3つ目「平日夜はジアちゃんいつも寝てて遊べないんだ」
タッキー「さて、3つ目は平日夜に俺がinするといつも寝ているジアちゃんを起こして夜遊びしよう大作戦なわけだが」
GM3 「夜遊びはいけないのです。そもそも、このRPGのコンセプト上無理なのです」
タッキー「なんでよ」
GM3 「だってコンセプトが『ホンモノの異世界で遊ぶRPG』なのです。ジアちゃんねむくなったら寝るのです。キモたんに異世界の時間に時差を導入するとか、2倍速にするとかもどうって言ってみたけど技術的にダメみたいで……。だから夜は寝ようよタッキー。なんなら僕と寝る?」
タッキー「ふーん。本当の理由は中の人が困るから?」
GM3 「な、中の人などいないのです。なんということを言うのですか」
踏まれたいのです? といいつつ既にタッキーを踏みにかかるようこ。
タッキー「ソ、ソウデスヨネー(某」
タッキーはとりあえずようこを押し倒しておいた。
タッキー「そ、それにしたって夜にログインしたら1回や2回、入浴回とか温泉回とかあってもいいんじゃね?」
GM3 「それは僕がジアちゃんに『平日にはお昼にお風呂に入ってね、夜だとタッキーにノゾかれちゃうよー』って言ったらなのです。快く快諾してくれましたがナニか?」
タッキー「犯人はお前か」
GM3 「大丈夫だよ、書籍化されたらきっとここの入浴シーンが挿絵で付くから。よくあるんだよねー」
タッキー「ないない」
GM3 「いやいやあるよ。1巻には無意味にお色気シーン入れて買わせようとかいう魂胆が透けて見えるようなのが。で、期待してたのに2巻目以降そういうイラストがなくてシリアスに走っちゃうのとか実に赦せないのです。きっと絵師への金払いが――」
タッキー「いやいや、ないからそんなのは」
GM3 「あるって、具体的には――」
タッキー「あーやめろー」
とりあえずようこは再度押し倒しておいた。
反省はしていない。
GM3 「――けほけほ。タッキー激しすぎるよぉ、入浴回が見たいんなら『魔王になろう』は小説サイトなんだから、サイト上で頼めば誰かが描いてくれるんじゃ?」
タッキー「いやいや、それもないから。そしてそれ3Dじゃなくてイラストじゃん」
GM3 「その方がタッキー好きなんじゃ?」
タッキー「いや、俺は両方好きだ」
GM3 「(軽蔑のまなざし)だいたいさー、タッキーとジアちゃん2人だけで大丈夫なん?」
タッキー「ん?」
GM3 「例えばさー。私とタッキーが『魔王になろう』抜きで会ったとするじゃん?」
タッキー「おぉ、いいねぇ。と思うね」
GM3 「で、どこかに、で、で、で――」
急に顔をあからめるようこ。
なぜか口どもっている。
タッキー「でで?」
GM3 「どこかにデートに行くとするじゃない。タッキーは僕とどんな会話するのです? 『魔王になろう』抜きで」
タッキー「そりゃー……。うん。会話がもたないな」
GM3 「でしょう? で、同じようにジアちゃんと2人だけなら?」
タッキー「うん。会話がもたないな。いやまて、ジアちゃんの中身もいつも屋敷とかなの? その日おきた事とか話すればいいじゃない?」
GM3 「だ、だから中の人などいないのです。なんということを言うのですか。ジアちゃん学校行ってないから大抵の場合いつもお屋敷で夜なら寝室だよ。ジアちゃんに中身の話は地雷だからやめてね。ジアちゃん本当に困るのです」
タッキー「あぁ、屋敷なのね」
しかし学校行ってない? 単なる引きこもりなのか? 義務教育の年齢ではなさそうだから家事手伝いという線もあるかもしれないな。
GM3 「デートなら行った先の風景とか食べ物とか話せるかもしれないけどね。なんなら僕と練習する?」
タッキー「なんの?」
GM3 「タッキーが女の娘とよどみなく会話ができるようになる練習。食事にいったり、買い物いったり。あぁ、大丈夫だよ。キモたんみたいにアキバに行ってClarisのブレードサーバCPU1024コアちょうだい、とかおねだりしないからさー」
タッキー「それは言われたら引くな」
GM3 「ロロたんは買ったけどね。あれは面白かった」
タッキー「金持ちはいいよなー(棒」
GM3 「タッキーならどこいくの? まずはホテルでディナー? そしてホテルはスィートを取ってあるんだキャーみたいな?」
タッキー「いやいや、だからようこ、いきなりホテルはねーだろ。おまえはキモたんか」
GM3 「さすがにキモたんでもいきなりホテルはないけど、温水プールに行こうとか、下着買いに行こうくらいは言いそうなのです。もし言われたら容赦なく踏むね。でもタッキーなら……」
タッキー「まずは映画とかかナー」
GM3 「ほほぅ、やはり恋愛系のR指定な――」
タッキー「却下。たとえば――」
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続く会話。
立てられるようことタッキーのデート計画。
(直接話せばよいのに。なんでチャットごしで話しているんだろうこの人たち……)
そのとき、いちゃいちゃする2人の会話にジアはちょっとだけむかついていた。




