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暁家

暁家は代々幽霊などが見える家系である。その能力をいかして日本の怪奇現象などの調査 退治で生計を立てていた。父孔明 母有紗 息子清明 娘無明の4人家族である。


「はぁ・・・ ミューノアのアサミ殿が世界中のヴァンパイアを処理してくれたのはいい事だが・・・仕事がなくなってしまうな」

「お父さん どうしましょう・・・?今日はむーちゃんがバイトの面接に行っているけれど 我が家はこれからどうなるんでしょうね」

「オヤジ そろそろ霊能力者はこの世界じゃムリゲーなんじゃないか?」

「清明もそう思うか?」

「ミューノアのヴァンパイア討伐で地球のヴァンパイアは全滅したって話だろ?俺らハンターも一斉にワープさせられたことだし あれも地球のヴァンパイアだってのはなんとなくわかるしな」

「それほどの出来事だったのですか?」

「彼女達は一瞬で大量のゾンビのようなヴァンパイアを灰にしてしまったんだ」

「あれはもぅ 神って言う存在なんだろうな」


「ただいまー!」

「むーちゃん 今日は面接だったんでしょう?どうだったの?」

「ん- 受かったけどー みんなに相談があってきたの」

「むーなんかあったのか?」

「まぁ 無明の言う事をきこうじゃないか 相談とはなんだね?」

「ミューノアに転移したのはハンター全員が体験した事はわかるよね?」

「実際ワープしちまったからな ヴァンパイアも見ちまったことだし」

「うむ 地球のヴァンパイアがいなくなったと言う事が我が家の家計を追い詰めてしまったということもあるが」

「今月どうしましょうね 協会からの調査の仕事とかもしばらくはないということなのでしょう?」

「怪奇現象もそうそうあるわけじゃないしな」



「そこで 私はアサミさんに相談したんだ 父さんの仕事がなくなったから雇ってくれないかってね!」

「おいおい むー それマジか?」

「無明 私にミューノア事務所で仕事しろというのか?」

「むーちゃん 母さんたちはヴァンパイアには屈しないわよ?」

「いやまてよ オフクロ あれはもう神の類だから 地球のヴァンパイアとはまるで別もんなんだ」

「せーちゃん 母さんが呼ばれたわけじゃないからわからないけど そんなに違うの?」

「ああ あれは神聖な浄化だったからな」

「神聖魔術をつかえるヴァンパイアなどなんの冗談なのだと私も思ったよ・・・」



「とりあえず ミューノアの話を詳しく聞いてきたのよ」とアサミ達からの話をそのまま伝える



「そんなゲームみたいな話になってるのかよ 魔王って!しかもマジもんの神かよ・・・」

「こことは違う世界で地球の物をいくらでも買えるだと?」

「すごい・・もうすでに移住してる人もいるってことなの?」

「そうみたい 好きな時に地球に行き来出来るスキルが開発されて今の状況みたいだね」

「それで モンスターも普通にいる世界ということか?」

「私達の一族は霊能力があるけど 普通の生活に紛れ込むって事はできないから ミューノアなら仕事もあるんじゃないかなって相談してみたんだよ」

「まぁ 俺らは変なもん見えちゃうからな 地球は生きづらいとは俺も思ってたけどさ」

「それで どのくらいのお給料なんでしょう?」

「さぁ?一度見学に連れていくとは言っていたけど そこまでの話はしていないわ」

「見学に行くかは私達次第というわけか」

「あら困りましたねぇ でも 異世界なんてもう行く機会はなさそうですし お父さんどうしましょう?」

「まぁ オヤジ 俺は見学に行くべきだと思う むー 命の保証とかはあるんだろ?」

「モンスターというのも国や町の外に行かないといないみたい 私達がもらったバリアみたいなのあるでしょう?」

「ああ 一切ダメージが来る前に遮断していたやつだな?」

「あのバリアで町に侵入できるモンスターなんていないみたいよ?」

「という事は モンスター討伐はどうなるんだ?」

「危険な事はないのでしょうか?」

「一般的に倒すのはダンジョンにいるみたいだね 外にいるモンスターは国から2キロ以内には入れないみたいだよ」

「ダンジョン まるでゲームや漫画ではないか」

「面白そうだな んで 俺らの仕事はモンスター討伐か?」

「せーちゃん 危ない事はあまりしてほしくないんだけど・・・」

「私達 地球人は弱すぎて 相手出来るのはゴブリンとかスケルトンとかみたいだよ!そんなザコ需要がないって言われたよ!」

「た・・・たしかに・・・」

「まさか 修行回ということか?!」

「母さんにも出来る仕事あるのかわからないわ・・・」

「わからないけど 日本からの移住の人もいっぱいいるみたいだよ!事務とかのお仕事ならいくらでもあるって言ってた!」

「通いって話ではないのか?」

「店員のアルバイトでも月給40万円近いみたいだよ!私は・・・・どっちでもいいと思う!今私 学校で浮いてるし・・・退学しても構わないと思ってた・・・」

「そ そんなに高いお給料なのですか?!」

「むー わかるぜ・・ 家が霊能力者の家系とか言いずれぇもんな 俺も高校で友達いなかったわ」

「す・・・すまない・・・暁家に生まれて来なければ・・・」

「父さん やめて!そんな話聞きたくない!私は暁家に誇りを持ってるんだから!」

「お父さん 私はわかって嫁いできたんですから!後悔はしていませんよ!」

「オヤジ 俺も見えちまうからな この家の宿命だ 受け入れてるから!」


「父さん聞いて この地球のレベルで15くらいなのはプロレスラーレベルみたいなの!なんと 父さんのレベルは23みたいよ!」

「な オヤジ そんなに強いのか!?」

「なんと・・・私は・・・結構レベル高いのだな・・」

「さすがお父さんですね!」

「父さんはゴースト退治をした事あるから ゲームでいうと僧侶とかなんだろうって言ってたわ!」

「なるほど 格闘はダメかもだけど術系ってことか 納得だ」

「暁家は神道系も家系ですからね そっち方面なのでしょう」

「オヤジ かっこいいじゃねぇか!」

「そして この間のヴァンパイアはいいとこレベル5くらいのしかいないって言っていたわ!地球のモンスターは下級しかいなそうって話だったわね!」

「な・・・なんだと・・・」

「ムリすれば俺でも倒せるレベルだってことか」

「兄さんのレベルはしらないけど 私は2って言われたわ!」

「あら・・むーちゃんちょっと残念ですね」

「むーは実戦がないからな・・・」

「ふふ 無明はしょうがないだろう 実戦がないからレベルも上がると言う事がなかったのだろう」

「そんな事言ってるのは今のうちだよ!私 ミューノアに移住してもいいと思ってる!」

「なっ むーちゃん 日本を捨てると言う事ですか?!」

「いや オフクロ そろそろ限界じゃないか?」

「せーちゃんまで!」

「ふむ・・・母さん 少し考えさせてくれないか・・・今の我が家はもう失業したようなものであろうよ ミューノアに行けるようになるとすれば 仕事が見つかればオカズも増える・・・」

「母さん バイトでもいいと思う!日本の生活より格段にレベルアップするわ!」

「別に日本の家捨てるってわけじゃないんだろ?」

「ええ 私も土日 ライブハウスでバイトがあるしね!」

「仕方ないですね 一度見学にいくのもいいかもしれませんね 私は日本の生活を捨てる気はありませんけどね 行くならお父さんだけ行けばいいじゃないですか・・・」

「あ 夏くらいに家族で移住したって人もいるって聞いたわ!その家族の話を聞いてみない?」

「ほぅ 日本からの通いでも俺は構わないけどな 今の協会の仕事調査くらいしかないしな・・・」

「バイト 来週からだし 明日にでも学校休んで事務所に行きたいと思う!いつでもいいって言っていたし!」



「ふむ わかった ただ移住の件は待ってくれ ミューノアの国を見てからだ」

「そうですね 私達には資産がこの家くらいしかないのですよ?いきなり移住というのも難しいでしょうね ふふ 私は移住には反対ですけれどね。」

「ふふ 異世界か 色んな種族とかいるのか?」

「ミカエルのアルティシアさんはハイエルフみたいだよ!」

「なんと・・・エルフがいるのか・・・」

「マジかよ・・・」

「まさか パンツァーバイツのパンジャさんも違う種族なのだろうか?」

「あら お母さんパンジャさんのファンよ?」

「パンジャさんはライオンの獣人が変身魔法で獣人要素を消しているみたいね!」

「あー そんな感じするわ 獣人か ぱねぇな」

「一度 行って見るしかないな・・・」

「ええ・・・ごくり・・・」



翌日


「うわっ すごっ むー ここほんと異世界なのか?かわいい子いっぱいいるぞ!」

「なんだこの街並みは・・・東京みたいじゃないか・・・!」

「わわっ お父さんかわいいペットがいっぱいいますよ!」

「か かわいい!父さんどうしよう・・・!?」

「オヤジ やべーぞ 普通にメシとか日本食じゃねぇか」

「お父さん!ここがミューノアなのですか?一度来たのでしょう?」

「いや 私達ハンターがワープさせられたところは平原みたいな場所だったからね・・・国の中は初めて見たんだ」

「売ってる物も普通に本もゲームも日本のもんだし これもうほぼ日本だぞ」

「喜んでもらえてるようでなによりだね」

「ここまでだとわらわ達も若干ひくのよ・・・」

「アサミ殿 クリス殿 ここは本当に地球ではないのか?」

「まぁ 違う星だね この世界は」

「し 信じられないというのはムリな話だな・・」

「まぁ 大体のお店のアルバイトは月給金貨3枚程度かな 1枚10万円と考えてくれていいね 売ってる物も日本の定価で売り出してるよ」

「そ そんなに!?正社員だとどのくらいなのでしょうか?」

「ん- 正社員だと 150万くらい?運営職員になるとボーナスで兆は普通に超えるね?いくらでもモンスター倒せばお金なんて作れるから 使いきれないんだ ボーナスって形で消化してるよ」

「な・・・なんだと・・・」

「お父さん 私はお父さんが何といってもミューノアに移住しますよ!」

「なっ 母さん 昨日と言ってる事が違うんじゃないか?!」

「オフクロ 通いとかじゃなくても移住でいいと思うぜ?俺もミューノアだったら霊能力とか隠さないで好きな仕事出来そうだし」

「そうね!父さんも日本で仕事来るの待ってるの正直嫌なんでしょ?」

「そ そうだな・・・アサミ殿 クリス殿 私達でも出来るような仕事はあるだろうか?」

「俺は出来ればタレント事務所とかの仕事がいいんだけど あるかな」

「お母さんは 事務系の仕事なら出来ると思います」

「私も音楽関係の仕事がしたい!あ でもライブハウスの仕事があるし どうしよう・・・!」

「まぁ とりあえず 本気で移住する気があるのなら支度金で家族に1000万あげるから ミューノアの生活の準備してくれる?まぁ 家とかもそのまま持って来ていいし 好きにしてほしい」

「なんという好待遇なんだ・・・」

「仕事の出来次第で爵位もあるからね でもいいの?暁家ってヴァンパイアぶっ殺す家系なんでしょ?うちの上層部だいたいヴァンパイアなんだけど」

「こう見ていると普通の人間に見えるし 問題はないよ」

「そうだね 地球のヴァンパイアとは全く違う」

「そうですね 地球のヴァンパイアは一度遭遇しましたが ゾンビみたいなモンスターでしたよ」

「え 母さん ヴァンパイア見たことあるの!?」

「ええ ハンターだったころにヨーロッパで見ましたよ?」

「ふふ 私と母さんの出会いもハンター試験での会話からであったね」

「無明は ミューノアで仕事するなら ライブハウスはバイト取り消しでもいいけど?」

「いえ それはそれでやるわ!」

「普通にミューノアの職員で給料計算すればいいのよ」

「それでお願いしたい!ライブの仕事に関われるなら!」


「ただ・・・覚悟はいるのよ?」

「そうだね ルシフェルの職員として移住するなら レベルも必要だし魔法とか戦闘の修行をしてもらう事になるけど?」

「ま まほう・・・!お父さん!魔法ですって!」

「な なんだって・・・!使う事が出来ると言うのか・・・」

「最高じゃないか・・・!」

「父さん!私!父さんには負けないんだから!!」

「ふ 清明 無明 そして母さん 私達は今からライバルだ!誰が一番強くなれるかな ふふふ」

「セイメイにムミョウにコーメイか かっこいいな」

「なんか日本の陰陽師とかにもいたのよ・・」

「お母さんだけ 有紗って普通なんですよね 少し寂しいです」

「いい名前をありがとう!」


「つか 無明は学校とかどうすんの?他の家族はハンター関係の仕事みたいだけど」

「辞めるわ!ミューノアの生活を早くしたいもの」

「俺らの一家は 全員見えるんだ 日本での生活って結構きついんだ・・・」

「霊能力があるとびくっとするんですよね・・・」

「元々 ハンターなんて不安定な仕事はなかなか難しいと思っていたのだよ・・・」

「日本だと霊能力者は生きずらそうだね・・・わかった まぁ歓迎するよ」

「ありがとう!父さん 相談してよかったでしょ!」

「ああ そうだな 新たに頑張ろうか!」

「8月くらいに移住してきたサワキさんに話聞いてどんな感じか聞けばいいよ」

「ああ ありがとう!」


そして 霊能力一家暁家も移住に向けて準備をはじめるようだ

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