↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
老人の異世界散歩  作者: 浦見 比呂
王国編
45/157

誘拐

俺は知らない間にルリの中に溜まっていた。俺のしたことが切っ掛けに地雷のスイッチを入れてしまったみたいだ。

「あぁ~。俺がやったことから始まったことで空気が悪くなっちまったな。今日は俺達帰った方がよさそうだな」

三人で門に近寄って歩いているとルリが振り返り


「イリア?あなたの理想はわかるわ。だけど、現実を見なさい?利用できるものは利用する大人になりなさい。でもこの世はそれほど綺麗じゃない。このことをよく考えて」

そう言って歩き、門を出て行った。俺達はそれに続いた。


ギルドに向かう最中俺はルリに謝った。

「悪かったな。俺等が来たことによってお前まで悪者になっちまったな。」


「いい機会だったわよ。いつかあのままじゃ子供が死ぬと思っていたもの。今は少し冷静じゃないから明日また会って話すわ。」


「そうか」

その日はそのままギルドで飯を食って宿に戻った。


次の日、当初瑠璃だけが孤児院に行く予定だったが、俺達二人も昨日のルリを見ていて気になったので付いていくことにした。


「あなた達が来ても仕事増えるだけだから邪魔なんだけど?」


「まぁまぁいいじゃないか。暇でやることないんだよ」

赤鬼も俺の隣でコクコク首を縦に揺らしている。


「あなた達、昨日自己紹介もせず、レンを怯えさせただけの悪漢って印象しか残ってないのだけれど大丈夫?」

俺と赤鬼はそれを言われて「マジだ」と思った。

しばらく歩いて孤児院に着いた。

門の中に入り中に入ると庭には昨日の坊主と数人の坊主より少し年上だろう男の子達が倒れていた。

それを見たルリが駆け寄って膝に抱きかかえながらうめき声を上げている一人に声をかけた。

「何があったの?」


「変な奴らが先生とライラを無理やり連れて行こうとして俺らが止めたけど、無理だった。」


「どんな奴だったかわかる?」


「俺は初めて見たけどレンがこの前見た悪い奴らだって言ってた。」


「そう。ありがとう。休んでなさい。」


「「手は?」」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。