわふわと浮かぶ30cmほどの触り心地のいい亀の尻尾から お湯が噴き出し玄武の身体を洗うと人化して裸の子供の姿になった。
「これが人化した私の妹なのね なんてカワイイ子なの」
「お姉 帰ったら誕生日だね!ああ なんてちっちゃい子なんだろう!かわいいね!」
「玄武は水属性だからね 定期的に尻尾からお湯や水を出すと思う そして自分にかかると今のように変身してしまうんだ。そこの教育もしないと部屋中水浸しになるかもしれないね ふふ」
「色々対策を考えなきゃダメね」
「外で裸になるかもしれないね!早いうちに水槽かなんかで覚えてもらわないとダメだね」
「ええ さっそく準備しましょう」
「「「「我ら4神獣はミューノア世界に我が子を託す どうかいい子に育っておくれ 人の子達よ家族としてそして世界の神獣として素晴らしい子になるように望む!!」」」」
【ええ 神獣の名に恥じぬよう 世界の守護者として立派に彼女達が母として守り抜くでしょう 大切に育てる事をお約束します】
「へへっ みんな同じ誕生日だし パーティーも同時進行で毎年楽しみだね!」
「そうだな 幼馴染という奴だろう。」
「学校にも一緒に通う事になるのよ」
「そうね~ この4人がいつまでも仲良しだとうれしいわ~」
「ははっ みて みんなくっついてかわいいわね!」
「ずっと見ていたくなっちゃうね」
「子供達 母はいつでも見ている ミューノアで健やかに暮らすがいい」
「子を通して俺らに話掛ける事もできるぞ 困った事があったら呼んでくれ」
「元気に暮らすんですよー」
「達者でな・・・ ぐー・・・」
新しいミューノアの子として4神獣を養子にした4家は今まで以上に仲良く誕生パーティーや子供達のイベントを一緒にしていくだろう。




