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異世界で宇宙をのぞむ  作者: クロウ
9/11

それぞれの実力

ドワーフのミラベルと出会ったあとそのまま同じテーブル席にお邪魔させてもらったんだが...いやだろうなと思ってたがテーブルの上に大量に出されていた料理をあんな小さい体でよくもまぁ...なんかもう見てただけでお腹いっぱいになりそうなんだが...。まぁそんなことを考えている間に頼んだものも来たし普通に食べるんだけどな。

「そう言えばミラベルは元クラウスのパーティメンバーだったんだよな?」

「そうだが?」

「クラウスってさぶっちゃけどれくらい強いんだ?」

「ん〜まぁ...冒険者の中でも上位に入るくらいの実力はあったな。昔王都の方から指名の依頼が届いたりもしたからなぁ。まっ今はどれだけかは分からないけどな。なまってるだろうし。」

「へぇ結構強いんだな。」

となるとやっぱあいつを基準にするのは無理があるってことか。まぁこれから仕事で遠出する場合もクラウスがいれば基本安心ってだけで良しとするか。

「で実際どうよ?クラウスなまってるか?」

「さぁね。私も全盛期は知らないし多少はなまってるんじゃない?今でもこの街じゃトップクラスの実力だとは思うけどね。」

「まっ小さい街だからな。」

「トップクラスってことはあれより強いのがいるのか?やっぱ血を引いてるだけあってレーアがトップだったり?」

「ハッハッハッハッハレーアがトップか!そうかそうか!ハッハッハッハッハ」

「なによ。」

うっわギロリって効果音がつきそうなくらい睨んでる。こっわ。

「いやいやすまんすまん。まさかトップ候補にレーアが出てくるとは思ってなかったからな。確かにレーアも成長してるし上位には入りそうだがな。」

ミラベル凄いな俺だったら震え上がりそうな目だったのにまぁだ笑ってるよ。

「こいつまだまだこの街のことなんて知らないから候補なんて私しか出ないんでしょ。むしろ冒険者なんてほぼ私くらいしか知らなさそうだしね。」

「あぁ確かに記憶がどうとか言ってたな。」

「で?実際クラウスより強そうなのってどんな奴がいるんだ?」

「目の前にいるだろう。」

「ん?つまりミラベルがクラウスよりも?」

「そうだぞ。クラウスなんぞにまだまだ負けんよ。」

いやでも見た目幼女....あっドワーフだからもう50くらいになるんだっけ。あぁ確かにクラウスとパーティー組んでてクラウスが引退してからもずっと冒険者してたならクラウスより強くてもおかしくないか。

「クラウスも強くはなったが結局私には追いつけなかったからなぁ。」

ん?

「組んでた時からクラウスよりもミラベルの方が強かったのか?」

「あぁそうだぞ。あの時を知るものなら誰でも私が上だという答えになるだろうしな。」

「クラウスは前衛みたいだし状況によってはとかそういうのはないのか?」

「なに私も前衛だぞ?近づかれても離れても戦法が同じだ。それにあいつより私の方がこっちも優秀だしな。」

そう言ってミラベルは自分の頭を指先でトントンと叩いた。確かにクラウス見るからに脳筋そうだし一緒にいてそこまで頭良さそうじゃないしな。

「へぇ...あれよりも強いのか...となるとミラベルもクラウスみたいに1振りでフォレストドックの群れを串刺しにしたり出来るのかぁ。」

「まぁどうやったのか状況によって色々変わるがまぁ正確に状況を教えてくれれば全く同じように再現できるぞ。クラウスの出来ることは全部私にもできるからな。」

「凄い自信だな。」

「そりゃそうだろう。だってクラウスに戦い方教えたの私だし。」

....ん?

「マジで?」

「マジで。あっでも筋トレの仕方とかは教えてないからな。あいつ身体強化の魔法が面倒だとかなんとかで覚えないで直接鍛える暴挙に出たからな。そこだけは自力だからな。」

「まぁ...パパ魔法あんまり得意じゃないもんねぇ...。」

人は見た目によらないって言うのを実感した気がするぞ...。筋肉の塊みたいなクラウスの師匠とも言える人物が見た目幼女のミラベルとは...。明らかに見た目が違ってもこういうことが起こるのは魔法と亜人という存在の影響なんだろうな。やっぱり元の世界との違いはかなり多いようだ。もっとこの世界について知っておかないとな。せめて常識くらいは。くっそ神がもっとちゃんと設定してくれれば検者に頼るだけで常識分かったんだがなぁ...。絶対普通知らないことまで適当に設定されてるしむしろ逆もありそうなんだよな...。

「そうかぁ。クラウスと同じってことはミラベルも戦斧を使うのか。」

「まぁそうだな。」

「それでレーアは弓だろ?」

「そうよ?それがなにか?」

「ほら俺ってクラウスの手伝いで遠出することがこれからちょくちょくあるだろ?」

「まぁそうね。」

「クラウスに任せとくのもなしではないけどある程度は自衛できるようにならなきゃだし何か体鍛えるだけじゃなくて武器も扱えるようにならなきゃなぁって思っててな。」

「なんだ由希は腰から下げてる剣を使うわけじゃないのか?」

「いやぁ持ってたから身につけてはいるんだけど正直剣もまともに使ったことなくてなぁ。」

「記憶喪失ってことだから使い方忘れてるだけかもだけどね。」

「そうかもだけど別に剣を持ってても馴染むような感じもしないしなぁ。」

まぁ馴染むも何も使ったこと確実にないから馴染むわけがないんだけどな。

「ふむ。ちなみになにか使ってみたいものはあるのか?」

「いや特に思いつくものは無いな。」

「何か自分の長所とかは?例えば足が早いとかそんなヒョロっちぃ体じゃ無さそうだが力持ちとか。」

「まぁ見た目の割に重いもの持ち上げるのは得意よね。足が早いか遅いか走らないけど。」

「周りがどれくらいか知らないからなんとも言えないけどそこそこかな。」

「ふむ。ん〜よく分からんなぁ。」

「やっぱ一通り振ってみて1番馴染むのがいいのかなぁ。」

「まぁオーソドックスなのはやっぱり剣だな。でも戦斧もオススメだぞ。高火力だからな。」

うっわミラベル今日一いい笑顔でサムズアップしてる...。

「ん〜まぁ色々試してみるとするよ。」

「そうか。でもやっぱり斧はいいぞ。なんてったって...」

その後しばらくミラベルによる戦斧のプレゼンが続いた。いやもうなんというか最初と別の意味でお腹いっぱいだから...やめて...お願い...。

どうも!すっかり休みで怠けてそれぞれの作品が隔週になってしまってるクロウです...。いや...すいませんね...。あれだよ?感想とかくれたらもっとやる気になるから送ってくれてもいいんだよ?...まぁそんな私のモチベの問題とかいうどうでもいいことは置いといて今回はまぁ実際どうかはわかりませんがだいたいそれぞれがどのくらいのレベルの力を持ってるかが出てきました。まぁミラベルは年の分強かったんや...って感じですねぇ。次回もよろしくです( 'ω')(切り方が雑)

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