巫守衛赤竜隊
申し訳ありません。投稿順を間違えました。前話を割り込み投稿させていただきました。
侍A「隊長ー!こっちっス」
アイゼン「見つけたかっ!」
ドドドドドドっと聞こえるような猛スピードで赤い甲冑に身を包んだアイゼンが走ってくる!
ナギ「ヒッ!」
一直線に自分に向かってくる男の形相に、ナギは思わず一歩後退った。
ナギの三歩程手前で立ち止まったアイゼンは、膝をつき、右手を地面に突き立て、頭を垂れた。すると既に集まっていた10人の侍もそれに習うように後ろに並び跪いた。
アイゼン「探しておりました」
ナギ「は、はぁ」
アイゼン「まずはこれをお返しいたします、これはもとよりあなた様が取得したアイテム、拙者が受け取る道理がございませぬ」
ギコ・ミサ(拙者って言ったー!笑笑)
ナギ「いいんですか?」
アイゼン「もちろんでございます」
ナギ「正直武器がなくなっちゃってどうしようかと思ってたんです、ありがとうございます」
ナギは少しだけ困った笑顔で昨日返したばかりだった火竜の灼眼、赤熱のバングルを受け取った。
アイゼン「それからお願いがございます」
ナギ「はい」
アイゼン「誠に勝手ながら、火竜の素材を使わせていただき、こちらの装備を新調させていただきました。見たところお召しになられている服はほぼ初期装備のようでしたので。どうかこれを受け取っていただき、我らアイゼン・フェッセン改め巫守衛赤竜隊の主君となってはいただけないでしよぅふか!」
ギコ・ミサ(最後ちょっと嚙んだー!笑笑)
跪いたまま巫女の衣装を両手に掲げ、頭を垂れたままのアイゼンの顔は嚙んだ恥ずかしさなのか、はたまた別の感情も相まってか真赤に染まっていた。
しばしの沈黙が流れる。
後ろで跪く侍達がプラカードを掲げていた。
侍カンペ(お願いします!)
アイゼン「お恥ずかしながらギルドメンバーは少数となってしまいましたが、どうか!」
ナギ「…はい」
ナギは両手でそっと巫女衣装を受け取った。
侍達「うおおお、やりましたね隊長!」「よかったっスね!隊長!!」
アイゼン「おっおおお、お前ら静まらんか!」
後ろの歓喜の声に思わず顔の緩んだアイゼンは再び気を引き締め
姿勢を正す。
アイゼン「あ、ありがたき幸せ!必ずやお守りいたします!」
ナギ「よ、よろしくお願いします」
そう返事はしたものの、どうすればよいか分からずまた沈黙が流れる。
侍カンペ(なんか命令とかあれば言って!)
ナギ「あああ、えっと、じゃあ最初のお願いです!」
アイゼン「はっ!何なりと!」
ナギ「これからギコちゃんが決闘するので、一緒に応援して下さいっ」
アイゼン・侍一同「御意っ!!」
侍A(揃った!)
侍B(御意そろった!)
侍C(これ楽しいかも!)
アイゼン(一緒に応援♪)
ギコ・ミサ(ナニコレ告白かよ!)




