表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/11

⬛︎第3話 共闘

本日最後の更新です!明日から毎日投稿頑張って行きます!

――それから数十分後


地面が砕ける。


巨体のガルムベアが突進してくる。


「さっきと全然違うぞコイツ!?」


リオンが飛び退く。


「魔力が……増幅してる」


フィナが低く告げる。


「だぁから斬っとけって言ったんだ!」


カレンが舌打ち混じりに叫ぶ。


その側面――わずかな気配。


「……右!来る!」


エリシアの声と同時に、脇の茂みから黒い影が迫る。


「はっや!?」


リオンが紙一重で躱す。


「ここで二体目!?ってか速すぎだろ!!」


前からガルムベア、横から豹型のモンスター。挟撃。


「フェイズパンサー……二体同時は……きつい」


フィナが低く呟く。


豹が先に動く。


死角へ入り、一直線に飛び込んでくる。


「ッ――」


リオンの体勢が崩れる。


その隙を逃さず、熊の凶爪が迫る。


――その瞬間。


影から銀の鎖が伸びる。


一直線に伸び、熊へ絡みつく。


ギリッ、と。


巨体が軋み、動きが止まる。


「ッ!?」


カレンが振り向く。


軽装の男――リガーレ。


鎖を引きながら叫ぶ。


「でかいのは俺がやる!速いの任せる、相性悪い!」


「誰だか知らんが助かる!!」


リオンが即座に応じる。


「やるぞ!!」


豹が距離を取る。


リオンが前に出る。


「お前はこっちだ!逃げるなよ、子猫ちゃん?」


フェイズパンサーの耳が伏せられ、鋭い牙を剥く。


次の瞬間、怒りに任せるように一直線へ飛び込んできた。


風を裂く音。


「っと!!」


ギリギリでいなす。


「速すぎだろコイツ!!」


「……そこ」


フィナの魔弾が走り、リオンの頬を掠めて飛ぶ。


「当たるってそれ!!」


「当ててない」


「怖いんだよ!!」


正確無比な魔弾がフェイズパンサーの脚を撃ち抜き、体勢を崩す。


「今!!」


エリシアが踏み込み、カレンが続く。


交差する斬撃。


フェイズパンサーの体が断たれた。


――――


「……っ、暴れんなって」


リガーレが鎖を引く。


熊の四肢を締め上げる。


だが――


バキッ。


「……は?」


鎖が引きちぎられる。


「……やっべ」


直後、振り抜かれる爪。


ズッ――


一歩引いたリガーレの頬を掠め、血が滲む。


「……っ、あぶね」


(あとちょっと反応おくれたら……おぉ怖……)


一歩引き、呼吸を整える。


「……手加減なしだ」


影が広がる。


より太く、重い鎖が幾重にも伸びる。


絡みつき、締め上げる。


ギギギ、と。


今度こそ、完全に止まる。


視線の端で、豹が崩れ落ちる。


(……あの太刀筋なら問題ないか)


小さく息を吐く。


「動きは止めた。……ちょい太いけど、いけるよな?」


カレンが笑う。


「上等!!」


踏み込み、一閃。


――首が落ちた。


巨体が崩れ、地面が揺れる。



静寂。


土煙が、ゆっくりと晴れていく。


血の匂いだけが残る。


リガーレは頬の血を拭う。


「……いってて、今日は厄日だな」


小さく呟いた、その時。


背後から、鋭い視線。


振り返ると、カレンの剣先がこちらへ向けられていた。


「……お前、何者だ。」


森の奥。


魔王と人族の冒険者たち。


――その視線が、初めて交差する。


魔王と人間の初遭遇!相当手練の冒険者そうですが正体はいかに…?続き気になったら評価等お願いいたします!


初投稿で誤字脱字つたないところあるかもしれませんが完結目指して頑張っていきます!

温かい目で見守っていただけたら幸いです!感想お待ちしております!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ