勝負!
「とりあえず 私達は本格的なゲームはそこまでルールに詳しくない まぁここの部屋で出来るような物って言ったらトランプくらいなんだけど?」
「いいぜ?ドンジャラとかもあるけどよ?ルールわかんねぇだろ?」
「アサミちゃん・・・ドンジャラだって!ドラちゃんかな!?」
「ドンジャラって子供向けのマージャンみたいなもんだよね?なんか萌えるね!!」
「ドンジャラは大人気のゲームなのにゃ!あーにゃるど侯爵は負けなしと言われてるのにゃ!」
「と言っても ドンジャラは時間がかかりすぎではないでしょうか?」
「そうだね わんにゃんランドのドンジャラもお土産に買って帰ろうか」
「なんだ?似たようなゲームでもあるのか?」
「まぁ 麻雀って言ってより高度なドンジャラみたいなもんだけど 時間ないからね なんでもいいや それよりさ あーにゃるど侯爵 何個か聞きたい事あるんだけどいい?」
「あ?今更怖気づいてしまったとかか?」
「あー お金が惜しくなったとかじゃないよ 私もこのカジノには遊びで来たからね 負けるのもいい思い出だと思う 負けたら5000万ゴールドガニャスは支払うよ」
「なんだ?何か文句があったか?」
「いや そうじゃないんだけど まず一つ目 語尾ににゃって言わないの?」
「それ私も気になっていましたね。だいたいの猫人はにゃって言っていました」
「それかよ・・・他所から来た奴は俺らの語尾をバカにしやがる奴もいるんだ だからにゃなんていうとボスみたいに見られねぇんだわ」
「たしかにそうなのにゃ・・・ 他国との会議でにゃとかいうとたまに笑われるのにゃ・・・」
「それもひどい話だね 人間だとOOです みたいなもんなんでしょ?」
「俺らはよ こういう客商売してると他の国のギャンブラーはハードボイルドの奴が多いからよ そこで俺みてぇな立場があるやつがにゃなんて言ったら舐められちまうんだぜ?」
「なるほど 緊張感のある勝負なんかでにゃとか言ってたら ちょっと気が抜けちゃうかもね でも私達は別にバカにしないよ?」
「マスターはあなたの口調は無理しているんじゃないかとおっしゃっています」
「今だけでも素で話していいと思う!」
「そ そうかにゃ?」
「ふふ その方がかわいらしいよ?次2つ目の質問 トランプとかルーレットとかスロットとか私達の世界のギャンブルにもあるんだけど わんにゃんでは昔からあったの?」
「お前らの世界にもあるのかにゃ?宇宙から来たとは聞いたけどよ」
「私達のいる国は地球の日本って所から転移させられた人達が現地人と協力して国を作ったんだ」
「日本 賢人の住んでいた国なのにゃ わんにゃんランドには違う世界の知識を持って生まれて来た賢人が色々なアイディアを使って賑やかにしてきたのにゃ カジノもそうにゃ にゃんごろう王の他にも何年かにちらほら産まれてくる子達なのにゃ」
「なるほど その賢人が日本の知識を広めてたって事か にゃんごろう王が日本人の転生者ってのは聞いていたけど他にもいるんだね」
「アイネス世界ではわんにゃんランドが他の国より結構発展しているのはアイネス神に愛されているからって伝承があるんにゃ 現にその賢人は他の国には産まれた事がないってまでなんだぜ?」
「アイネス神 もふもふとか好きって言ってたしね」
「どういう事にゃ?あんた話した事があるみたいな言い方じゃないか」
「今回私達がわんにゃんに来たのはウキョウから来てみないかって誘われたからその時にアイネス神に挨拶させてもらっただけだよ」
「マスター お忍びじゃなかったんですか?」
「ウキョウ様の関係者なのか・・・?」
「あー 別に今回は身分とか関係なくただの観光に来ているアイネスの隣の世界の人ってだけだよ ウキョウは日本人でアイネス神の眷属神になった。私達と同郷ってだけだね」
「ウキョウ様は賢人の世界から来たのか?!」
「そこは知られてなかったんだね わんにゃんランドは日本の技術とか文化があっちこっちにあるからちょくちょく内緒で遊びに来てるみたいだよ」
「それはうれしい事だにゃ。神が来る国とかありがたいぜ!」
「ふふ まぁ 知りたい事はわかった。ゲームにいこうか」
「へへっ!アサミちゃん 何のゲームをするの?」
「侯爵 彼女は現地人の案内人と言うだけですからね ゲーム参加者は私達3人という事でお願いします」
「みにゃさま 大丈夫なのですかにゃ?侯爵はゲームは本当に強いのですにゃよ!?」
「構わないよ なんかギャンブラーって感じするしね!」
「ふにゃにゃ!これでもカジノのオーナーだからにゃ ゲームはやりこんでいる!」
「私達もトランプは家族でよくやってるからね!負けるつもりはないよ!」
「マスター 今日は負けませんよ?」
「真剣勝負だね!」
「待つのにゃ お前らが3人で俺をハメるんじゃないかにゃ?」
「ああ そうか 私達誰かが侯爵に勝てばいいってルールは少しかわいそうだね」
「そうにゃ 一人ずつでいくのにゃ!」
「構わないよ じゃぁ私が全部受けて立つよ!」
「侯爵 何のゲームにするのですか?」
「まず これはお互いの合意のある勝負ってことでいいかにゃ?」
「そうだね 今のうちに追加したい事はあるかな?」
「お前らが負けたら5000万ゴールドガニャスとそうだな 何か新しいゲームを教えてくれ。」
「ふふ いいよ まぁ勝っても負けても新しいゲームは教えてあげるよ。」
「俺が負けたら 従業員20人だったか?それは構わないが別の世界に行きたいってやつからだけの選出 そして 充分な生活と住む場所の提供をしてやってくれにゃ」
「マスター この者 結構いい奴なんじゃないですか?」
「女癖は悪そうだけど いい雇用主って感じがするね!」
「て 照れるからやめるにゃ・・・」
「いいこと考えた 侯爵 あなたが負けたら 私の国に支店を作ってよ」
「どういう事にゃ?」
「うちの世界ではまぁ レース場くらいしかギャンブルないからね カジノとかは前から欲しいって思ってたんだよ。あなたが経営してるのはカジノだけ?」
「他にもぬいぐるみとか宝石とかも扱ってるにゃ」
「ぬいぐるみ製造とかもしてるんですか 結構手広いですね」
「かわいいね!」
「そうだなー 建物 カジノで使う遊具とかは全部お金出してあげる このお店を経営しながら私の国でも経営してよ そしたら20人とか連れ帰らなくてもいいし」
「いいのかにゃ?!アサミ様それ!にゃー以外もいくことになるにゃ」
「つっても どんな世界かもしらないしよ やってけるか不安だぜ?」
「これから何か月かでえりにゃべす王女がうちの国に留学するって話があるんだ。それでわんにゃんから結構な数の人員がうちの世界に住む事になるみたいだよ」
「なるほど そのついでに俺もお前らの世界に進出しろってことかにゃ?」
「このカジノと同じくらいの規模があれば満足だね もちろん報酬もちゃんと出すよ あなたは貴族だって言うからこの国から抜けるってのも難しいだろうけど うちの星ミューノアとわんにゃんを一瞬で移動出来る魔法陣を設置してあげよう」
「それだったら貴族の仕事も続けられそうだな。どれくらいの報酬をもらえるか次第だが 新しい文化を取り入れられるってのは悪くねぇにゃ」
「にゃああああああああああああああああああああああああ」
「ど どうした嬢ちゃん・・・!」
「それは私の役目なのにゃああああああああああああああ」
と 変装のウィッグなんかを全て外し えりにゃべすが正体を現したようだ
「ああ!?あんた えりにゃべす王女じゃねぇか!!なんでここに!」
「アサミ様の観光案内してたにゃ!!侯爵 にゃーが文化を伝える役目の大使みたいにゃもんなのにゃ!ずるいのにゃ!!!」
「別に私達の世界の文化なんかを伝えるのは誰がしてもいいよ!私達は猫人に住んでもらいたいだけだし!」
「そうですね あなた達は愛らしいですからね ミューノアでも人気になるでしょう」
「ああ わかったぜ えりにゃべす王女はそのミューノアって世界は見たのにゃ?」
「実際にはみてにゃいにゃ 記憶にどんな世界かを植え付けてもらったにゃ 素晴らしい料理とかいっぱいだったのにゃ!!面白い物いっぱいあったにゃ!」
「へぇ そりゃ楽しみだわ それで俺にその世界でカジノ経営しろってことにゃ?」
「まぁ どれだけ客から搾り取るかは任せるけど ある程度甘い設定してもらえればいいかな 負け分は私のポケットマネーで補填してあげよう 好きに商売して」
「あんたにゃ儲けはなさそうだが?」
「別にお金が欲しいわけじゃないからね 面白ければいいんだよ 実際5000万ゴールドガニャスくらいだったら1日でモンスター処理すれば稼げるくらいだからね 楽しい企画なら資金提供は惜しまないよ」
「資金は潤沢 あなたがわんにゃんで出来ないようなカジノも実現出来るだけの支援はするという事ですよ?」
「儲けはあなた達が好きにすればいいね!」
「まぁそうだね ただうちの国ではクリーンなカジノにしてほしい 負けこんでる客に追い打ちとかしないようにね」
「ふ 面白いにゃ わんにゃんと行き来するのも簡単ってことにゃら輸入も出来るってことにゃ?」
「だーからー ずるいにゃ!!!そこは王家とも相談してほしいのにゃ!!」
「わ わかったにゃ・・・ うるさい姫さんだにゃ・・・だが まずは俺に勝ってからにするんだにゃ!!」
「へへ 勝負と行こうじゃない」
「全部 あんたが勝負するんだったにゃ?」
「そうですね マスターなら大丈夫でしょう」
「アサミちゃんに恐れおののけばいいよ!」
「まぁ カジノではポーカーくらいしかなかったけど 他に何かあるの?」
「ふにゃにゃ まず 3回勝負でいこうじゃにゃいか 俺はつえーぞ?」
「望むとこだね 侯爵 私が勝ったら私達の世界を観光してもらう そしてカジノ運営の協力してもらうからね!」
「にゃはははは 勝てたらな!勝負は これも賢人が伝えたゲームにゃ ポーカー 神経衰弱 ハイアンドローにゃ!」
「お おう わかりやすいゲームでよかったよ ルールわかるし」
「にゃにゃ!いくのにゃ!!」
アサミには鑑定Sで全てのカードがわかる。別にイカサマしなくても勝てるのだ。
ポーカーでは相手の手札より若干強い手札を揃えスリーカード狙いで勝ち 神経衰弱では先手を取り全て言い当て ハイアンドローも一度も失敗する事なく当て続けるとゲームにもならないチート振りだった。
「にゃあああああああああああああああ!?」
「す すごいのにゃ・・・アサミ様 これは一体なんなのにゃ!!!」
「へへっ 私のLUKはカンストしてるからね!大抵のギャンブルは負けないんだよ!」
『マスター カードが全部わかるとかは言わない方がいいですね・・・』
『勝負にもならないからね!怒っちゃうかも!』
『運って事にしておこう!!』
「とりあえず 侯爵 私達明後日帰るからさ うちの世界に連れてってあげる 観光してやっていけるか決めてほしい まぁ カジノの運営資金は私達で出すからそこまでお金は使わないでいいよ 儲けは好きにして。」
「どんな世界か知る事からってことだにゃ わーった 両方の世界で商売出来るってのもおもしれえ 一度行かせてもらうにゃ」
まんまと従業員その他を誘致できるかもしれないアサミ達は心の中でニヤニヤするのだった。




