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よわよわ勇者のサキュバス無双~最弱勇者は冒険者に化けたサキュバスと最強まで成り上がります!~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 王都に現れた聖なる白い一団、その正体は勇者と魔物!

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第76話 グレーターデーモンとは

 王都のダンジョンで新しく登場した魔王ジマー、

 最初は12歳くらいの少女のような姿だったのだが、

 いやもちろん魔王っぽい角やら牙やら小さい翼やらはありましたよ。


(ただ、見た目がそうってだけで実年齢は知らない)


 このあたり、

 なぜか触れちゃけない気がしていた、

 で、それを勇者ファロラがティムしてしまった。


「今更だけど、魔王をティムって凄いよね」

「セルフィのおかげよ」「でも実際にティムしているのはファロラだから」

「だったら私たちを事実上、ティムしているのはセルフィよ」「うん、みんなのおかげで助かっています」


 自ら望んでティムされているような状況の、

 ホーリーサキュバスの4人には改めて感謝だな、

 ただそのせいで、ほぼ毎晩、勇者魔力を吸われているせいで、もう人間相手では……


(自分の状況を確認するために、何度も思い返しています)


 それはそうとしてジマーだ、

 本当なら魔王なら配下を持っていそうっていうか、

 現にジマーの前にやべえ魔物を倒した、あれが護っていた四天王だったらしい。


「何よそんなにジロジロ見て、剥きたいの?」

「いやジマーについてっていうかグレーターデーモンについて、本人的にわかっていることは」

「そうね、大人になったってことよ、試してみる?」「いやその、ファロラに調べて貰うから大丈夫」


 鑑定的にね!

 改めてまじまじとジマーを見るファロラ、

 なんだか読む項目が多いみたいだ、メモとかしなくて大丈夫かな。


「闇魔法をいっぱい憶えているわ、ダークラージホイール、ダークミスト、ダークサイレント、

 ダークエコー、ダークエクスタシー、ダークセクシャルエントワイン、ダークデスシャワー、ダークメイド、

 ダークインダーク、ダークアイアンメイデン、ダークビッグバン、ダークミラーズ、ダークナイトメア、ダークダック……」


 いくつあるんだ、

 ていうか説明を1つ1つ聞きたいが、

 なんか色んな意味でヤベエ闇魔法がある気が。


「闇魔法はファロラが把握してくれれば良いや、他の魔法やスキルは」

「パーティー飛行、擬人化魔法、パーティーの魔力倍増、不気味な笑い声……」

「ジマー、やってみて」「ダークエクスタシーでいい?」「ちがーう! 不気味な笑い声」


 うっわ、めっちゃ怖い顔になった!


『グハハハハハハ!!!』


 うわ、なんか怖い、

 いやこれスキル効果だ、

 おそらく敵が怯《ひる》むやつだな。


(低レベルの魔物なら、動けなくなりそう)


 いやむしろ人間に使うのか、

 ガーデンオブリリーズが追いついたら試そうかな。


「そろそろ人間になって貰おうか」

「あっシグリヌさんそうですね、じゃあそろそろ」

「……はいっ、どう?」「わーお悪の女幹部みたいだ」


 メスガキからヴァージョンアップである。


「前衛向きな感じがしますわ」

「ルビアさんがそう言うなら、ジマー、剣とか出せる?」

「こうかしら、ダークソード!」「おお闇魔法で剣を造った」


 うん、シグリヌさんと並ぶと、

 背の高さが揃った前衛になるな、

 いつものファロラとのペアも良いけど、こっちもなかなか。


「いっそ~、人間で通しましょうか~」

「いやもう従魔登録しちゃったからなあデーモンで」

「残念ながら~、逃がしたということで~」「万が一、バレたときに面倒くさい」


 魔王ジマーは死にました、

 で人間の○○さんですっていうのが、

 のちに嘘でしたやっぱ魔物で~すってなったら、ファロラ達も疑われる恐れが。


(光属性の魔物なんてレアだけどね)


 まあ魔王のティムも前例無さそうではあるが。


「じゃあセルフィ、ジマーはこのままで行くのね」

「うん、変な言い方だけど、グレーターデーモンを飼ってる事でファロラたちから目を逸らすとでもいうか」

「なんだかよくわからないけどアタシはこのままで良いのね」「ちなみに前の、少女の姿に戻れる?」「無理よ変態っ!!」


 いや、そういう意味じゃないのにい……


(まあいいや、前衛も出来る魔法使いが増えたと思えば)


 あっ、ちょっと気になることが。


「ジマー、回復魔法って使えるの?」

「ダークヒールはアンデッドへの攻撃魔法よ」

「そんなのあるんだ」「人間に使ったら、多分、良くない事が起きるわ」


 こっわ!

 悪人が居たら試そうっと。


(目が3つとか腕が4本とかになりそう)


 グレーターデーモン、

 後はまた気になる事があったら、

 思いついたら聞けば良いや、ということでとりあえず確認は、もういいよね。


「あの~、ひとつだけ、気になることが~」

「リムラさん、どうしたの」「今のジーマさんって~、セルフィさんから魔力を、直接吸えるのでしょうか~」

「ファロラ、どう?」「ダークキッスの魔法なら出来るみたい」「……ええっと、それって……魔法?!」


 ということで馬車は歓楽都市へ進む。

新作始めました!『俺のハーレムど~なってるの?!』

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毎日2話更新予定、こちらもよろしければ、是非どうぞ!!

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