7話 目を覚ますために
りょーまくん(Lil Taiga)は紫の飲み物パープルドリンクを飲ませて玲於奈をあの飲み物に依存させているに違いない。
そう確信した凌吾は1つ作戦を思いつく。
あの男が危険だという事を玲於奈に知らせ説得してというものだが無理なら強引に突き放す。
「あの男の正体は分かったけど、居場所までは把握出来てない..... どうにか通ってるCLUBさえ分かれば」
「ピロロロン」そう思っていた矢先メールが届いた通知音が鳴る。
同じ高校だった平本 剣聖からだった。
「全然連絡ないけど元気してるかー?こっちは今働いてる職場が問題ばっかりで大変だよー」
「高校を卒業してから何年か連絡してないのに急にメールしてくるなんて何かあったのか?(笑)」
「ピロロロン」1分も経たないうちに通知音が鳴る。
「CLUBで働いてるんだけどさー ラッパーのLil Taigaっていう人が昨日酒飲んで暴れててあわや大惨事だったよー」
おいおいこのタイミングでこの連絡かよ!
凌吾は今年一番驚いた表情でメールの返信にツッコミをいれていた。
「それは大変だったなー。その時の写真とか動画とかってあったりする?」
「監視カメラの映像ならあるけど、店に行かないと見れないし金庫室にデータがあるから俺には無理だよ? てか、人が暴れてるのなんか何で見たいんだよ」
「そのラッパー好きでさそんな1面あるのかーって思って興味本位で聞いただけだから気にしないで」
「そうなのかー まあいいや、今度飯でも行こーぜ?」
「いいよー 行こー」
凌吾の頭の中には監視カメラの映像の事しか頭になかった。
ここまでするかとは思われるかもしれないが俺は玲於奈に自分一人だけを見てほしいから他の男と... なんて考えられない。
カップルというのは一途でないといけないと俺は思っているからの行動なのだ。




