行方不明魔王
「いんや全然、ほぼ全員を皆殺しにして死ぬ覚悟をして堂々と軍法会議に出席したらさらっと粛清ご苦労!の総帥の言葉で終わったな」
「あの時すでに飛鳥さんが証拠を総帥に提出済みで後は粛清するタイミングだったらしいのよね」
「そそ、んでちょうどよく俺がほぼ殺しつくして、残った奴もすでに捕まってて俺に殺されたほうがマシな殺され方したようだったぞ」
「そうだったんですか、俺達の仇を討って頂いてありがとうございます。その時に家族みんなも浮かばれたと思います。生き残った私が代表してお礼申し上げます」
レイはそういって土下座をした。
「よせよせ、あいつ等は笑ってた方が幸せだ。怨んで化けるには惜しい。ただ俺の自己満足だ」
「そう思って頂けることが私はうれしいんですよ」
顔を上げたレイはまた涙を流し笑っていた。
「なぁ。鬼灯はもう必要ないか?」
「ええ。私にはもう必要ありません。あなたの魂に鼓舞され、守られた私は強くなれましたから。それに今の私は一人じゃありませんしね。」
そう言ったレイの顔は笑顔で何も憂いも感じられなかった。
「そうか。じゃぁ鬼灯は俺が返してもらうな?」「はい」
「しかし、俺等はレイと会わないと鴉さんにいtt「やっぱりここにいたかぁ~」・・・」
俺はレイに尋ねようとしたらそこに鴉さんが来た。
「魔王陛下、魔国の人達が大慌てで連絡寄こしてきましたよ?」
「あぁ・・・装備盗んで急いでこっちに来てしまいましたしねぇ・・・」
「それも連絡来ていましたよ?商人の方が死にそうな顔をしながら盗まれたことを会頭自ら土下座をして謝れました。」
「商会の方には悪いことをしましたね。後で謝りに行ってきますよ。しかし、一応メモはしてきたんですがね?」
「さすがに城に『ちょっと人に会いに行ってくるから』、商会に『これは私が持っていく』では言伝には足らなすぎるでしょうに・・・」
「飛鳥さんから弾蔵さん達が会いに行くかもしれないと聞いて待っていたら、左之助さんから会いに行かないそうです。と来たら来るしかないじゃないですか。ついでに装備も持って行ってあげようと」




