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バイト面接

タレント事務所ミューノアでは アニメ企画 ライブハウス 配信 イベントなど様々な芸能活動があるためスタッフが必要になっていた

そこで ミューノア人だけでは足りないと地球でのバイト面接も受け入れようと告知を出していた


イベントスタッフ 時給2500円 

ライブハウスなどでのドリンク販売 清掃 整列など

休憩あり 土日 15:00~21:00

17歳~ 高校生可

ライブハウス ONE TWO THREE 各5名

面接場所 タレント事務所ミューノア



東京都の最低時給が1090円ほど。これはJKにはとても高いいいバイトだった。応募は殺到し しかも芸能人に会えるというのがとんでもない応募倍率になっていた

そこで 面接にやってきたのは 暁無明である

アサミやアカネは無明がヴァンパイアハンターだと言うのはもう知っているので無明だけ別の応接室で面接することにした


「無明じゃん またなんか企んでるの?」

「また暴れられても困るから別室にしたけど えーっとバイトしたいの?」

「そ そこまで警戒しないでほしい!私がした事は確かに迷惑な事だったが 今はもう普通のファンとしてONEにも通っているんだよ!」

「まぁ 私達の事情を知ってるあなたがバイトなら楽ではあるけどさ」

「一応あなた達 ヴァンパイア滅ぼすべし みたいな組織なんでしょ?」

「私や父さん 他のヴァンパイアハンターはあなた達と地球のヴァンパイアの差を見てしまったからね あなた達はヴァンパイアハンターの業界では 守護神のような扱いなんだよ」

「めんどくさいわね アサミちゃん だから記憶消したらって言ったのに」

「たしかに 神に祭り上げられたら溜まったもんじゃないよ・・・!」

「私達は地球とはもう切り離された日本人と言えばいいかしら」

「そうなの?あなた達は現人神だと言う 死んだら日本の神になるのではないの?」



「まぁこないだはあんまり時間がなかったからね しょうがない無明をバイトにしないとまたなんかありそうだし 説明しとくか」

「まぁ拡散は出来ないだろうけど 私達の素性は知っておいてもらいましょう」

「ああ よろしくお願いするよ!」

「そもそもなんでバイト希望なの?」

「時給がいい!それにライブが聞ける!」

「そんなに気に行ってくれたならちょっとうれしいな・・・」

「時給そんなに高いのかしらね?これくらい普通だと思っていたのだけど」

「なっ!コンビニのバイトなんかはいいとこ夜勤で1500円ほどなんだよ?!私高校生だから夜勤バイト出来ないし!土日の午後のバイトとか稼ぎ時でしょう?」

「あー 確かに私も牛丼屋のバイトで1300円とかだったなぁ 2500円とか飛びついてたかも いかがわしいバイトじゃないし」

「そういえばそうね 日本の月給手取り30行けばマシだって言うの忘れてたわ」

「無明のお父さんは何て言ってるのさ 敵のバイト先に娘送り込むようなもんでしょ?」

「父さんにもちゃんと言ってある あれから父さんもヨウチューブを見だしてね 最近はパンツァーバイツのファンになったんだ」

「パンツァーバイツっていうと パンジャさんとこか」

「男だけで作ったバンドだったわね」

「2週間くらい前に動画投稿されたでしょう?早くThreeで出ないかってワクワクしてるんだよ」

「ああ 出るとしたらThreeか あそこはまだ正式デビューしてないとこが出る店だからね」

「私達ミューノアでは 男の人で人気出そうな人はあんまりいないからガールズバンドが多くなってきているのよね」



「というか あなた達はなぜあんなにも日本語がうまく話せるんだ?別の星の人達なんでしょう?」

「異世界言語理解ってスキルを付けてるからだよ それを付けるとどの星の言葉も話せるし理解できる」

「なんだって・・・!そんなの英語の授業が100点じゃない!」

「まぁそうだね?わざとらしく 見た目日本人じゃないってタレントに 色んな国の言葉しゃべらせてるのは そういう仕事も出来ますよって宣伝だしね」

「結構評価高いわね あんまり習得している人がいない国の通訳依頼もたまに来るわね」

「そんなの どこの国に行っても仕事できるじゃない!私もほしい!」

「しょうがないなー 英語でいい?」

「いいの!?」

「別に構わないけどね たかだか英語だし」

「わ わかる!hello my name is akatuki」

「中1レベルの英会話しだした マジウケる」

「まぁ そのスキルがあれば普通にテストも満点取れるでしょうね」

「す すごい・・・!あなた達は神か」

「まぁ・・・神だけど・・・」


「まず ミューノアの話をしましょうか」

「聞きたい!」

「約6年前 私は日本で大学生をしていたんだけど 病気で死んじゃってね そこで天照様がミューノア星の主神女神ミュー様に面白い子だからって私を紹介したんだ ミューノアに転生させなさいってね」

「え アサミさん大人じゃない?転生って子供からやり直すんでしょ?」

「その転生先の子供が魔王の部下に殺されてたんだ これはミュー様も予想外だったから 私の身体を15歳ほどにして 転移させたってことだね」

「6年前ってことはまぁ今の身体は大学生くらいの時に戻ったってことなんだね」

「そうだね 私が死んだ時くらいの身体で維持していることになるね」

「あなたも知ってる通り 今の私達はヴァンパイアよ 不老不死になっているからそれはこれから先も変わることない身体なのよ」

「え それ不味くない?これから先の芸能活動に支障でそうだよ!?」

「まぁ 変身魔法だって使える みてごらん」



アサミが徐々に変身魔法によって年齢が若返り 今では6歳ほどの姿になった 無明も慌ててろくでもない行動を取りそうだったので 元の姿に戻したアサミだった



「と とんでもないね・・・」

「私達がいつまで芸能活動をするかはわからないけど ある程度老化を変身魔法で再現するつもりだよ。そうしないとまたあなた達みたいなのに襲われそうだからね!」

「うう ごめんなさい・・・」

「もういいわよ ヴァンパイアハンター業界ではもう来ないだろうし大丈夫でしょう」



「そして ミューノアについた私は勇者の称号を持っていた その時期に魔王が何年か後に現れるから準備をしなさいって神託が出たわけだね」

「それに対抗するために世界中から 勇者召喚という名の日本人の異世界召喚があったわ 私と旦那もその被害者なわけだけど座標ミスで勇者召喚とは関係ない国に飛ばされた そして蚊帳の外で魔王なんて知らないまま暮らしていたわね」

「それは日本からの誘拐じゃないか!あなた達はそれでいいの?!」

「それを止める為に私は仲間を集めて日本人を保護する団体を作った それがこの事務所の元になった人達だね」

「日本人が保護されていく中で勇者として覚醒していった子達もいたの 私はその頃は合流できていなかったけど 勇者と認められたのは日本人だけじゃなく ミューノア人も覚醒していったと言う事ね。そこで各国を回って現地人でも勇者になれる ということを世界中に広めて勇者召喚禁止条約を結んでいったの」

「そして世界中で魔王対策をして同盟国になっていったわけだね」

「プリンセスの5人はミューノアの本当のお姫様なのよ まぁ他の子達も貴族や王族な子も多いわ」

「ええええええええええ!」



「まぁ その時は純粋な人間だったのだけど クリスちゃんが不老不死に出来るって話が出て来たんだよ あの子はミューノアに来た別の星の真祖だからね」

「それがヴァンパイア化ということなんだね」

「まず クリスちゃんのヴァンパイア化はヴァンパイア界の貴族というくらいの階級にするものだった。吸血欲求がない 自我がある 不老不死 超再生能力くらいかな」

「下級のヴァンパイアには 血を定期的に摂取しないと飢餓状態になってしまうという階級ね」

「別に人を襲わないで不老不死なんて ラッキーじゃん?ならない方がもったいないよね」

「わ わかる気がするけど・・・ 人間やめるんだよね・・・?」



「まぁそうなるわよね でもメリットがあったの」

「どんなものなの?」

「まず アサミちゃんのスキル 異世界買い物ね 地球のどんな物でも売っていればミューノアの通貨で買うことができる これから先の商品もよ そして全部の星の通貨に両替することが出来る」

「え じゃぁ日本じゃなくても買い物は出来るってこと?!」

「まぁそうだね その時の私達の組織は日本円で50兆円くらいは持ってたからね そのお金で欲しい物を買って国を作り始めた ちょうど元の星に帰りたいって人達が国を捨てて出ていったからね その国に勇者達で国を作った それが今私達が国家運営しているルシフェルということ」

「なんだかんだあって魔王を倒した私達は 色んな星からの襲来や異世界から助けてほしいって言われて問題解決をしていったわね そしてその功績で神になっていったと言う事よ」

「自称神とかじゃなくて 本当に・・・?」

「そうだね 天照様から呼び出しがあって正式に死後神になる事を任命されたよ」

「別に日本へ帰らなくても日本の物を取寄せられるなら ムリに帰還することはないんじゃないかって人が多かったのよ それがヴァンパイア化を大きく後押ししたわけね」

「不老不死といってもいつかは死ぬけど そのままあと80年くらい?生きて普通に人間で死ぬよりはもっと面白い事がありそう って意見もあったね」

「まぁ 神になったとかヴァンパイアになったというのは時系列が違うのだけど もう日本に帰りたいって人は0だったわね」

「確かにそうかも・・・私も当事者ならそう選ぶと思う」

「今の国家予算はどのくらいかしらね 数えるのもバカらしいくらいよ」

「京は余裕で超えてると思うよ」

「え 京って 兆の上ってこと!?」

「そんなお金 日本じゃ使えないでしょう?不老不死になってしまったし もう日本へは帰る気もなくなったってことなのよ」



「マーリン出て来て」

マーリン:はい なんでしょうか

「あ こないだの妖精だ!」

「この子はマーリン ゼウス神から付与された自立型情報処理スキルなんだ 私のスキルや魔法を作ったり 宇宙中の情報を持ってる さすが全知全能の神が付けたスキルだよね」

マーリン:お褒めに預かり光栄ですね!

「そうなの このマーリンが地球に行けるスキルを作ってしまったのよね」

「色んな国を旅行したり 異世界に行って見たいって料理人にお店を開いてもらったり そして音楽フェスのために交渉して呼んだのが ばんどりの人達ってことだね 定期的にミューノアで音楽フェスをする契約をしてもらってる その延長でアニメ化に参加してくれないか?って企画だよ」

「ミューノアではもうすでにバンドで世界中にファンがいたのよ そして地球でもデビューしてみたいという希望からできたのがこのタレント事務所ってわけ」

「まったく無名だったミューノアタレントがいきなり出て来たのはそういう事なんだね・・・!」

「別に魅了とか使って人気取ってるわけじゃないわよ?彼女達の実力ね」

「まぁ・・・ 楽器弾けるスキルを付けてはいるけどね・・・」

「それでもすごいと思う!人気出るくらい練習はしてるだろうし かっこいいもの!」

「ただ 最近忙しすぎるのよね・・・」

「色んな取材やアニメ収録 ライブとか楽しいんだけどスケジュールぱんぱんだもんね」

「アニメの放送が終わるまではこんな調子になると思うわ」

「開始が来年の夏か・・・結構長いね」

「え それじゃぁ ライブハウスでのステージは数が減ると言う事?!」

「それは趣味でやってるから数は減らないだろうね」

「よかった!私毎週楽しみにしてるんだよ!バイトの面接に来たのも音楽が聴きたいのもあったし」



「これが大体このタレント事務所の成り立ちね」

「別に日本を支配するつもりもないし 天照様達を楽しませるというのもあるけど まぁ自分達も楽しんでライブとかしてるみたいだからね」

「支配とかめんどくさいのは勘弁してほしいわね ただでさえ国家運営しながら社長とかしてるのよ?休みが欲しいわ!」

「こないだ休み取ったじゃん?」

「あなた達はいいわよね!定期的に海外旅行行く計画あるんだし!私も混ぜてよ!」

「別にいいよ?息抜きは必要だしね」

「とんでもない話だね 世界を支配できる実力をもってるヴァンパイアがそこらを普通に旅行しているだなんて!」

「というか 無明が来るのが遅すぎたわね」

「どういう事?」

「私達から魔力とか察せないくらい地球の人達は弱いって事だよ」

「そうね 私達別に魔力隠蔽とかしてないのよね」

「いや・・・ 実は ここに来たのも半分は自信がなかったの。クリスさんが真祖って言ってた放送をみたからなんとなく来ただけなの・・・」

マーリン:なんとなくで事務所襲撃とかこの娘やばいですね

「普通だったら通報されて今逮捕されてるよね・・・!」

「こわいわねヴァンパイアハンター・・・」

「いつでもヴァンパイアを探す意識を持っていろっていうのが暁家の教えだから・・・」



「ぶっちゃけ 地球のヴァンパイアもダンジョン1層とかにいるスケルトンレベルだったよね レベル5とかそんなのしかいなかったよ」

「序盤のどーしようもないザコじゃない!?」

マーリン:それは地球の環境のせいですね。地球はモンスターなどは隠れ住んで生きていますので

レベルアップの機会などはありません。レベル上げのチャンスは地球では 筋力トレーニング 格闘技の試合 狩猟くらいしか一般的にはありません

「プロレスラーでどのくらいつよいのかしら?」

マーリン:レベル15行けばいい方ですね

「そ そうなの!?じゃぁ私は今どれくらいの強さなの!?」

マーリン:ミューノアのゴブリンにかろうじて勝てる程度でしょうか

「ゴ ゴブリンってあのちっちゃい緑色の人間みたいなやつ?あんなの程度なの!?」

マーリン:地球で効率的にレベル上げをする場合は 熊を殺すなど危険な動物を倒す あとは殺人くらいしかありませんね

「地球でそれやってたらただの犯罪者だよね」



「アサミさん 父さんが 今までの人生をかけて行って来たヴァンパイア討伐があっさり終わってヒマをしているの」

「あなたの父さんのヴァンパイア討伐数0だったじゃない・・・!」

「そうなの?自称ヴァンパイアハンターじゃない?!」

「父さんにはヴァンパイアとかゴースト退治系の知識しかないんだ!どうしたらいいと思う?」

「あなたどうやって今まで生きて来たと言うの!?」

「ヴァンパイアは日本では結局会えなかったけど 霊関係の仕事でなんとか出来ていたよ!父さんは幽霊何かは見える人だからね!」

「ゴーストバスターみたいなの日本にもあるんだね」

「陰陽師とか降霊術もあるから不思議ではないわね」

「これから暁家はどう生活していけばいいのかわからないの!」

「普通に働けばいいじゃん!霊能者なんてそうそう仕事ないだろうに!」

「就職しかないんじゃないかしら?」

「アサミさん達の所で雇ってもらうのって出来ないかな!?」

「えー・・・ 日本で霊能探偵みたいなのしろって事?」

マーリン:ふむ 暁家には通いでルシフェルの仕事をしてもらえばいいのではないでしょうか?日本の霊障などの仕事は月1回あればいい程度です その分怪奇現象を解決したなどで報酬は高かったのでしょうね

「うちの通いの仕事って・・・なんかある?そもそも来るの?」

「父さんは前回の事で異世界の存在を確信したからね!モンスターなんかも相手に出来るなら喜んで倒すと思うよ!」

「ん-・・・アカネさんどう思う?」

「ピチュンと死にそうね?」

マーリン:暁孔明のレベルは23ですね ゴーストなどの退治である程度レベルは持っているようです

「日本人にしては結構高い!!」

「父さんすごい!さすが暁家だよ!」

「プロレスラーよりは強いということかしら?」

「いや 聖職者関係まぁ 僧侶とかじゃないかな?体力振りではないと思う」

「コウメイってなんかかっこいいわね」

「あ アカネさんもそう思った?なんか軍師みたいな感じするよね」

「それが父さんの自慢なんだ!名前がかっこいいんだ!」

「んー 別に異世界はあるって隠したいわけじゃないけど 通いって一般人にはどうなの?!呪も完璧じゃないから地球にも情報流れそうだし それに強さ多分ミューノアの冒険者Dくらいだよね」

「私達の一族は 魔を祓う一族なの!世界が違ってもその使命は果たしたい!」

「少し困ったわね・・・ 普通に事務的な仕事とかならあるのだけど・・」

「しょうがない 一度暁家にはルシフェルを見てもらおう」

「それしかないわね 戦いたいなら修行とかしてもらわないといけないし・・・ルシフェルの中なら色んな仕事があるわ」

「ええ!?私もミューノアに行けるの?」

「まぁ 一回家に持って帰ってくれる?コーメイさんが何馬鹿言ってんだっていえば終わりだしね」

「そうね 持ち帰り案件にしましょう」

「絶対説得してみせるんだから!!」

「まぁ 呪言:この件に関してだけ相談でミューノアの事を家族でしてもらっていい」

「わかった!それで バイトの方はどうなのかな!?採用?」

「いいわよ 無明 あなたを採用しましょう」

「やったー!私がんばるわ!」


無明の説得次第で暁家をルシフェルで働かせなければいけなくなりそうだ・・・


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