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老人の異世界散歩  作者: 浦見 比呂
戦争準備編
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勇者も仙人

俺は本気で少しの間だけ暗い考えがよぎった。


「そんな物騒なことはやめてくださいよ?ていうか魔力を膨大に得た弾さん達の戦いは下手したら大陸がなくなりかねませんよ?」


「え?ははは・・・そうだな・・・」

俺はレイの言葉を聞いて少し遊んだ草原を思い出した。


「もうすでに何かやらかしてたみたいですね・・・」

俺の焦りを感じ取り何かを悟ったのだろう呆れた顔をされ言われてしまった。


「ちょっと三人で遊んだ時にな・・・草原が一つがちょっとなくなっただけだ」


「遊んで草原がちょっとなくなるって状況理解できませんが?」


「いいんだよ!もう許されたことだ!気にすんなよ!」


「はあ・・・まぁいいですよ」

(後で調べてみよう)


「とりあえず勇者も仙人の類ってことはわかった。ただ俺達こっちに来てから現地の仙人や魔女あったことないんだがそっちはどうなんだ?」


「あぁその人達はほぼ魔国にいますよ。迫害対象ですからね。何でも神に背いて邪法を使い寿命を無くした邪教徒らしいですよ。仙人と魔女って言い方も王国と魔国の言い方なんですよ。リットル教が浸透している国では単純に魔人と呼んでます」


「えぇ・・・勇者は神の使いで現地の人等は邪教徒ってどういう考えだそりゃ?」


「なんでも勇者は神から命を受け邪神の教徒を長く粛清するための先兵であり寿命を超越した存在。魔人は己の欲で神に仇をなす邪法で寿命を超越し神への反逆を模索し神を貶めようとする存在。だそうです」


「んで魔国が攻められる理由か」


「この大陸で暴れ回った時に仙人と魔女の皆と共闘しましたし、ある程度その時のことも混じってそうですけどね」


「あり得るな、ったく、宗教ってのはどうして民の安泰のためだけに使えないのかねぇ?」


「宗教と民族の戦争はどうしても残酷さが浮き彫りになりますね。それで話を戻りますけどこちらの仙人と魔女はそんなに長生きじゃないんですよね」


「なんで?」


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