表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よわよわ勇者のサキュバス無双~最弱勇者は冒険者に化けたサキュバスと最強まで成り上がります!~  作者: 風祭 憲悟@元放送作家
第一章 王都に現れた聖なる白い一団、その正体は勇者と魔物!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/25

第17話 結果発表ーーー!!

 冒険者ギルドの個室で待たされる僕たち、

 置かれている紅茶も添えられたクッキーも、

 さっき僕がラストをいただいてしまった、暇だ。


(ひょっとして、忘れられているんじゃ)


 いやいやS級冒険者を雇ってまでそれは無いか、

 ひょっとして、僕以外がサキュバスなのがバレた?!

 だったら下手すりゃ討伐されかねない、ってその時はティムモンスターで通す方針だ。


(魔物を従えさせる魔法ですよ、ええ)


 サキュバスですが光属性の良い子なんです、

 僕以外はむやみに吸ったりしません本当です、

 なんなら目の前で実技してみせましょうかほーら死なないでしょ、みたいな。


「ねえセルフィ、あんまり暇だから廊下でシグリヌと稽古していい?」

「いや迷惑だからファロラ、それだったらせめて武器を研ぐとかの程度で」

「ふむ、いっそ置手紙をして宿へ行くか」「もうちょっと待って来なかったらシグリヌの言う通りにしよう」


 とはいえ、

 こうやって待たされているのもテスト、

 という可能性が微妙にあるんだよなあ……。


(帰りましたね? 失格です、昇格は無し! みたいな)


 だったらギルドの内部へ突撃しちゃうな、特に前衛2人。

 後衛2人も暇そうだな、と思ったらルビアさんが何かひらめいたみたいだ。


「では待っている間、リーダーの魔力を吸わせて頂きましょうか」

「それは良いですね~、こちらのおやつも~、つまんでみたいです~」

「ちょ、ちぃっとそんなこんな所で、それじゃあまるで、何かやらないと出られない部屋みたいな!」


 コンコンッ


「お待たせ致しました」


 ようやく入って来た初心者担当のルミナスさん、

 続いてS級の3人も、これでようやく結果発表か。


「随分と時間がかかりましたね」

「申し訳ありません、教会ともご相談を」

「それでですかあ」「では結果を発表させて頂きます」


 眼鏡を直すルミナスさん、

 さあ、僕らのテスト、その結論は……???


「冒険者パーティー『ホーリーアンライヴァルド』の皆さん」

「「「「「はいっっっっっ」」」」」「冒険者Dランクに昇格です!」

「えっ、D?!」「おめでとうございます、文句なしのランクアップです!!」


 最低限は上げて貰えたけど、

 逆に言えばD止まりなのかあ、

 結構、実力は見せたと思うけどなあ?


「なんだ、納得いか」「シグリヌさんストップ!」「……わかった」


 今のはリーダーとしてのストップです、

 言い方からして命令と察して引き下がるシグリヌさん、

 ここを詰めるのは僕の仕事だからね、よわよわ勇者であっても。


「あの、Dまでしか上がらない理由は」

「飛び級は魔王を倒す、もしくは亡くなったりしない限りはありません」

「と、いうことは」「今後、皆さんは何か軽い依頼でも1つこなせばCに、2つこなせばBランクに上がります」


 ランクアップの規定によるものか。


「どんな依頼でもですか」

「はい、Sランクまで上がれますよ」

「それはすなわち事実上の」「Sランク昇格ですね」


 ならまあ、納得がいくが。


「ありがとうございます、と言っておきます」

「ということで何か依頼を、の前にオレンさんから統括です」

「ええっと、ウチのクランに入らない?」「えええ」「希望は何でも叶えるわ、出来る事なら」


 と言われましてもねえ。

 少し考え込んでいると代わりにファロラが。


「私たち、教会に筋を通さないと」

「その確認をしてたわ、教会は教会で貴方達に依頼を出す事もあるけど、クランは自由に入って良いって」

「だそうよセルフィ」「うーん、しばらくはクランは良いかな、自由な冒険者を満喫したい」「リーダーの方針は以上よ」


 と、しっかりフォローしてくれたファロラ、

 まるで正妻面せいさいづらだな、いやもちろん正妻だけれども!

 オレンさんが大きくため息をついたのち、僕らに話を続ける。


「王都の冒険者ギルドにビッグルーキー、スーパールーキーが来たって感じだわ」

「そ、そんなにですか」「まだ成長途中よね?」「僕は19歳ですが」「パーティーとしてよ」

「まあ、まだまだ伸びしろはあるでしょうけど」「4大クラン、ううん、5大クランで奪い合いよ」


 さすが我がサキュバス4体、

 よわよわ勇者の僕をこんなモテモテにしてくれるとは!

 もちろん目的はサキュバスもとい僕以外のメンバーなんだろうけど。


「わかりました、それでも僕らはフリーで」

「もったいないわね」「それは僕らが決める事なので」

「なんなら私を一晩差し出しても良いわよ?」「またまたあ」


 サキュバスで間に合っています!

 だなんて言えない、というかオレンさん度胸あるなあ、

 もしそれで僕が本当に飛び付いたらどうするつもりだったんだろ、飛びつかないけど。


「貴方達ならどこだって、何だってやれるわ、むしろ私たちが依頼したいくらい」

「お褒めに預かり光栄です」「とにかくこれも縁だから、何かあったらよろしくね」

「そのあたりは、まあ」「ということで依頼ですが」「はいルミナスさん、どうぞ」


 果たして、

 どんな依頼が出てくるのやら……?!?!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ