↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/57

15


現在、一歳になった私。

…やらかしました。

魔法の練習をやり過ぎたのか、体が一歳にしては小さいらしい。

いくら魔力が多いといっても繰り返し練習したり、新たな魔法の習得に使い過ぎたようで、成長に使われる魔力が少なくなってしまった。

仮説とはいえ、原理はわかっていたはずが…。

しかも、体が小さいせいで周りが過保護になってしまった為、魔法の練習も最近は長く出来ない。

今では大規模に威力を発揮する魔法以外は大方覚えたし、魔力循環が早くに働いた為に魔力の量が以前より増えたという利点はあったが。

体が危機感を覚えるほど練習したつもりはなかった。反省はしている。


隣の双子は小さい私に庇護欲が掻き立てられるのか友達というより、今ではまるで自分達の弟のように接してくれる。

そして、八ヶ月差の幼なじみの女の子、メアリーゼも元気にハイハイしていて、よく家にも来ては一緒に遊んでいる。

メアリーゼは鮮やかな赤い髪に黒い瞳で、ふっくらした頬はすべすべして柔らかい。

将来、美少女になっていただきたいものだ。


しかし、周りが過保護になる度にちょっとした罪悪感が…。

医者に見てもらったり、教会に行ったりしたが原因は不明。

それはそうだ。こんな可愛いショタが魔法を使っているだなんて、見た目は子供、頭脳は大人でなければ分からないだろう。


ともあれ、現在は一歳の誕生日である1月で、あと二ヶ月もすれば幼稚園に行くことになる。

メアリーゼも一緒だ。

幼稚園か…子供とはいえ、コミュニティは馬鹿に出来ない。

生意気なガ、げふん。

活発な子供は自分と違うところがあればいじめてくるからね。

空気が読めて、親の受けが良く、年上からも可愛がられてれば大丈夫だろうが。

大丈夫…。私は生まれ変わったんだ。



 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。