↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
老人の異世界散歩  作者: 浦見 比呂
王国編
66/157

夢見る笑顔

「話をしただけか・・・で、あの殺気じゃと?わしでも動けなくなるほどの殺気じゃぞ。」

呆れたような顔でこちらを見ているギルド長。


「悪かったよ。少しあの女に煽られてな。」


「迷惑な話じゃ。原因はお主等なんじゃな?」


「あぁ」


「なら手伝え。この辺りにいた人物はあのように皆気絶しておる。」

部屋の片隅を指さして言った。


そこには、白目を剝いて倒れている精霊の木の店主がいた。


俺達は仕出かした事を悟ってあちゃ〜と額に手を当てた。


それから俺等は皆で手分けをしながら介抱をしていった。


「あの婆、これを知って逃げやがったな」


「とっとと働け!」

ギルド長に叱咤されながら俺は婆に怨みの念を送っておいた。



うまく面倒ごとを逃げ出した。

『元日本帝国帝国陸軍武人統括部最高司令官兼総帥直属特務部隊隊長』階級は大将。

現在、オルド王国の将軍である中島飛鳥は領主の館への帰路につきながら考えていた。


(小童共も来るだろうとは予想していたが三人同時とはな。楽しくなりそうだ。)


後にその姿を見た人が口々に語る。


「将軍様がとてつもない笑顔で街を歩いたんだ」


「俺達は何を見たのかわからなかった。」


「いつも凛として優しく笑顔で声を掛けてくださる将軍様ではなかったんだ。」


「声を掛けようと将軍様の方を向くと皆が皆圧倒されて声が出ない。」


「そのまま獰猛な笑顔を浮かべたまま歩いて行ってしまわれた。」


「「「「「俺達は夢でも見ていたのだろうか。」」」」」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。