Ep.6
❖注意
※本記事はカクヨム、小説家になろう、アルファポリスにて投稿中の『帝国魔導特務録』の裏話及びネタバレ。更には未来日投稿分を先にお話しするようなかなり自由な記事です
ネタバレが問題ない方に限り、ご拝読戴きますようお願い申し上げます。
note(幕間系)「https://note.com/lush_thyme415」
❖【第1シーズン 〜第16話の話】
行く手を阻む隔壁を容赦なく《アステリオン》で吹っ飛ばし、何だかんだ《アステリオン》の斜線を塞がないという理由でまた、イリスの後ろを歩いていたノアが……改めて、ふと、脈略なく「自分の実力を才能扱いされるのが嫌」とカミングアウト。
思わずイリスが立ち止まり、振り返ったら――ナイフをボールペンみたいに弄びながら少しずつ言葉を紡ごうとしてるノア。
いや、危ねぇだろ。
そんな突っ込みが死ぬぐらい、めちゃくちゃノアの根幹に関する大事な話が展開されるというこの温度差wまぁしかし、ノアの所属する暗務局は刃物の扱いはピカイチ設定なんで、相手がイリスだったら突っ込まない方が自然かもしれん。
ノアもノアで、優秀な両親や祖父母、兄に囲まれて育ったのもあって多少のコンプレックスが。特殊揃いの家族を見て、自分も特別にならなきゃならないと考えた若かりし頃が。
そんなアルヴェルト家の、ノアの父親が過去に貴族の地位を下賜してもらえるだけの功績を残し、実際に叙勲される所まで来たのに……それを、何の躊躇いもなく断ったノアの父親。
その理由が、貴族は貴族同士でなければ結婚してはならないという法律がある事により、平民の奥さんと結婚出来なくなってしまうから。
「惚れた方との道を選びたいので、もし皇帝陛下さえ宜しければ平民のまま生きて死ぬ権利を戴けませんか」。
さらっと男前過ぎる。この世界観で描かれるシンプルなシンデレラストーリーは普通に火力が高い。
その話を聞かされて以来、家族の隣に能力的に並ばなければと焦っていたノアの中で心変わりが起こり、天才になろうとする事や天才と呼称する事でその人がこれまで頑張って積み上げてきた物が、まるで努力ではないと軽んじてしまわれるような感覚がどうにも嫌で、天才になろうとするのも。何なら天才という言葉自体も嫌いだとはっきり言い切る。
ちなみに、皇帝:アルはお気に入りに対してはかなり寛容なので、本来であれば首が飛びそうなこの申し出はすんなり認可。爵位の下賜は撤回され、これが発端となって一部貴族法が変わってるって言う本編に出てこない設定がありますw
まぁ、それでもアルヴェルト家は爵位に何の未練もないので平民のままなんですが、本来であれば貴族にしか就職出来ない職業にも着任する権利を与えられてます。
その結果が、平民でありながら暗務局に所属出来ているノアなんですか……本人は何処まで分かってるんでしょうね?
基本、この世界では必要に応じて単独で任務を行う必要が出てきかねない職業はほぼほぼ貴族のみが就職出来ます。なので、軍隊の8割ぐらいが貴族である事、又はそれと同等の権利と権限を有する者しか履歴書すら出せないんですよね。
だからこそ、そんな過去があるからこそ、天才なんて軽々しい言葉じゃなくて実力者って呼ばれるべきだと、またしてもはっきり言い放つノア。
性格も相まって、絶対悪意なんてまるでない、無垢な顔で言ってるんだろうなぁって言うのが凄く想像出来る。
そこからも色々熱い想いを語るノア……だが、途中から耳に入ってこないイリス。
かと思えば、ノアがいつの間にか自分が「かっこいい」しか言ってない事に気付いて、思わずイリスが弾けるように笑っちゃう。まぁ、憑き物が落ちたというか。お互いに、お互いが気に入らない場所と気に入ってる場所が表現の問題だっただけでちゃんと同じだったと理解した瞬間。
からの、最後の
「アルヴェルト。その生意気な発言の責任もしっかり果たしてもらおうか。」
「っ……! はい、頑張ります!」
は大分熱い。
❖【第1シーズン 〜第17話の話】
敵の本拠地らしき場所……失礼、黒幕の本拠地らしき所へ乗り込むも、まるで現れない敵。何なら隔壁を《アステリオン》の魔導砲で容赦なく吹っ飛ばすような蛮行な事をしておいて、まるで何も居ないと言わんばかりに静まり返る謎の屋敷の地下部分。
あまりにも静か過ぎて、あまりにも大人し過ぎて敵が出てこない事を不気味がるノアに、そもそもノアの考える敵とは何なのか。それを聞いた上で、何だかんだ丁寧に疑問点を潰していくイリス。
結果、敵が居ない事よりも地上を包囲しているはずの帝国軍の音や気配がまるでない事に気付くノア。
何だかんだ優秀なノアですが……この魔法やら魔導やら魔術やらが当たり前のように出てくるその世界観で、まさかの魔力探知が苦手w
定期的にある魔力探知能力テストで補習ばかりを叩き出していると聞いて流石に呆れるイリスw
ここで出てくる魔力水なんですが、イメージとしては液体窒素ですね。熱を持たず触れた傍から全てを凍り付かせて死なせる危険物。ただまぁ現実の物よりもかなり強化されてる物で、原子炉とかの冷却水よりも優秀な扱いをされてます。
まぁ、イメージが液体窒素なだけで、正確には液体窒素ではなく魔力水なのでそこらへんの本来液体窒素にはありえない要素は全部魔力で片してますw
また、液体窒素だけじゃなくて泡とかの要素も足して、大分強化された集音性を誇ってるので魔力水に落ちたら視認じゃないと検知出来ません。
なので、この魔力水はただ入手するだけでも麻薬以上に難易度が高い上に、それを監視する専門の世界共通機関も存在します。まぁ、そこら辺の話は何処かでさらっとやるのか、それとも何か変な疑い掛けられて「黑棺」に乗り込んでくるのかはまだ未定ですw
やるならがっつりが良いけど、乗り込んでくるのは特務局の設定上色々難しいんだよなぁ……wwまぁ、未来の筆者なら上手くやるでしょう。うん。
因みに、なら赤外線センサーはなんて話もありますけど体温なくなったら終わりなんで、時間制限でも良ければ……まぁ、意味はあるのかな。5分もないけどな!
❖最後に
ここから疾走感が激しいので一旦ここらへんで。
それでは、またのご機会に!




