フラッシュバック
時は少し遡って
瑠璃視点
「言わんこっちゃない」
わたしは孤児院を飛び出しながら愚痴を言った。
わたしは数日前のことを思い出しながら走った。
当時わたしは1日目の孤児院のお手伝いをしに来ていた。
その時二人の男の訪問客が来ていたのだ。
「そいつは俺らのモノだ、返してもらおうか?」
「この子は数日前に孤児院に迷い込んだ子ではありますが、今では家の子です!モノだなんて人に渡すわけがありません!」
「ふん!くだらんな」
「この場所は私が子供達を幸せにするための場所です」
「もうすぐそれも必要なくなるがな」
「何を言っているの・・・?」
「まぁいいさ。また今度邪魔するよ」
その男達はそう言ってあっさりと帰っていった。
その部分だけしか聞けなかったがわたしは違和感を感じた。
わたしは少し調べてみることにした。
大体わかったのが4日目。弾蔵達がドブ掃除が明日にも終わるって言ってたから明日が最後になってしまいそうだけど、どうしようかしらと考えながらその日は過ぎていった。
前日に弾蔵達から好きにしていいって言われたので様子見のために少しの間毎日来ようと決めた。午前中赤ん坊をあやしていると遠くの方で何かを叫んでいる声が聞こえる。その後「ドン!」って音と主にバキャ!って木が折れるような音がした。気になった私とイリアが外に見に行ったら見慣れた二人がいた。そして、その後あの光景を見てわたしはフラッシュバックして少し冷静では居られなくなった。
「大丈夫もう怖くないわ、私が付いていてあげるから」「大丈夫もう怖くないわ、私が守ってあげるから」
「何があったの?何してたの?」「何があったの?言ってごらん?」
「ほら顔を上げて?こちらをみて」「ほら顔を上げて?笑って?」
「そんないつまでも俯いてちゃわからないわ」「そんないつまでも黙ってちゃわからないわ」
「ねぇレン」「ねぇレイ」




