魔王レイ
「それは俺達の言葉だ。お前は800年経ってるんだろう?聞いたよ、魔王やってるんだってな?お前の功績も見させてもらったよ。がんばったな。」
「私は・・・私は・・・一度もあなた達の事を忘れたことはありません。魔王をやっているのだって偶然に偶然が重なっただけでしかありませんよ・・・。ただ、あなた達のような人に成りたい、成るという気持ちの結果にしか過ぎません。幸い力はありましたし・・・」
レイは泣きながら笑顔で途切れながら話した。
俺達はその後レイが落ち着くまで待ってから話した。
「お前、瑠璃の装備渡すときに声震えすぎだw」
「駄目ですね。隠そうとすると余計声が震えてしまいましたよw」
「ふふふ、隠すなら日本名の呼び方が普通過ぎてバレますよ?」
「膳さんは余り関わりなかったからいけたんですけど、どうしてもですね・・・」
「わしは孤児院の子達から遠目に見られておったからなぁ」
「別に皆嫌っていたわけじゃないですよ?ただ、いつも仏頂面で愛想がなくて近寄りがたかっただけで・・・」
「わははは、ほぼ悪口じゃねぇか。確かにあの時はまだこいつ人間の形した何かだったしなw」
「さすがにそこまで思ってなかったですって!ただ、怖そうってだけで怖いではなかったですよ!」
「ふふふ、言い繕おうとしてドツボにはまってますよ?」
「あぁ〜・・・とにかく膳さんにも恩を感じています!僕達を止めてくれた人ですから!」
「あの時の事覚えてるのか?」
「曖昧にですがある程度は・・・最後に話したことも覚えてますよ?『あの世に行っても戦い抜け!これをお前にやる。俺の魂だ!俺の魂が神だろうが閻魔だろうが殺してみせる!またな!』ってこの刀を私に握らせてくれたのを・・・」
「いや、ね?ちょっと・・・ハズいんだが?」
「ふふふ、あの時そんなことがあったのね。それであの後レイの軍刀で屑共を殺しに一人で行ったのね」
「あぁ~・・・仇討ちにレイの軍刀でって思ってな。それに、相手は屑とはいえ軍のお偉いさん達だ軍に所属している以上軍法違反だったしな。お前等を道連れにしづらかった」
「すみません。俺が死ぬ間際に情報を話したばっかりに大変な思いをさせてしまって・・・。」




