平和な国
「名前についてはレン様につけて貰った名前ですので気に入っております。私達が動いた理由ですが、それだけ一大事だったのですよ・・・。はぁ、レイ様はここ500年ほど魔国から出ることは勇者との戦いの時だけでした。それが急に寝室に『ちょっと人に会いに行ってくるから』とメモが残されていなくなり行方不明になってしまって。レイ様は現在でも魔国の支柱ですから、上層部までてんやわんやになってしまって・・・。それで、最高幹部である私達が統率をしておりました。そこで、カラス殿からの連絡で王国にいることが判明し迎えを出そうとしましたら・・・元老院の決定と各族長の嘆願により私達が迎えに上がることになったのです」
「それを聞いてもあんた等が来る必要性を感じないんだが・・・?」
「魔国にいる者達はレイ様に多大な恩があります。そして、それはもうとてつもない人気もあります崇拝レベルで・・・」
「へ?」
「魔国の恥な部分なのであれですが・・・。
『俺達に嫌気がさして出ていかれたのじゃろうか』
『わし等が嫌われて出たのであれば先祖に申し訳がたたぬ』
『そうだ!私達がどれだけ好いているか感じて貰おう!』
『魔国の重鎮である最高幹部を迎えに行かせてどれだけ大事なのか気がついてくれるだろう』
簡単に略しましたが、こんな感じで元老院の老人共が勝手に可決して私達が迎えに出されました・・・。」
「平和だな・・・」
「お恥ずかしい限りです・・・」
「ははは、照れるね///」
俺は呆れ、アユは顔を赤くし、レンは照れくさそうに聞いていた。
「じゃぁとりあえず俺から名は源蔵と言う。一応レンの師匠だ」
「わたしは瑠璃と申します。レンの何かしらね?お姉さんかしら?ふふふ」
「わしは膳だ」
「一応僕も改めて。オルド王国特選実行部隊長のカラスだよ。普段店をやってるときはケンノスケでよろしく」
俺達の紹介を聞き魔国側は頷いた。
「んで?何を話すんだ?」
「特に話はないのですが、魔国の歴史に名を連ねられる方々にご挨拶をと・・・」
「は?」




