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現在、一歳になった私。
…やらかしました。
魔法の練習をやり過ぎたのか、体が一歳にしては小さいらしい。
いくら魔力が多いといっても繰り返し練習したり、新たな魔法の習得に使い過ぎたようで、成長に使われる魔力が少なくなってしまった。
仮説とはいえ、原理はわかっていたはずが…。
しかも、体が小さいせいで周りが過保護になってしまった為、魔法の練習も最近は長く出来ない。
今では大規模に威力を発揮する魔法以外は大方覚えたし、魔力循環が早くに働いた為に魔力の量が以前より増えたという利点はあったが。
体が危機感を覚えるほど練習したつもりはなかった。反省はしている。
隣の双子は小さい私に庇護欲が掻き立てられるのか友達というより、今ではまるで自分達の弟のように接してくれる。
そして、八ヶ月差の幼なじみの女の子、メアリーゼも元気にハイハイしていて、よく家にも来ては一緒に遊んでいる。
メアリーゼは鮮やかな赤い髪に黒い瞳で、ふっくらした頬はすべすべして柔らかい。
将来、美少女になっていただきたいものだ。
しかし、周りが過保護になる度にちょっとした罪悪感が…。
医者に見てもらったり、教会に行ったりしたが原因は不明。
それはそうだ。こんな可愛いショタが魔法を使っているだなんて、見た目は子供、頭脳は大人でなければ分からないだろう。
ともあれ、現在は一歳の誕生日である1月で、あと二ヶ月もすれば幼稚園に行くことになる。
メアリーゼも一緒だ。
幼稚園か…子供とはいえ、コミュニティは馬鹿に出来ない。
生意気なガ、げふん。
活発な子供は自分と違うところがあればいじめてくるからね。
空気が読めて、親の受けが良く、年上からも可愛がられてれば大丈夫だろうが。
大丈夫…。私は生まれ変わったんだ。




