王国会議
少し時間は遡り場所はオルド王国王城会議室
使者の首を送り返した後放っていたオルド王国の諜報部隊が調査した結果を持ってきた書類を元に会議が行われていた。
諜報部隊が持ってきた凡その敵の規模を見て会議に出席している王族及び上級貴族は驚いていた。
「これほどの数が攻めてくるのか・・・」
「リットル教の汚染は酷いものだな、ここまで手を広げていたとは・・・」
「正直あの宗教をここまで信仰する国々があるとはな・・・」
「希望的観測ではあったもののこの大陸全土にまで広がっていようとはな・・・」
「この大陸ではオルド王国以外全部リットル教側とはの・・・」
「たった40年でこれほどまで手が伸ばせるものなのか?」
「実際に宣戦布告文書にも参加国として署名されておる。諜報の裏付けもな・・・」
これまでの戦争と違いリットル教の布教により段違いの人数差になっていることが確認でき
たオルド王国の上層部は慌てに慌て絶望的な考えしか出てこなかった。
「将軍はどう考える?」
貴族達の力ない会議を見つつ国王が将軍に尋ねた。
「ふむ。どうしましょうかね・・・。ではルーデルクはこちらで持ちましょう。王国魔国連盟軍でラミカを守って貰えますか?あちらのルートは道も狭いため三割程度の敵が来ましょうが何とか抑えて貰えれば・・・。」
「そちはどうするんじゃ?王国魔国連盟軍ということはそちの私兵ってことじゃろ?それでこの大軍を相手出来るのか?」
「ん~・・・。たぶん大丈夫かと思います。私の直属の部下がいますので」
「そう何万といるわけではあるまい?ルーデルクが抜けられたら一気に王都まで敵が来てしまうぞ?」
「その辺は何とかなるかと思います。前の時は装備も自前の物ではなく、そして一人で『攻め』でしたのであの程度でしたけど、私達は『攻め』よりも『守り』よりも『待ち』が得意ですからね」
「サノスケの強さは知っておるつもりじゃ。だが、報告はあったが軍には入らなかった他三名は本当に信用できるのか?」
「そうですね。私が信用し、自身同様対等に使える駒です」




