襲撃
『アサミちゃんとクリスちゃん 大急ぎで日本の事務所に来てくれるかしら!!』
『なんなのよ・・・・今ターニャと遊んでるから忙しいのよ』
『来客かな?とりあえずアカネさんが呼んでるしいこうか』
『アカネさん 私は?!』
『ルナちゃんは・・・・ いいわ・・・ケンカ売りそうだもの・・・』
『むぅ!そんな事しないのに!』
『怒らせたらめんどくさいってやつなんだね わかった』
『アサミちゃん!気を付けてね!』
アカネに呼ばれたクリスとアサミは何があってもいいように準備をした
着いた先には 割れた窓ガラスや水浸しになった事務所が目についた
「なにこれー!」
「ただ事じゃないのよ!?」
社長室に急いで向かったアサミとルナは もみ合っているアカネと何者かの姿を見つけた
「なっ 強盗!?いや ストーカー?!」
「アカネ 何を遊んでいるの?」
「なんかこの人がいきなり襲って来て 面倒な事になってるのよ」
アサミは急いで引きはがし腕をひもで結び座らせた 17歳ほどの白いローブのような服装の女の子だ
「な なんなのあんた!」
「な なんだこの ほどけ!!!ああ!お前!クリスティーナ・ツェペシ!!!」
「なんなの?だれなのよお前 わらわのストーカーなの?」
「いきなりこの子がここまで来て私達を排除するって襲ってきたのよ」
「敵って事?警察に電話した方がいいんじゃない?」
「け 警察はやめろおおおおおおおお!」
「事務所の窓ガラスとか割っておいてそれはダメでしょ・・・」
「ほんとに強行突破出来たのね この子」
「クリスティーナ・ツェペシだけではない 飯島麻美 お前もだ!」
「え なんなの 私達この子に何もしてないけど・・・・!」
「ふ 自分で真祖を名乗っているくせに何を言っている!飯島麻美お前もヴァンパイアなのはもうすでにわかっている いや この事務所ミューノアに所属しているタレントはほとんどヴァンパイアだ!一体何が目的なんだ!」
「あらら アカネさん バレてるみたいだね」
「めんどくさいわねぇ」
「日本のヴァンパイアハンターみたいなものなの?」
「しょうがない えーっと鑑定」
名前 暁無明 17歳
職業 高校生 ヴァンパイアハンター
レベル2
「おお JKヴァンパイアハンター レベル2だって」
「レベル2とか村人の方が強いのよ・・・なんでそんなザコなの?」
「しょうがないんじゃないかしら?地球じゃ妖怪やモンスターなんかはめったにいないでしょうし」
「お お前らほんと何者なんだ・・・!」
「暁さん 呪言:私達の質問に答えてね」
「な 名前までバレていると言うのか!!?」
「あなたの目的は?」
「私の家は代々日本に潜り込んだヴァンパイアを滅殺することを生業としている!なっ これは魅了か・・・?!」
「あなた達の組織だけかな?私達の事を知っているのは」
「ふふ バカめ 日本中 いや 世界中のヴァンパイア殲滅組織にはお前らがヴァンパイアだと通知済みだ!」
「アサミ 一部のおバカがガタガタいうのもめんどくさいのよ」
「そうだねー 一度ダンジョンに集めようか」
「なっ!何をするつもりだ!私を消す気か!?卑怯者め」
「いきなり襲撃して無抵抗の私を殺そうとしたのあなたよね?」
「ヴァンパイアは見つけたらすぐ殺すことにしている!ヴァンパイアなどモンスターに屈する事などしない!」
「マーリン この子のヴァンパイア撃退数は?」
マーリン:0です 今まで見た事すらありませんね
「ふーん さっきのセリフをもっかいどうぞ?」
「ヴァンパイア討伐なんて一回もしたことないんじゃない」
「う・・・うるさい!!お前らは悪なんだ!殺してやる!」
「話が通じない 一回地球のヴァンパイアハンターに話さないとだめみたいだね」
「記憶消したほうが早いのよ?」
「まぁそうなんだけど ネットとかに書き込まれたらめんどうじゃん 天照様が怒りそうだし あの人怒るとスキル剥奪してくるかもしんないよ?」
「きっ 貴様 天照神様に何て言う事を まるで会った事のあるような言い方じゃないか!」
「そりゃ 私達神だからね」
「アサミちゃん そんな情報渡していいの?」
「か 神だと・・・ 何をバカなことを・・・」
「アサミ この事務所直しておくのよ 直したらダンジョンに来るの アカネはそのまま仕事してていいの 今日でヴァンパイア問題はすべて解決させるのよ」
「うーんじゃ 地球中のヴァンパイアハンターをダンジョンへ転移」
アサミも暁とクリスと共にダナンジョンにやってきた
ダンジョンに呼び出されたヴァンパイアハンターは2000名を超えているようだ
『はい ちゅ~も~く』
「お おまえら!何者だ!」
「む 無明ではないか?!」
「父さん! こいつらはヴァンパイアだ! 私がさっき確認した 殺そう!」
『はいはい まず話聞いてねー ここは地球じゃない 私達の星ミューノア』
「ミューノアというと最近芸能活動をしているところか」
『まぁそうだね あなた達はヴァンパイアハンターってことでいいんだね?まぁ組織は違うけど地球中のヴァンパイアハンターで検索して強制召喚したからね』
「そ・・・そんな事までできるとは・・・無明・・・これはバケモノどころじゃない・・・」
「そ そんな 父さん! すまない 私が功績をほしがったばかりに」
『ぶっちゃけ私達は興味ない けど 少しヴァンパイアのお勉強をしてもらおうと思う』
「勉強だと・・・・?」
『まず あんたらの仕事はヴァンパイア倒して終わりってことでいいのね?』
「ああ 我らの悲願だ」
『なんで会った事もないようなそこの暁さんみたいな子がヴァンパイアについてそこまで洗脳教育されてるのかが草生える』
「それは先祖代々の習わしだ!」
『マーリン この人 ヴァンパイアに会った事あるの?』
マーリン:ないです
『あなた 会った事すらないじゃん・・・ ヴァンパイアの何を知っているっていうのさ。あなたなにかされたからそこまで殺せ殺せって言ってんでしょ?』
「そ それはだな・・・」
『まず ヴァンパイアの頂点 真祖 それがこのクリスティーナ・ツェペシだね』
『ごきげんようなのよ 真祖クリスティーナ・ツェペシなの』
「真祖だと・・・」
「クリスちゃんがマジもんの真祖なのか・・・?!」
「アサミちゃんもなのか!?」
『そして私はヴァンパイアハイロード まぁ地球の人は聞かない種族名だろうけどね』
『アサミ わらわ達のファンもいたようなのよ?』
『光栄だね まず初めに言っておくね 私達は地球のヴァンパイアじゃない』
『そうなの わらわ達姉妹はアセムの星のヴァンパイア真祖 ミューノア星に渡って ヴァンパイア化したのがアサミ達タレント事務所ミューノアの子達なのよ』
「そんな・・・地球にあんな数のヴァンパイアが入ってきていたということか・・・」
「真祖レベルが数十人じゃないか・・・」
『よく聞くのよ?真祖とハイロード ロードの3種には 人間の血なんていらない 襲う事もない 別に興味ない ご飯としてならラーメンとかお寿司の方がいいのよ』
『まぁそうだね 実際世界中にヴァンパイアってどのくらいいるの?』
マーリン:そーですね6000人ほどですね レッサー以下の自我ももってないようなゴミみたいなのしかいませんね
「そうだ ヴァンパイアは地球ではそんなやつらだ」
『地球のヴァンパイアを消し去って上げれば満足するのかな?』
「出来ると言うのか?」
『なぜできないと思うのよ・・・わらわは真祖なのよ?』
『地球のヴァンパイアというのは 他の星から来た真祖の眷属の子孫の子孫の子孫の子孫の子孫の子孫のずーっとつながってる雑種どうしのかなり遠い存在でバケモノなのは認める 知能もないんじゃないかな』
『そこまでいけば ヴァンパイアとも言うのもおこがましいのよ?』
「あなた達と地球のヴァンパイアは別物だと言うのか?」
『そうなの わらわ達は神 あんな雑種とはノミほどの違いがあるのよ?』
『私達が地球で活動してるのは 最高神天照大御神様も許可してる事だよ?』
「そんな バカな・・・」
『だって 私達 異世界転移して神になった集団だもの』
『ミューノアのタレントだいたい神なのよ』
「クリスちゃんもアサミちゃんも神だった!!!」
『別に地球で観光したり仕事したりする面白ければ何でもするのが私達ミューノアだね ただ地球の人に迷惑をかけないと言うのが信条 分野が違うだろうけど 黒龍教っての聞いた事は?』
「あの手を付けられない最悪の暗殺や犯罪を生業とする組織か」
『そうだね あれの処理を日本の精霊に依頼されて処理したのも私とクリスちゃんだね』
『殺してはいないのよ?この星に今のあなた達のように転移させて 隔離しただけなの』
「なんと・・・・」
『わらわ達は天照神に許可されてアイドルやバンド活動して楽しんでくれっていってもらってるのよ 別に悪いことしていないのよ』
『私達が血を欲しがって誰かを襲ったり 眷属にしてヴァンパイアを増やしたりはしない というのは誓うよ』
「じゃぁ・・・ 今の地球のヴァンパイアはどうするのだ?」
『そーだねー ここに地球の全ヴァンパイアを呼びだすから ヴァンパイア討伐でもしたら?』
『殺したいなら好きにすればいいのよ わらわ達の身内じゃないのよ』
「あなた達は一体何なんだ・・・・」
『呪言:私達の正体をネット拡散や人に話したり書き残したりはしてはいけない』
「む 行動制限の呪いのようなものか・・・」
『今天界 魔界 地獄の神々は私達ミューノア星のする事をヨウチューブみたいなもんでいつも見てるんだ』
「え そうなの!?」
『神々は娯楽として下界の活動をみているのよ』
『私達のライブ活動 アニメも楽しみにしてるね 私達が地球であれこれ楽しい事をするのが面白いって見てくれてるんだよ』
「マジか・・・ 父さん そんなことあるのか・・・・?!」
「クリスちゃんのライブは尊いものだ・・・」
「アサミちゃんもだ・・・・」
『今度のアニメもだね 多分あなた達が私達をヴァンパイアだと世間に知らしめたらアニメ中止になった場合 あっちこっちの神様が怒りまくって 天変地異 異常気象 地震なんかが頻繁に起きると思うよ だよねマーリン』
マーリン:地球の75%ほどは破壊されるかもしれませんね。
「た たかがアニメでそんなことに!?」
「マジかよ・・・・父さん これどうしたらいいんだ!?」
「ミューノアのライブは最高なんだ・・・」
「誰が行ってもおもしろいぜ!」
『私達ミューノアから来てるヴァンパイアは人間に害を与える事はないと誓うよ 私この世界ミューノアでは 現人神 勇者 公爵って肩書あるからね』
「ほんとにここは異世界だというのか?」
『そうだね 日本からの異世界転移して来た人達が勇者となって作ったのが私達の国だよ 私達ミューノアタレント事務所に所属している子は魔王討伐して神として認定された地上神ってことだね』
『1年くらい前に地球との転移を成功させて 今のタレント業をしてるというわけなの』
『まぁこれも守秘義務なんだけど バンドリメンバーもこの世界に来てライブフェスにも参加してくれてるね 今回のアニメはその繋がりで地球での活動の一環で始めた企画だね』
「ちょ マジか・・・」
「そんな事になっていただなんて・・・」
『まぁ あなた達の悲願は ヴァンパイア討伐だっけ?呼び出すから倒したらいいんじゃない?』
「何も準備してきていないんだが・・・・」
「武器持って来てねぇしな・・・」
『私達が処理してもいいんだけど 状態を見て救えるようならこのミューノアに封じ込めて地球にもういけないようにする それでどう?』
「そんな事言って 何時でもこっちに連れて来れるんじゃないのか!?」
『もぅ しょうがないなー ローアイアス』
「な 何をしたんだ!」
『バリアみたいなもんだよ あなた達は絶対傷つかないようにした 試しに隣の人叩いて確認して』
隣にいる人達は ごめんな とか言いながら叩き合い 痛みすらない状態に驚愕したようだ
『とりあえず 地球ノヴァンパイアを全員呼び出してどうしようもない怪物だったら処理する 知能がある普通のヴァンパイアがいたら保護するでいい?偉い人』
「それが出来るなら・・・助かるが・・・」
『んじゃ 500m先に地球の全ヴァンパイアを強制召喚』
ぱらぱらと出現していくヴァンパイアたち ノロノロ歩く者 日差しを嫌う物 飢餓状態で苦しむ者
様々な様子で転移されたことに驚きを隠せない
「あれが地球のヴァンパイアか・・・・」
『お知らせさん あんなかで正常な者は?』
マーリン:0ですね かろうじてレッサーもいますが もう救えません
『もう手遅れみたいだよ』
「どうするんだ・・・?」
『アサミ 見ていてかわいそうなの 早く終わらせてあげるのよ』
『そうだね 浄化しよう』
「あなたは聖職者なのか?ヴァンパイアなのに?」
『アセムのヴァンパイアに 十字架もニンニクも 心臓に杭を打つのも一切通じないのよ?日光も大好きなのよ ただ下級種は献血しないと生きないといけないのよ』
「地球とは違うんだなー・・・」
『グランドクルスピューリファイ!!!!』
アサミの十字架の凄まじい光を放った浄化魔法でヴァンパイアのなれの果てになったバケモノは一斉に灰になった
「父さん・・・夢でも見てるのか・・・?」
「アサミちゃんぱねぇ・・・あの数のヴァンパイアを・・・」
『これで満足?私達を地球から排除するならやるけど?』
「我らの悲願をこんなに容易く終わらせるとは 神とはこのような者をいうのか・・・」
『わらわ達はただ地球で芸能活動したいだけなのよ 邪魔されるのが一番困るの』
『私達は世界中のヴァンパイアハンターに告げる ここに呼んでいないヴァンパイアハンターはいないからね』
「な 何が望みなのかね」
『いや 要求なんてないよ ただこの記憶を残すか消すか決めて あとミューノアタレント事務所にもうケンカ売ってこないで 迷惑だから 誰かに話そうとかネットに晒そうとかも呪でできなくなってる 好きにしてほしいね』
「わ 私が悪いんだ 一人で突っ込んじゃったから!」
『あ そうなのよ この子 うちの事務所の器物破損とうちの社長を殺そうとしてたの 警察に電話した方がいいんじゃないの?』
『ああ 器物破損とかはあったね・・・ 警察いく?』
「お おまえ・・・・!なんていうことを・・・!」
「け 警察は勘弁してくれないか・・・・!」
『じゃぁ 今まで通りファンの皆には応援してほしいのよ』
『別に地球にケンカ売ったり迷惑かけるつもりはないからね』
「アサミちゃん また・・・・ライブいっていいのか・・・?俺らヴァンパイアハンターだけどよ」
「クリスちゃんを応援していいのか・・・?!」
『ふふ 歓迎するのよ 夢だと思ってくれても別にいいのよ?』
『へへ 他にも地球でゴミみたいな邪悪な種族がはびこってるかもね それの駆除も活動内容にいれてみようか』
「ふふ 神でヴァンパイアか・・・あなた達がいれば地球はだいじょうぶだろう」
そうだな ぱねぇ これが真祖か 敵にならずにすんだ と呼ばれた2000人も心から安堵したようだ
「アサミさん」
『えーっと 無明だっけ どしたの?』
「わたし・・・・ライブいくよ・・・・」
『ふふ 待ってるよ もう私達を殺そうと思ってないんでしょ?』
「ああ・・・純粋に音楽を楽しみに見に行きたい・・・!」
『へへっ 楽しみに待っておくよ』
『さ 元の地球に戻すのよ ここで会った事は忘れないけど 上の組織とかに報告はしないでほしいの またこんな問題たくさんなのだから』
地球に戻し1週間 ヴァンパイアの問題は一切ネットとかにもでてはいないが
ONEには 暁無明がよくライブ観戦に来るようになった 推しはアサミのようだ。
ふ 平和になったもんだ とアサミもファンサで握手会をするのだった




