魔国四天王
「レイさまぁぁぁ!探したんですよ!貴方が一人で国を出るなんてどのような一大事かと!お歴の方々も初めての事だと言うし!書物を見ても歴史上初めての事でレイ様が直々に出る必要がある重大な事件が世界に起きたのかと皆戦々恐々とこの1ヵ月ほど皆生きた心地がありませんでしたよ!あぁ・・・目の下に隈まで作って、さぞ難題に・・・」
レイがアユと声をかけた色白い赤目の女性がレイを見つけると捲くしあげるように言った。
「まぁまぁその辺でいろいろ言いたい事あると思いますが、部屋を抑えてありますのでここではあまり・・・」
一緒にいた鴉が宥める様にアユに言う。
「・・・わかりました。話は後でさせてもらいます」
「ははは・・・。鴉さん迷惑かけました」
レイはそう言ってお辞儀をした。
「ここで危うい会話は困りますからね。説明にその三人もいると思いますので皆で抑えてある部屋へ向かいましょうか。三人共いいですね?」
俺達は了承の意に首を縦に振って席を立った。
それから俺達はこの街の役所に行き会議室で話をすることにした。
「さて、皆席につきましたね。とりあえず私がお互いを知っていますので調整役をしますね。まずは自己紹介からしましょうか。」
「それじゃぁ改めて私から魔国の王をやっているレイです。他の事はここ数日で話したのでこれでいいでしょう」
レイはそう言って、目線をアユと言われた女性に向けた。
「私は魔国で宰相をしております。名をアユと申します。お三方の事は先程こちらに来る間にレイ様からある程度説明を受けました。ご迷惑をおかけしました」
「俺は魔国で将軍の地位についているイワナだ。よろしく頼む」
「私は魔国で医術の最高責任者のマスです。よろしくお願いします」
「僕は魔国で食料に関する統括をしているドジョウです。よろしくお願いします」
「最初に言っておきます。当時名前も無くて適当に付けて呼んでた名前を気に入ってしまって変えてくれないんですよ?ちゃんとした国になってから変える様に言ったのですが・・・。後、この四人は魔国の四天王と言われてリットル教から恐れられてます。」
レイがそう言って自己紹介を終えた。
「レン・・・お前な・・・。それにしても魔国の最高幹部が普通に出てきて良いものなのか?」
俺は純粋に疑問に思い聞いてみた。
それに答えたのがアユだった。




