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【悲報】召喚されて処刑決定!。だけど「何にでも化ける」スキルで、ヒロイン2人と逃避行:金曜21時更新  作者: 秋月心文


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10/12

スーパーロボット1/4

 宿の店主が、怪しんどった事もあり、

 俺たちは、町を離れ、一旦、森に潜る事にした。


 地図を開いて、どこに向かうか話し合う。


 全ての町は、森からの獣や、盗賊などが入らんよう、

 高い塀で囲まれとる。


 そこを出れば、

 危険な獣が闊歩しとるから、国境の検問もないらしい。


 目指すは、深い森の最深部や。


 ここで自活出来るようになれば……、そう思った。


 それも無理なら、森の中を進んで、

 隣の国に、行くのもアリかと思われた。


 水は、愛水 (ヨシミ)が、いるので、なんとかなる。

 スキルで、水出せるしな……


 食べ物も、動物を狩ればなんとかなる。

 香穂 (カホ)は、実家が、猟師だったらしく、

 生き物を捌いた経験もあるそうだ。


 なにより、香穂 (カホ)は、料理が美味しい。


 もし、未知の獣の中に、やばい部位があっても、

 看破出来るので、危険もないだろう。


 家も、粗末なものなら、

 家のものまねをすれば、なんとかなるやろ。

 ものまね中に、俺が寝ても、ものまねが維持される

 「ウサギ」で確認済みや……と提案したのだが……


 まぁ、全裸で変身してる、俺の中で、着替えすると、

 俺が、覗きたい放題になるので、最後の手段ね……って言われた。


 ちぇっ……。

 そりゃ、その場合、もちろん、覗くけどさ……。


 けど、服は、自前出来ん。

 そこで、物が一杯入るマジックバックに、

 たくさんの服を買い込み、森の奥へ進んだ。



――その日の夜――


 でも、まだ、森に入って、あまり距離を稼げてない。


 用心の為、今夜は、交代制で起きて、

 木の上で、過ごす事にした。


 家に変身する案は、却下されとる。

 ええやん、着替えくらい見たって……



――やっぱり、起こされた!――


 愛水 (ヨシミ)が、

 見張り中に、不審なヤツを見かけた。


 ……で、俺が起こされた。

 一応、このパーティの戦力は、ぶっちゃけ、俺だけなので……。



 あきらかに、俺たちを狙っていそう。


 なんで、そう思ったかって?。

 人相書きを、持ってたからや。


 とりあえず、

 この前のクマに変身し、そいつらの前に、飛び出した。


 何人かが、応戦してきたが、

 クマが使ってた魔法みたいなヤツと、鋭い爪で、始末した。


 夜だったので、グロいものを見る事はなかった。

 見えてるんだろうけど、暗すぎて、何にもわからなかった。


 もしかすると、

 死んだふりを、しとるかもしれんと思った……。


 だから、余分に爪をぶっ刺しときました。

 大事な事なんで、2回ほど……。


 夜が明けると、俺たちは、更に森の奥へと進んだ。



――その日の夜――


 昨日みたいな賞金首が、来なくなるまでは、

 当分、交代で、見張りしようって話になった。


 そして、今夜も、別なヤツらが、やって来た。

 毎回、クマっていうのも飽きるわ。


 今夜は、子供の頃、テレビで見た、

 アニメの巨大ロボットのモノマネを試してみた。


 体が、めちゃくちゃデカくなった。


 おぉぉ……。

 どうせなら、コクピットの方に乗りたがったが……。



 香穂 (カホ)たちが、下から、

 踏まれそうになった……と文句を言っている。


 ごめん…‥って……言ったんだけど……。

 あぁ、ロボット変身中は、話せないみたい。


 あいつら、俺が「シカト」したと思っとるやろな……。

 後が、怖いわ。


 一方、敵を潰すのは、カンタンやった。

 踏み潰せばいいのだ。


 ロボットだから、グチャって潰れる感触も感じない。

 足に接触センサーとか付いてないし……たぶん。

 カンタンに撃退した。



 せっかくなんで、もっと、この状態を楽しもう。

 なんとなく「技名」を口に出したら、その技が行使された。


 おぉぉ……。すっげぇぇ……ビーム出た。

 面白いな…これ…。


 気分が乗ってきたんで、いろんな技を試した。

 ちょっと派手に自然破壊してしもうた。


 とりあえず、めちゃめちゃデカいもんに、変身出来る事がわかった。

 ただ、この大きさは目立ちすぎる。


 小さく出来んのかな?


 やってみたら、出来た!!


 おぉぉ……。


 スーパーロボット1/2


 スーパーロボット1/4……俺の身長の3倍くらいか……


 このくらいが、使いやすそうやな。

 次から、これで、やっていこ。


 変身を解いたら、

 全裸の俺に、香穂 (カホ)たちが、走って近づいてきたが、

 服を叩きつけて、文句を言ってきた。

「もっと、気をつけて変身してよ!」


「ごめん……」


「……………」

 すっごい、睨まれとる


「すいませんでしたぁ~」

 仕方ないんで、全裸のまま、土下座した。


「次は、気をつけてよ。それで……」


「それで……?」


「とにかく、早く服着て……」

 お読みいただき、心より感謝申し上げます!


 数ある作品の中からこの物語を選び、読んでいただけたことを、とても嬉しく思っています。


 もし少しでも楽しんでいただけましたら、【ブックマーク】や【ポイント】で応援していただけると励みになります!

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