戦闘力
「そういえばこっちに来る前に戦いましたし、こっちでも戦って頂きましたからお三方がどれほど強いってことはある程度理解しているつもりです。ですが、一応これでも魔国を取りまとめる長として質問しなければなりません。勇者を相手に戦って頂けますか?」
俺達は無言で首を縦に振った。
「それともう一つ・・・失礼に当たると思います。先に謝っておきます。すみません、ですがお聞きします。飛鳥さん、左之助さんと私は向こうの世界であったことすらありませんでした。ですから、伝え聞いたことと私が戦っている時に乱入して勇者を殺して見せた飛鳥さんしか実力はわかりません。飛鳥さんの働きで40年前に勇者を全滅させることができましたが左之助さんの強さは知りません。五人の誰がどれだけ強いのか教えて頂けないでしょうか?」
「強さの順位をつけろってことか・・・失礼だな?」
「本当にすみません。ですが、お三方の強さを基準に考えるためにその方がわかりやすくて・・・」
「弾蔵困らせないの。ふふふ、別にいいわよ?弾蔵だって本気で言ってないわよ?ただこの前ね・・・改めて理不尽を味わってちょっとそれについて敏感だっただけなのよ」
「わしも別に気にせんからいいぞ」
「はいはい。私がわるぅございましたねぇ!」
「えっと・・・良いのでしょうか?」
「ふふふ、気にしないで弾蔵は不貞腐れただけだから構わないわよ」
「それではどのような順位になるのでしょうか?」
「最初に言っておくけど強さって言うなら私達ほぼ同列なのよね。後は相性があるだけ」
「相性ですか・・・それはどういったもので・・・?」
「具体的には難しいけど私が思うに。まず弾蔵が勝てるのは飛鳥さん、そしてわたしかしらね」
「弾さんは膳さんと左之助さんに負けるのですか?」
「いいえ、膳とは引き分けね。ただ勝負が着かない。左之助さんには殺されるわね」
「そうなんですか・・・瑠璃さんはどうなるんです?」
「わたしはそうね。飛鳥さんと膳には勝てるかしら、左之助さんには殺されるわね」
「そうなんですね・・・膳さんは?」
「飛鳥さんに負けるわね。左之助さんに引き分けかしらこれも決着が着かない形で」




