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10|地球|アカデミー|アダル

パート I


すべてが早く終わってほしいと願った。


まるで、生きることの本質そのものを引きはがされたようだった。呼吸することにまだ意味を与えていたもの、そのすべてを。


私たちは、自分の命こそが何より大切だと信じている。

だが時に、それこそが最も重要ではないものになる。


二か月の沈黙。


二か月ものあいだ、私たちは彼らの物語の中で悪役にされていると知りながら生きていた。


反対派は私たちを倒すために結束し、民衆の支持まで勝ち取っていた。

アカデミーへの信頼は年を追うごとに削られ、ついには私たちだけが残った。

孤立し、味方もなく、時間もなかった。


私たちは交渉を試みた。

艦船のことも、老化抑制技術の知識も差し出そうとした。

だが彼らはそれ以上を望んだ。

私たちの命そのものを。


彼らは宣言した。

私たちは病だと。

私たちの存在は未来を汚染すると。


彼らは期限を与えた。

二か月以内に地球を去らなければ、全員が死ぬ、と。


嘘だった。

艦船も、私たちの知識も、そのまま持ち去らせるつもりなど最初からなかったのだ。


だが彼らの想像していなかったことがある。

大半の者たちは、すでにデルゴンの採掘施設へ向けて出発していた。


偽の記録。

改ざんされた読み取り。

すべては整っていた。


反対派の指導者たちがアカデミーを去った瞬間、計画は始動した。

最初の爆発が響いた。

私たちの爆破だった。


艦船が一隻、また一隻と破壊されていく中で、私は自らの手でデータベースを消去していった。

あれだけは、決して彼らの手に渡してはならなかった。


そのとき、足元の地面が揺れた。

あまりにも激しい衝撃で、肺の空気が押し出されるのを感じた。

重火薬で突破口を開いたのだ。


私たちは中庭へ向かって走った。


無傷で残っていた艦船は三隻だけだった。

私は家族とともに、待機していた一隻に乗り込んだ。

行き先は、もう決まっていた。


「アダル、幸運を」

すでに安全圏に入っていたブラウンが通信で言った。

「本当に教えてくれないのか? なぜユナイテッドのもとへ向かうのかを」


「ブラウン……私も、私の家族も、ユナイテッドなんだ」


そのあとに続いた沈黙が、彼の衝撃を物語っていた。

評議会がユナイテッドを受け入れることなど決してなかっただろう。

反対派の憶測を封じるための政治的判断だった。

だが、そんなものは無意味だった。


ブラウンは小さく笑った。


「イェヴァに、私から強い抱擁を伝えてくれ」

彼の声は一度揺れたが、すぐに立て直した。

「どうか良い人生を、友よ」


「パパ? 私たちがユナイテッドだって話したの?」

ルーシィが、緊張と希望の入り混じった声で尋ねた。


「話したよ、娘。私たちは自分たちの民のもとで生きるんだ」


「友だちに会えるのね! 信じられない!」

エルザが歓声を上げた。

長いあいだ見ていなかった輝きが、その顔に戻っていた。


艦は浮上した。

そのまさに瞬間、中庭の門が巨大な爆発で引き裂かれ、破片が私たちの上へ降り注いだ。


被弾した。

深刻な損傷だったが、致命的ではなかった。


だが三隻目の艦は、地面を離れることすらできなかった。

敵兵が中庭へなだれ込み、仲間たちは必死に戦った。


三百人の友が、拷問に処される運命だった。

処刑のほうが、彼らを待つものに比べればまだ慈悲だっただろう。


ブラウンは理解した。

彼の声が再び通信に戻ってきた。

今度は揺るぎなく。


「アダル……彼らは拷問される。ユナイテッドを救え。そしてデルゴンへ連れて行け」


彼の言う通りだった。

だがブラウンは、私の艦の損傷の大きさを知らなかった。

いや、私自身すら知らなかった。

二千人を超える人間と、十日分の物資まで運べるのかどうか。


それでも私は要塞への針路を取った。

損傷したこの艦が、あと一度だけでも離陸に耐えてくれることを願いながら。


パート II


私は焦っていた。


ユナイテッドに再会し、ミラジェーンと私が三十三年間抱えてきた秘密を、ついに明かしたかったのだ。


だが要塞のそばに着陸しても、誰一人として迎えに来る者はいなかった。


そこは寒く、陰鬱で……静かすぎた。

苦い後悔が私を貫いた。

彼らをそこへ送ったのは、私だった。


門には鍵がかかっていなかった。

中に入ると同時に、照明が自動で点いた。


すべてはきれいだった。

すべて整然としていた。

だが、空っぽだった。


「みんなどこにいるの、パパ?」

ジュヴィアが私の手を強く握りながらささやいた。


「分からない。ここにいるはずなんだが……」

私は空虚の中に理屈を探そうとした。

「襲撃の痕跡はない。略奪もされていない。物資もそのままだ」


「食べ物を置いていくはずがないわ」

エルザが落ち着かない様子でつぶやいた。


私たちは岩をくり抜いた通路を進んだ。

そのうちの一つの寝室には、整然と並べられたマットレスがあり、その上に一冊のノートが置かれていた。


やるべきことの一覧。

そして最後のページには、二つのハートが描かれていた。

どちらにもイェヴァの名前があり、二つ目のハートの中央にはエルザの名があった。


それを見せたとき、娘の呼吸が一瞬止まるのが分かった。


「パパ……カレルって誰?」


「分からない。おまえ、その名前を聞いたことは?」


「一度もない。でもここ……」

彼女はもう一つのハートを指さした。

「イェヴァの恋人だったみたい。名前がここにある」


あの場所で何があったのか、私には皆目見当もつかなかった。

ただ一つ分かっていたのは、私たちはここに留まれないということだけだった。


私は艦へ戻った。

損傷は修理可能だった。

だが一日か二日はかかる。


破損した区画を隔離し、ナセルを補強しようとしていたそのとき、娘たちの悲鳴が刃のように私を貫いた。


私は走った。


そこには敵の部隊がいた。

汚れた手が、私の娘たちの髪をつかんでいた。

その顔に浮かんでいたのは……純粋な恐怖。

そして死の確信だった。


私は抵抗しなかった。

少しでも反抗すれば、彼女たちにさらなる苦痛が加えられるだけだったからだ。


二人の男が私を押さえつけた。

顔の前で怒鳴り散らしていたが、私は黙っていた。

彼らは私が誰か知っていた。

懇願しても無駄だった。


ミラジェーンは拘束されてなお、毅然としていた。

彼女はいつだって、私より強かった。


彼らはエルザを殴りながら、私たちを崖の縁へ引きずっていった。

全身が震えていた。


「私から先に殺せ!」

私は懇願した。


だが投げ落とされたのはルーシィだった。


あの髪が最後に揺れた瞬間。

雪の白の中で、赤い上着だけが鮮烈に浮かび上がっていた。

そして悲鳴は深淵の中で砕け、やがて無へと消えた。


胸の内側から刃で裂かれたようだった。

脚が崩れた。

彼らは私の髪をつかみ、無理やり顔を上げさせ、首領を見るよう強いた。


「腰抜けどもめ! 見ろ! こいつは全部見ることになるんだ!」


別の兵士がエルザをつかんだ。

その笑みは……捕食者のものだった。

彼は彼女の顔を舌でなめ、そのまま突き落とした。


娘の悲鳴は、音が消えたあともなお続いていた。

私の中に閉じ込められた残響となって。


同じ化け物がジュヴィアを雪の上へ引きずり、幼い身体を蹴りつけ……そして投げた。

彼女は岩の縁にかろうじてしがみついた。


「パパ!」

泣きながら、私へ手を伸ばした。


男はその指を踏みつけた。

そして……終わった。


私は崩れ落ちた。

もう、痛み以外の何も存在しなかった。


ミラジェーンは抵抗しようとした。

だが、意識を失いかけるまで殴られた。

そのあと……髪をつかまれ、持ち上げられた。


刃の光。

腹部への正確な一撃。

そして最後の一押し。


その場で、私の中のすべてが死んだ。


胸の痛みは収まりきらず、内側から外へ向かって私を裂いていった。

それもまた逃れたがっているかのように。


私は最後の一撃を待った。

この胸の苦しみを引き抜いてくれるなら、何でもよかった。


だが、彼らは苦しみを長引かせたかったのだ。


私を要塞の外側の一室へ引きずっていき、その中へ放り込んだ。


「凍え死なせろ。自分のしたことを悔やむ時間くらいはあるだろう」


私は殺してくれと願った。

ひざまずいたまま、あの一瞬一瞬を何度も生き直した。

永遠のように思える拷問だった。


風は避けられていた。

それがかえって私を罰した。

燃えるような痛みではなく、ただ重く、押し潰すような苦しみを、延々と感じ続けることになったからだ。

生き続けることをやめない身体のように。


彼らがユナイテッド向けの物資を艦に積み込むあいだ、私は笑い声を聞いた。

娘たちの最後の悲鳴を思い出して、楽しんでいたのだ。


私は崖の下の遺体を想像した。

ユナイテッドの死体と入り混じった、私の家族の身体を。


この身に収まりきらない痛みだった。


「さようなら、アダル。安らかに死ね!」

誰かが嘲るように叫んだ。


だが安らぎは、彼女たちとともに、すでに殺されていた。


パート III


彼らは去った。


私は逃げようとは思わなかった。


ただ壁にもたれかかるように崩れ落ちた。

身体は麻痺し、もう手足の感覚もなかった。


私は死んでいた。

ただ心臓だけが打ち続けていた。

まるで、この痛みを嘲笑うかのように。


二隻の艦――敵のものと、私のもの――のエンジン音が聞こえたとき、扉のところで金属音がした。


「おまえの艦は、おまえを置いて出ていくぞ」

私は言った。

「頼むから、私を殺してくれないか」


「私はあいつらの仲間じゃない」

相手は答えた。

「それに、おまえを殺すつもりもない。ただ不思議なんだ。どうして艦が耐えられる重量の二倍も積んだ? 欲に目がくらんで死ぬつもりか?」


返事の代わりに轟音が来た。

閃光が走り、そのあとさらに爆発が続いた。


あまりにも愚かだった。

信じられないほどに。


「連中はアカデミーの人間じゃない。艦の読み方も……艦との意思疎通の仕方も知らないんだ」

私はつぶやいた。

何も感じなかった。

満足も。

復讐の喜びも。


私は凍える床に横たわった。

空は完全に曇りきっていて、不吉な兆しそのものだった。

ただ、死が早く来てくれることだけを願った。


「おまえ……ユナイテッドなのか?」

私は壊れた声で尋ねた。


「違う」


「彼らがどこにいるか知ってるのか?」


「もうここにはいない」


「殺したのか?」


「変えた、と言っておこう」


私は苦い笑いを漏らした。


「死の呼び名を変えれば、罪が洗い流されるとでも思うのか?」

私は深く息を吸った。

「私はユナイテッドだ」


「知っている」

相手はきっぱりと答えた。


「どうして知っている?」


短い沈黙。

それから。


「アダル……イェヴァはセクヴェンスを信じていた。おまえは信じるか?」


その名は、熱せられた刃のように私を貫いた。

イェヴァ。


「イェヴァは光だった。あらゆるものを信じていた。宇宙が守るべきだった心を持っていた」

私の声はそこで崩れた。

「娘の友だちだった。信じたいんだ……どこかで……一緒にいると」


「いや、アダル。彼女たちは一緒にはいない」


涙がまたあふれた。

相手は続けた。


「ユナイテッドは互いを信じると言われている。イェヴァはセクヴェンスを信じていた。おまえは信じるか?」


「イェヴァが信じていたなら、私も信じる」

私はささやいた。

「だが、それは三百年前の話だ。なぜそんなことを知りたがる? なぜ彼らを殺した? おまえは何者だ?」


「さっきも言ったが、私は彼らを殺していない」

相手は答えた。

「そして、おまえも殺さない」


「私の名はモコウ。ミリアメデスだ」


「ミリアメデス?……そんな名前、聞いたこともない……」


数秒のうちに、あまりにも荒唐無稽な形で、すべてがつながってしまった。


「つまり……おまえは異星人だと言ってるのか?」


「イェヴァはセクヴェンスを信じた。そして助けを求めた。まさにブラウンの予想通りに。ユナイテッドはアンテイアにいる、アダル」


「別の惑星に?」

私は笑った。

まるで笑いではなかった。

「それを私に信じろと?」


「扉が閉まっている。ヘネルトが道具を取りに行っている。開けるために」


「信じないのか? ユナイテッドなら信じるはずだ」


「私は他の者たちと同じように、他の者たちの中で生きてきた」

私は言った。

「すぐに分かる。人の言うことが、すべて真実とは限らないと」


「分かるよ」

彼は言った。


その声の静けさに、私は彼がもう去ったのかと思った。

だが、そのとき扉がついに開いた。


二人の背の高い存在。

毛に覆われ、大きな黒い目を持ちながら……それでいて奇妙なほど穏やかだった。


衝撃。

だがその直後に来たのは、無関心だった。

どんな驚異も、この痛みに勝つことはできなかった。


ほとんど力の残っていない身体で、私は崖のほうへ歩いていった。

ミリアメデスたちは黙ってついてきた。


私は深淵を見つめ、告白した。


「妻と娘たちを殺された……」


闇は何も答えなかった。

私は続けた。


「私の役目は終わった。ユナイテッドは救われた……だが、彼女たちが死んだ今、もう何も私をここにつなぎ止めない。必要なのは、この痛みが終わることだけだ」


私は目を閉じた。

身体を落下へ傾けた。


そのときモコウが私の肩に手を置いた。


「もう行けるか?」

彼は息も絶え絶えに言った。

「ここは私の種には酸素が薄すぎる。それに、おまえの妻をアンテイアへ連れて行かなければならない。医療処置が必要だ」


全身が硬直した。


「……何て言った?」


彼は空気の薄さに苦しんでいた。

私は奇跡にしがみつこうとしていた。


彼はもう一度息を荒げた。


「私は……呼吸しないといけない」


「妻が……生きているのか?」

私は絶叫した。

必死だった。


「停止状態にある。だが医療処置が必要だ」


脚の力が抜けた。

私は膝から崩れ落ち、モコウの脚にしがみついて泣きじゃくった。

だが頭の中では、なおもその不可能さと戦っていた。


私は彼女たちが死ぬのを見た。

死を感じた。

それなのに……痛みは少しも変わらなかった。


歩くこともできず、私は彼らに支えられるまま身を任せた。


視界はぼやけていた。

遠くに、開いた艦のランプの光が見えた。


それが、私が気を失う前に見た最後のものだった。


パート IV


どれほど長く気を失っていたのか分からない。


目を開けたとき、私は裸で……しかも治っていることに気づいた。


指はもう凍っていなかった。

頭も痛まなかった。


だが胸の痛みだけは、戸惑っているようだった。

怯えているようだった。

この苦しみに……もしかすると終わりがあるのかもしれないという可能性に。


ミリアメデスたちは黙って私を見ていた。

あの毛むくじゃらの顔は、私が本当に見たい顔ではなかった。


服はきれいに畳まれて脇に置かれていた。

私はゆっくりと服を着た。

奈落に落とされたときに失った尊厳の、ほんのわずかでも取り戻そうとするように。


一人のミリアメデス――柔らかな声、明らかに女性だった――が近づき、私の手を取った。


「あなたは家族の近くにいるべきです。でも、その前に理解してほしいことがあります。彼女たちは停止状態にあります。心臓は動いていないし、呼吸もしていません。でも生きています。あるエネルギーに守られているのです。まるで時間が彼女たちだけ止まったかのように。オブザーバーたちが、地面に触れる前に彼女たちを受け止めました。ただ、あなたの奥さまだけは……重傷です」


「オブザーバー?」

私は理解に追いつこうとして尋ねた。


彼女は、小さな球体を手のひらの上に見せた。

それは光った。


「アカデミーには十体のオブザーバーがいました。あなたたちが出発したとき、そのうち五体が一緒に来ていました。セクヴェンスは、ユナイテッドを置き去りにはしません。襲撃を受けたとき、オブザーバーたちが私たちを呼んだのです。私たちの船がいちばん近くにいました」


「ありがとう……彼女たちはどこだ?」


見なければならなかった。

私は彼女たちが死ぬのを見たのだから。


彼らは私を隣の部屋へ連れて行った。

娘たちは床に横たわっていた。

動かず、呼吸もせず……壊れやすい像のようだった。


私はルーシィのそばに膝をつき、その手を握った。

私が受け入れた死と同じくらい、冷たかった。


「起こしたいですか?」

彼らは尋ねた。


「頼む……」

それが私に言えたすべてだった。


かすかな閃きが空気を横切った。

そしてルーシィは突然深く息を吸い込んだ。

まるで湖の底から戻ってきた者のように。


私は奇跡の前で凍りついた。


彼女の顔に触れると、目を開いた。


「パパ!」


私は崩れ落ちた。

息が続かなくなるまで、彼女の胸にすがって泣いた。


だがルーシィは、いつものルーシィのままだった。

私の涙をぬぐい、肩をつついた。


「どうしたの、娘?」


彼女はただ、そばにいるミリアメデスたちを黙って指さした。

私は弱々しく笑い、彼らが友だちなのだと説明した。


「こんにちは」

そのミリアメデスは言った。

「私はミリリャ。抱きしめてもいい?」


ルーシィはうなずいた。

二人は抱き合い、ルーシィは鼻にしわを寄せた。


「なんでそんな変な服を着てるの?」


私たちは、それが服ではないのだと説明した。

ルーシィは、それから、悪い男に崖へ投げ落とされたことを、傷ついた子どもらしい単純さで話した。

でも、地面には届かなかったのだと。


私は他の二人も抱きしめる必要があった。

地獄が終わったのだと確かめたかった。


「二人とも起こしましょう」

モコウが言った。


エルザとジュヴィアはゆっくり目を覚ました。

だが私を見るなり、泣きながら走ってきて、私の首にしがみついた。


「死ぬと思ったの」

ジュヴィアが私の胸に顔を埋めながらささやいた。


エルザはほとんど言葉も出なかった。

私が消えてしまうのではないかというように、強く抱きついていた。


そして彼女はミリアメデスたちを見て叫んだ。


「ミリアメデス!」


ミリリャが近づき、優しく頬に触れた。


「セクヴェンスがあなたたちの心の傷を癒してくれるわ。もう安全なのよ」


「会えるの?」

ジュヴィアが目を輝かせて聞いた。


モコウは微笑んだ。


「君の娘たちには迷いがないな、アダル。イェヴァのようだ」


その名がまた私を貫いた。


「ユナイテッドがどこにいるか知っているのか?」


「あなたたちが……最後のユナイテッドです」


エルザはさらに強く私に抱きついた。

モコウは続けた。


「泣かないで、お嬢さん。みんな生きている。ただ、もうユナイテッドではない」


「今はセクヴェンスだ。新しい感情とともに生きることを学んでいる」


「イェヴァに会えるの?」

エルザは食い下がった。


「宇宙じゅうがあなたたちをアンテイアで待っている」

彼は答えた。

「イェヴァは君のことを本当によく話しているよ……」


ルーシィが私の服をつかんだ。


「パパ……ママは?」


モコウは、別の部屋についてくるよう私たちに言った。

ジュヴィアが立ち上がろうとしたが、脚に痛みが走って崩れた。

蹴られたことを思い出した。


「その怪我は治してあげる」

ミリリャはしゃがみ込み、彼女のズボンを下ろそうとした。


ジュヴィアは驚いて、慌てて自分で引き上げた。


「もう治ってる!」


「この子、他の人の前で裸になるのが恥ずかしいの」

エルザが説明した。


ミリリャは笑ってジュヴィアを抱き上げた。


「セクヴェンスになれば、裸で眠るし、みんなと裸でお風呂にも入るわ。夏には裸で歩くの。彼らはそれが大好きだし、そこに恥はないのよ」


「でも、私はまだセクヴェンスじゃないもん」


ミリアメデスたちは声を上げて笑った。

娘たちはまだあの輝きを失っていなかった。

年齢にしては賢すぎる知性。

その知性が、危うく彼女たちを破滅させるところだった。


ほどなくして、ミリリャはジュヴィアを連れて戻ってきた。


そして……私たちはミラジェーンのもとへ行った。


「ママ!?」


娘たちは泣き出した。

私は彼女たちを抱き寄せた。


「落ち着きなさい。大丈夫だ」

私は言った。

その言葉の裏付けを、異星のまなざしの中に探しながら。


「大丈夫よ」

ミリリャが保証した。

「ただ停止状態にあるだけ」


ミラジェーンは裸で、きれいにされていた。

だが、痣がその肌を暗く染め、胸の下の深い傷が残酷な記憶としてそこにあった。


私は彼女の顔に触れ、その冷たい唇に口づけた。


ジュヴィアがささやいたとき、私はまた崩れそうになった。


「毛布、ある? ママ、恥ずかしいと思うから……」


もう一人のミリアメデス、キルマルが毛布を持ってきた。

エルザが丁寧に彼女にかけた。

そのあいだにモコウが説明した。


「いくつかの臓器が損傷している。私たちは君たちの生体を知らない。アンテイアでセクヴェンスがすべて再生する。そのため、彼女は停止状態のまま維持する」


「まだ遠いの?」

エルザが勇気を振り絞るように尋ねた。


「君たちの時間で七日だ。眠っているあいだに着く。時間の経過は感じない」


彼らは私たちに食べ物をくれ、浴室とシャワーの場所を教えてくれた。


熱いシャワー。

氷の地獄のあとでは、それだけでも奇跡のようだった。


私たちは床に座った。

ミリアメデスは椅子を使わないのだ。

そして話をした。


ミリリャは、イェヴァとの最初の出会いについて語ってくれた。

セクヴェンスが、彼女に会ったあと、すべてのユナイテッドを望むようになったことも。


「彼らはイェヴァに恋をしたの」

ミリリャは言った。

「そしてミレナが誰かを望むとき……その人は彼女のものになる」


エルザは眉をひそめた。


「それ、変だよ」


「ただ違うだけよ」

ミリリャは優しく訂正した。

「あなたたちが生きているのは、セクヴェンスがあなたたちを選んだから。そして、それ以上に大きな愛はない。逃げ道もないけれど。でも、これ以上に幸せな運命を私は知らないわ」


「彼らの望むことは、全部するの?」

ジュヴィアが尋ねた。


「セクヴェンスの望みは、すべて尊重されなければならないの」


「面白いね」

娘は考え込むようにつぶやいた。


ジュヴィアとミリリャは、すぐに親しくなった。

私はただ見ていた。

呼吸を続けようとしながら。


「セクヴェンスは、もうあなたたちが来ることを知っている」

モコウが部屋に入ってきた。

「エルザ……イェヴァから伝言だ。君を愛している、と。そして再会を心待ちにしていると」


喜びの笑いが広がった。


「ママにキスしてもいい?」

ルーシィが聞いた。


「もちろんだよ」


キスを終えたあと、私たちは大きな寝具の上に皆で横になった。


灯りが落ちた。

胸の痛みはまだ脈打っていた。


だが、奈落のあとで初めて――


私は、生きていることに感謝した。


そして娘たちの手を握ったまま眠りに落ちた。

二度と何ものにも彼女たちを奪わせないために。


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