↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
老人の異世界散歩  作者: 浦見 比呂
王国編
59/157

おぼえたぁリターンズ


「何言ってんだ?お前の闘い方、俺の知る限り一番ありえんぞ?」


「ふふふ、はいはい。どちらも馬鹿でしょ。ほら、ご飯出来る前に行くわよ。」


俺達は少し言い合いをしながら孤児院の中に入っていった。

中に入って広間に向かった俺達を待っていたのは子供達からのお礼だった。

子供が皆広間に集まっており「「「「今日はありがとうございました!」」」」と言われ手を引かれそれぞれ席に付かされた。ルリは年長の女の子達のグループのようだ。赤鬼は年長の男の子のグループ、俺はというと「「「あ~んしてあげゆ!!」」」また年少組だった。


「いらんいらん、自分で食えるわ!足に上ってくるんじゃねぇよ!こぼれるからこっちに差し出すな!前を見ろ零れる!だあああ、静かに食えや!」


そんな俺達のわちゃわちゃを見ていた同じ机で赤ん坊の世話をしているイリアが申し訳なさそうに言った。


「すみません。この子達がぜひダンさんと食べたいと言ってルリさんにお願いしていたんです。子供たちの世話までさせてしまって申し訳ありません。」


「気にすんなや。たまにはこんなのも良いもんさ」


「それに、今日は本当に助かりました。ありがとうございました。」


「お礼なら瑠璃に言ってくれ。あいつが全部やったことだ。」


「いえ、ダンさんとゼンさんも子供達の治療をしていただきましたし、助かりました。」


「まぁ、受け取っておくよ。」

とここで「おはなしおわったぁ?」と聞かれた。


「ああ、どうした?」


「じゃぁ「「おなまえおしえてあげゆね!」」」

それからまた俺は夕飯前の「「「「「「おぼえたぁ?」」」」」」を30分ほど聞くことになった。


三人で孤児院からの帰り道、俺は少し頭がフラフラしていた。


「酷い目にあった・・・」

それを見ていた瑠璃が喋った。


「また次もやられそうね、ふふふ」


「勘弁してほしいわ・・・」

そうこうしている間に精霊の木に着いた。

宿の中に入るとすぐに店主が話しかけてきた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。