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第195話

色んな意味合いで、超絶グダグダ過ぎですみません。

アレから数ヶ月が経ち、ミランダたちは漸くとリベルダ領土へと足を踏み入れたのである。


「やっと…北の大陸に到着したのね」

「ふむ。噂では瘴気が立ち込めているが故に禁断の地と噂されていたが、どこよりも澄み切った空気だな」

ミランダとエリウッドは、深呼吸をしながら言ったのだ。

「ほ、ホントにオレたちもご一緒していいんですか?」

リールは、今にも更に北へと飛び出していきそうになっている、シュナを止めながら言った。

「勿論だ。とりあえず、北に行こうではないか」

もっと荒れ果てた大陸だと思っていたものの、整備がどこよりも行き届いた地に彼らは、大魔王シリウス・リノベイションが治める地へとやって来たのだった。



「ガラス細工がここで思う存分と出来るとは、腕の振るい甲斐があるものだな」

アルバート・グラスは、前世の知識を生かしながら、凝った細工が行き届いた、ガラスのジョッキ製造に精を出していた。

「め、メッチャ細かいのに良く出来ますね」

「こういうのはコツを掴めば簡単だぞ」

「そうですかねぇ…」

アルバートの元で弟子入りした、エルフの少年はそう言いつつもガラス細工に没頭してしまったのである。



「いいか?交易というのは、安く買って高く売るのがコツなんだ」

グランマーズ・L・フォルクスタードは、ノイント都市国家・ティーリアから移住するなり、交易とは何たるモノか、ここに集いつつある住人に説明をしていた。

「ふむふむ。安く買って高く売る…か」

「成る程ね。とはいえ、テレポートが出来たらあちこちと行けるのになぁ…」

「テレポート?」

「知らないのかい?グランマーズさん」

「いや、知っているけどよ…そうか。テレポートは存在している魔法なのだな」

今まで使用したことはないけれどと同時にこの歳で魔法はどうなんだろうかという自分がいた。

「あー…それならあっちで魔法講座があるみたいだぜ」

「ホント?行く行く」

ノイント都市国家から移住して来た人間たちは、魔法講座に惹かれるままに交易の場を後にしてしまったのだ。

「ふむ。わしも試しに魔法とやらをこの歳で習うのも悪く無いかも知れないな」

グランマーズは、今日の所は店仕舞いだと言いながら、魔法講座の方へと行くことにしたのだ。



「この度は我がノイント都市国家の住人たちの移住に許可して頂きありがとうございます」

リリア・ネルソン・ルスト・アルヴィーンは、すっかりと体調は良くなったことから、若き大統領という任を持ちつつも、彼女もまた、移住の一人として居座ることになったことにより、シリウスに向かって礼を言ったのだった。

「いやいや。リリアさんのお陰で少しずつだけど、あの子も人間不信も落ち着いて来たみたいですから」

何しろ、人間の男を見る度に怯えて震えていたフリックは、今はすっかりとサフィールに懐いている様子を見せているが故にシリウスは返したのだ。

「そうですね。それにしても…ここは凄いですね」

「あ、ああ」

無駄に領土が広い分、何とかしようと思いながら、漸くと街らしくなったことと同時に人間形態を保つことが出来る魔物たちもまた、人間と共に接する機会が増え、交流も増えつつある現状だったのだった。

「とりあえず、私も色々と見て来ますね」

リリアはそう言うと同時にリリアに仕える侍女たちは、お供すると、シリウスはスライスからここへと向かっている、新たな人間の報告を受けたのである。








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