↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PANDORA  作者: ばさし
PR
3/7

第一話 森の中の少女 b

第一話の続きです

たき火が消えて、しばらくたった。

枯れ果てた森は、闇と静寂に包まれていた。


ふと、森の奥からうめき声が聞こえた。この世のものとは思えない声だった。

声の正体は、眠っている少女の方へ近づいていた。

何かの気配に気づいた少女が目を覚ました。少女は辺りを警戒した。

「何か、来る。」

少女が呟いたすぐ後、傍らで寝ていた馬の首が宙を舞った。

「シュネル!」

かつて馬だったものから、血が吹き出していた。

赤い噴水の奥から、ソレは現れた。


ソレは少女の背丈を遥かに越える、大柄な体格で、ブタと人間を掛け合わせたような姿をしていた。身体中にびっしりと茶色い体毛が生え、所々が馬の血で赤く染まっていた。

怪物の手には、子供の背丈ほどある大きなオノが握られていた。


「オーク!?なんでこんなところに!」

少女は叫び、枕元からリボルバータイプの拳銃を取り出して、オークと呼んだ怪物の頭に立て続けに3発撃ち込んだ。しかし、オークの硬い皮膚は、銃弾をはねのけた。

「嘘でしょ!?銃が効かないの!?」


少女はオークの頭に更に2発撃ち込んだが、やはり効果が無いと分かると、すぐにその場から走り出した。

「この辺りにはまだ、魔獣はいなかったのに!」


少女は懸命に走ったが、すぐにオークに追い付かれた。オークは少女を地に押さえつけ、手に持っていた大きなオノを振りかぶった。

「嫌あああああ!」

迫りくる死の前に、少女はただ叫ぶしかなかった。


少女の首へと、オノが振り下ろされた

次で第一話が終わります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。