サリーさん
「うっし。飯も食い終わったことだし、カウンターに行こうか」「「了解」」
俺達は席を立ち、カウンターに向かう。俺は当然の如く揶揄われながら・・・。
「ったく!いい加減〆てやろうか・・・」ブツブツ
「そんなこと言わないの。初対面なのにここまで親しくなれたんだし、ね?ふふふ」
「お前は昔から相手の懐に入るのがうまかったな。くくく」
そう二人に言われたとき正面からクスクスクスと笑い声が聞こえた。
「あっ、すみません。皆さんとのやり取りが面白くてつい・・・」
受付嬢のサリーさんが穏やかな顔でこちらを見ていた。
「はぁ・・・もういいですよ。好きに笑ってください」
「はい。今日一日、ギルドでは笑いが堪えませんでしたよ。明るくて良い事です。」ニコニコ
とてつもない良い笑顔で微妙なことを言われた。(煽られているのだろうか・・・)
そんなことを考えていると瑠璃に
「はいはい。邪推しない、邪推しない。」
と止められた。
「ふぅ、サリーさんギルド長から話はいってると思うんだけど」
「はい。ギルド証の発行及び宿泊施設の利用ですよね。大丈夫ですよ」
「じゃぁそれの手続きをお願いします。」
「はい、ギルド証の方は準備をしていたので名前を教えていただければすぐに出来ますよ。名前は偽名でも結構ですので好きな名前を書いてください。以前に登録された魔紋と同一の魔紋では名前が一致しないと習得したランクの再発行はできませんので気を付けてください。宿泊の方はギルド証が必要なので作ってから説明致しますね。」
「マm「わかりました。」」
俺は瑠璃の発言を遮り、目で瑠璃に後で説明する旨を伝え、それぞれの名前を書いていった。
「はい!三人とも初めての登録ですね。最初のランクは初心者ランクの木になります。説明は要りますか?」
「ギルド長に大体聞いたので大丈夫ですよ」
「そうですか。では、次に宿泊の手続きになります。宿泊施設に関してはギルドの裏の正面にある『精霊の木』になります。食事に関してはでませんのでギルドの食堂をお使いください。そして、これから一週間はギルドが負担してタダで泊まれるのでそれまでに宿を移れるようにがんばってください。それでは、この木札をお持ちになって精霊の木の受付で渡して頂ければ泊まれます。」




