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年の差カップルは嫌ですか?  作者: 仲阪 晴恋
第一章 不思議な彼女
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5話 謎の男

 謎の男との関係が少しだが知ることができた俺は彼女の元に戻って携帯をバックに戻さなければならないという難易度高めのMISSIONがある。

 暗証番号を考えるので時間かかりすぎてあれから30分も経ってしまっていた。


 昨日のバイトで疲れているのか玲於奈はバックを抱えながらまだ寝ていた。

 この隙に俺は携帯をバックに戻すことに成功する。


 映画がクライマックスに近づいた頃、玲於奈がとろんとまだ眠気の残った声で「おはよう」と言ってきた。

「え、ずっと寝ちゃってた?」

 観たかった映画だからか今まで見たことの無いような悲しそうな顔をしている。

「実は俺も寝ちゃった」

 目を擦りあたかも今さっき起きたかのような顔をして答えた。


「凌吾も寝てたなら...... また観に行こうよ!」

 玲於奈からは完全に悲しい顔は消えていつもの笑顔に戻っていた。

「うん! じゃあまた明日バイト終わりに!」

 明日は二人とも朝からバイトが入ってるという理由でまだ19時だが早めの解散をした。


 ◆ ◆ ◆


 翌日、バイト終わり今にも雨が降り出しそうな、厚みのある雲が空を覆っている。

 ビニール傘を持った玲於奈が××駅前で待っていた。


「ゲームセンター行こうよ!」

 俺と玲於奈はUFOキャッチャーが大好きで、遊ぶ日の2回に1回はゲームセンターに行く。

「今日からミソラちゃんのぬいぐるみ、あるらしいよ」

「俺もう持ってるよ!」

「それじゃなくてマイク持ったバージョンの限定ミソラちゃんなの!」

 俺はとても『限定』という言葉に弱い。


「玲於奈! 取れたよー!」

 1万5000円程使いやっとの思いで限定ミソラちゃんを取る事ができた。

 欲しいものがあると、簡単に取れないのは分かっていても大金をつぎ込んでしまう。


 UFOキャッチャーに夢中になっていると、あっという間に21時半になっていた。

 玲於奈は家が遠いのでこの時間にはいつもバイバイしている。

「今日は楽しかったね! ミソラちゃん取ってくれてありがとう!」

 よっぽど欲しかったんだろう、とても喜んでくれた。


 俺にとって重要なのはこの後だ、物陰に隠れてバレないように後をつけて、謎の男の正体を暴くこと。


 20分くらいたった頃、遠くから玲於奈に近づく男が一人いた。

 黒のニット帽、黒のパーカー、青のスニーカーを履いていて見た目はTheラッパーって感じの服装をしていた。


 俺は思い出せないが、あの男をどこかで見た事ある気がした、あの服装...... ラッパーっぽい......

 待てよ、昨日だよな動画配信サイトで見た気がするぞ。


 まさか...... 謎の男、りょーまくんがLil Taigaなのか。

 何で玲於奈と一緒にいるんだよ......


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