表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
530/909

退職願

ルシフェルに移住することに家族全員の意見が一致した暁家4人

アサミに指示されたのは ちゃんと報告して退職や退学をする事だった

ヴァンパイアハンター協会に所属する暁家が全員日本から離れるというのは怪しすぎるからだ

ヴァンパイアハンター協会にアサミとクリスはヴァンパイアだと正体が割れている

いきなり行方不明などになったら 消されたんじゃないか?などあらぬ疑いがくるのが厄介だった


すでにハンター協会をやめていた有紗お母さんは家の財産処分の方を担当し 孔明と清明は職場で

退職届を出しに 協会支部長室に来ていた

あいては東京支部長の 木更津大輝支部長だ。60代に届きそうな老人である。優しそうな笑顔の頼りになる支部長として人気のある上司だ


「暁君 2人揃ってどうしたのかね?」

「支部長 私達親子は引退しようと思います」

「なっ いきなりだね?!」

「父と話したのですがもう 退職をしようと思いました。もうヴァンパイア全滅しましたし 仕事がなさそうなので。」

「ヴァンパイアの討伐の事か 暁君 あれは本当の事なのだろうか」

「ええ マジもんですね」

「清明の言う通り 記憶に焼き付いていますね」

「やはりか・・・ それで 2人はこれからどうするのか聞いても?」

「引っ越す事にしました」

「ミューノアに移住です 妹がミューノアタレント事務所に仕事の相談をし ミューノアなら霊能力関係なしに好きに仕事が選べるというので紹介してもらいました」

「ふぁっ!?」

「何をバカなことをとお考えだとは思います ですが 決めました」

「あれを見せられたらなぁ・・・」



「あの場は本当に異世界だと言うのか?」

「ええ 退職することにあたり 誤魔化していなくなると ミューノア事務所に誘拐されたなどといらぬ疑いがかかるのが面倒だと言われまして 上司には正直に話すように言われました」

「確かに行方不明となったら怪しまれるだろうな ちなみに洗脳とか魅了の類はかかってないですよ 俺ら家族の意思です」

「本気かね・・・?」

「彼女らの星 ミューノアの国ルシフェルは それは素晴らしかった・・・」

「ファンタジーやオカルト好きなら絶対住みたい国だよな・・・」

「そんなに面白いのかね・・・?」

「この情報を話しても協会支部長は誰にも話せないのですが別に彼女らは秘匿はしていないと言う事なので 聞きますか?」

「ハンター全員に呪をかけて情報拡散出来なくしたのは 世界が混乱しそうなのを止める為ですな」

「ああ 私も彼女達の住む世界を知っておきたい」



「まず エルフ 獣人 ヒューマン ドワーフ 妖精 精霊 そして日本人移住者の平和に暮らしている戦争の起こりえない世界でしたね」

「国同士にワープ装置があって一瞬で国家間移動できてしまう どっかバカな事やって戦争蜂起をしようとしても一気に制圧されそうだよな」

「なんと・・・そんな事が・・・」

「彼女達上層部は正真正銘の神ですな 天照神により神として任命されております そして天照神から付与されたスキル 異世界買い物で地球に売っている物は何でも買える というスキルを使い、まるで日本を再現しようとしていましたね」

「いや もうあれほぼ日本だろ 北海道から沖縄までの有名な特産物を取寄せてお土産コーナーがすごいことになってたぞ」

「売っている物も本 家具 食品 電化製品 生活雑貨 ゲーム 物件などない物はないというラインナップでありましたな 日本からの移住者には料理人もいるのですがみんな自分から異世界に行きたいという願望を見出され楽しそうに仕事をしていました。」

「あれ全部日本じゃ有名店だった料理店だぜ?閉店したと思ったらミューノア行ってたんだよな」



「彼女らには地球征服の意思などはなさそうだったがそれは本当の事なのかね?」

「いや 本当にないですね まずそれをしたら天照神やゼウス神地球の神が黙ってはいないでしょうし 彼女らは地球での活動をミューノアから見る事が出来るテレビみたいなもので地球のライブ活動なんかを国民に見せて楽しんでいるだけでした」

「そうですな 楽しい事に全力でいくら経費が掛かっても構わないと地球の文化を取り入れて広めているようですな」

「なんか新たなる脅威と考えていたのがバカらしいではないか・・・」

「国家運営と合わせて地球でのタレント事務所 忙しすぎてパンクしそうな勢いだったな」

「ああ でも みんな笑顔で働いていた ミューノアタレント事務所はあの世界の英雄たちの集まりだそうです」

「英雄?」

「勇者であったり神であったりです ミューノアの魔王襲来を処理し、世界中で不戦条約を結び同盟国になり国家間での友好をしている。色んな星の世界的危機を神々から依頼され解決したりなどの功績から神に任命されたということですね」

「そんな者たちがなぜアイドルやバンドなどを・・・」

「趣味だそうです」

「ああ 趣味以外の何物でもないなあれは」



「支部長は給料が普通の店員のアルバイトで月30万円確定とか信じられます?」

「なっ アルバイトでその値段だと?!」

「国家運営に携わる仕事をしている職員は夏のボーナスで1兆円相当ほどは確定でもらえているようですな。」

「普通のバイトにも長期で務めてるマジメな奴は5000万円くらいはあげてるみたいだぜ?」

「一体どういう事なんだ・・・!」

「モンスターもいる世界なので 駆除すればするだけ その異世界買い物というスキルで死体を買い取ってもらえる いくらでもお金が無制限に換金出来てしまうので ボーナスで職員に払っても全然国庫から消えてくれない という話です 今の国家予算は京を軽く越え換金するのをストップし異空間にモンスターの在庫を貯めているほど余裕があるみたいです」

「俺たちも軽く修行させてもらったが 魔法とか覚えちゃったもんな まだ慣れてないから絶対無敵のバリアとかで安全に訓練させてもらったけど」

「なっ 魔法まで・・・!君達そんな技術まで覚える事ができるのか?!」

「ふ ファイヤーボール」

「なっ 手から火の弾が!」

「おっと オヤジ ウォーターボール」

「すまんな」

「清明君まで!」

「これは初歩の初歩 生活魔法です これ以上の魔法はこの場で披露するには少し危険なので」

「新しい魔法覚えるの面白いんすよ 回復魔法とか色々あるし」



「暁君 ズルくないかね?」

「え どういう事でしょうか?」

「私ももう引退だ・・・ 家内と二人でゆっくり余生を送ろうと思っていたのだが」

「支部長 まさか!」

「だが 私ももう年だ こんな老人を受け入れてはくれないだろうな」

「支部長 エリクサーという物をご存じでしょうか?」

「どのような病や重症な怪我でもあっという間に治すことが出来るという霊薬のことかね?あれはフィクションではないのか?」

「いえ ミューノア世界にあるんですよ」

「事実です 彼女達は職員は人を襲う事のない完全に自我があるヴァンパイアでした。不老不死という存在ですね。最低でも2万年は持つだろうとクリス殿はいっていました」

「ただ 寿命延長は ヴァンパイアにならなくても出来るってことですね」

「まさか それがエリクサーだと?」

「1本飲む事で2歳若返るそうです 実際それで70代から20代まで戻ってヴァンパイア化した王様もいるようです。平和な性格な賢王なようですのであと2万年は国家が安泰と言われていましたな」

「爺さんのままヴァンパイア化してもつらいだろうから エリクサーで若返ってからヴァンパイア化というわけですね 移住した日本人の家族も40代から20代までもどって女子高生の子供がいるという状態の家族と話をしましたよ」

「と とんでもない話だね その家族の感想はどうなんだい?」

「普通の主婦やサラリーマンの夫婦がレベルを上げて大魔法使いになっていましたよ 若返りヴァンパイア化して数か月 異常無し レベルが上がる事で身体の能力も上がりいいことづくめだそうです。生き続ける限り 地球からの娯楽も買えるのでもう日本にいる意味ないって言ってました。」

「た 確かに!そうか・・・」

「支部長も移住を考えるのですか?」

「そうだね だが受け入れてくれるだろうか」

「私はまだエリクサーもヴァンパイア化もしていないオリジナルの身体ですが 清明はすでにヴァンパイアロードとなっていますな」

「なっ 清明君 本当かね!?身体は大丈夫かい?!」

「得に問題ないですね 下級ヴァンパイアの場合は献血で提供された血を買わないと1週間ほどで少し苦しくなるみたいですが クリスちゃんの出来るヴァンパイア化は貴族階級の上級ヴァンパイアなようで デメリットがありませんね」

「地球のヴァンパイアは下級同士が子孫を作りハーフなども混ざり長い時間血を摂取しない状態であのようなゾンビともいえるヴァンパイアになっていったのでしょう」

「妹もヴァンパイア化を望んでいましたが 年齢が固定されてしまうので20代くらいになってからなりたいと言っていましたね」

「ふふ もう短くない人生かと思っていたが よかったら仲介してくれないかね 受け入れてくれればいいのだが」

「決意されたのですね」



「ただ 財産の問題だな いきなり行ったとしても住む場所などが問題そうだね?」

「それもご安心ください」

「移住者には豪邸を支給され ミューノアで必要な生活用品を買う資金を提供されました。とりあえず家族で1000万円ほどで準備して仕事に備えてくれということですね」

「なっ 気前がよすぎるのではないか?」

「金余ってるみたいですね 現在我が家は仮職員という立場ですが月給150万 冬のボーナスはまぁ1兆円ほどの契約をもらいました 仕事の出来高で爵位をもらいボーナスもやばくなる話です」

「正職員になると月3000万円ほどになるようだな。なんなんだこの給料はびっくりだぜ」

「しかし 仕事はあるのだろうか?」

「来年の春に学園ができるようで教職員は募集しているようですね 中学レベルの知識があれば教師になれる国家試験があるみたいですな」

「学園長先生がダークエルフですげぇかっこいい人だったな」

「なっ 一応私は東大を卒業しているが これはいけるんではないだろうか・・・」

「余裕で受かりそうですね よかったですね 教員レベルだと月5000万は確定みたいですよ 優秀な人材は大歓迎のようなんで」



「仮職員と差が激しすぎないかね?!」

「仮職員は国家職員のバイトみたいなものみたいです戦闘力は求められません。その分正職員にはレベルや魔法などの戦闘技術が求められる為修行を義務付けられるということです」

「わ 私も魔法を使いたいのだが!?」

「教員国家試験には魔法の実地もあるみたいですからな 支部長もある程度修行をさせられるでしょう」

「修行か・・・ それは大丈夫なのだろうか 私は事務方だよ?」

「初めは補助でバリアなどが付いているので安全ですね 1日であちらの世界の一流冒険者のレベルまで上がったのはびびりましたが」

「それは 俺ツエーが出来そうなのかね?」

「バリアが耐えれるレベル以下のモンスターなら無双ができます あらゆる攻撃を無効しますから」

「バリアが切れる相手以上からが本番ということか 面白い!それで魔法の練習をしろということだね?」

「今 修行の時間が楽しみなんですよ ふふ」

「暁君 私もミューノアに移住したい!代表の方と話をさせていただきたい」

「アサミちゃんなら大丈夫だと思います ミューノア事務所に行きましょう」

「そうだね アサミ殿なら受け入れてくれるでしょうが ちゃんと退職などの手続きをしないといけませんね 支部長の場合は勤続年数も長いので引退 という事で受け入れも早いでしょう」

「俺らは仕事がなさそうだから転職って感じだからな」

「では いこうか 新たな職場へ」

「早くないっすか!?」


ミューノア事務所


「え 支部長さんも移住したいの!?」

「そうなのだが 受け入れてはもらえないかね?」

「何の仕事を希望なのかしら?」

「私は東大を出て教職員免許も持っているのでね 新しくできるという学園に興味があるのだよ」

「マジで!東大生とかちょーやばいじゃん!」

「これは かなり期待できるわね 教育面も各段に上昇するでしょう やったわねアサミちゃん」

「ふふ それで 支部長さんだけなのかな?」

「子供ももう自立したのでね 余生を家内と過ごしたかったのだよ」

「ふーん 若返りいる?」

「出来ればありがたいね 今動くのも腰が痛い ははっ私も年ということだ」

「じゃぁ 奥さんの許可が下りたらまた事務所においでくださいな」

「これは教員待遇にしようか 即戦力だよ」

「支部長 よかったですな!」

「ふふ 暁君 あちらでもよろしく頼むよ ミューノアの皆さんもこれからお世話になる」

「あははー まぁ 今日は奥さんの時間があるなら暁家と一緒に観光でもしてきたら?」

「いいのかね?楽しみだが」

「構わないわ 案内係もつけるので存分に楽しみになって」

「支部長 おもしろいものがいっぱいありますぞ」

「ははっ さっそく家内に連絡しなくてはね」



無明の高校

「先生 これを」

「え 暁さん!?退学届けって えっ?」

「辞めます」

「えっ ちょっ えっ?」


「暁 やめるってよ」

「暁って・・・あー・・・」

「霊能力一家の子か・・・」

「ちょっと怖いよね・・・」




「ぐすっ・・・ いいもん 私はミューノアでがんばるんだ!今に見てろ!」


追加の移住者も決まったが 優秀な教師になりそうでアサミ達は大歓迎であった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ