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真実

「そう言えばお前が助けてた女性…えっと、イェスさんだっけ?あの人美人さんだよな〜」

「ゴホッ!!」

いきなりそんなことを言われレイは飲んでいたお茶が器官に入り咳き込む。

「おい!平気か?」

「お前のせいだろ…?」

そんな他愛ない会話が飛び交う、この瞬間が幸せだ。あ〜あ、こんな戦いさえなければ僕たちはきっと最高の友達になれただろうに。そんなことを思っていると再びあの女性…イェスが現れた。よく会うな…

「あら。貴方達…良い?これは戦いなの。もっと人を倒しなさい。自分が1位になれるように頑張るの。見たところ貴方達はまだ2、3人しか倒していないようね?」

冷たくて愛想もなくておまけに自分が1位になることしか頭にない。何なんだこの人は。でも確かに現実逃避しすぎた。これからはもっと倒さなきゃな。それよりも…

「この島って本当に『島』なのか?」

皆?マークを浮かべたような顔をする。当たり前だけど。

「えっと…簡単にいうとこの島って本当に昔からあった…というか天然の島かってこと。」

「…私もそれは気になってたの。それで調べてみたら…この島はこの戦いを行う為だけに作られた人工の島らしい。」

やっぱり。戦いに必要な施設やアイテムがこの島には沢山あるからそうだろうと思った。それでもうひとつ気になることがあった。

「イェスさん。貴女ってもしかしてこの戦いを企画したと言われる人の娘さんですか?どうも顔立ちが似ていて。違ったらすみません。」

「いえ。お気になさらず。…そうですね。私の父はこのゲームを企画した人です。すみません。父がこんなゲームを企画して。」

「いえいえ!このゲームのお陰で仲間たちと出会えたんですし!」

イェスの気持ちを明るくするようにレイはわざと明るい声で言った。とは言っても仲間と出会えて嬉しいのは本当だ。

「…そうですか。ありがとうございます。」

周りで銃声が響く中彼女は微笑みながらそう言った。

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