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老人の異世界散歩  作者: 浦見 比呂
戦争準備編
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クソ設定

「それこそ弾さんが爺でしょ!仙人は仙人になった時より老化せずに死を迎えるんですよ!俺はまだあの時のままだ!」


「はぁ?何そのクソ設定!じゃぁ何か!?俺達が一番長生きしたから俺達が一番年寄りってか!なんだそのとんでも設定!?」


「だからそうだって言ってるだろうが!ごほんっ!すみません。テンションが上がって素が出ました。後私は後6・700年で死ぬけど弾さん達三人は9000年は生きますよ?」


「ぇ・・・何それ怖い・・・」


「やっぱり知らなかったんですね?途中話してておかしいなと思いましたよ。飛鳥さんから聞いてないんですね。私が飛鳥さんと左之助さんにも教えたんですけどね?」


レイからの話を聞いた所によると仙人と魔女は発現した時点から精神の状態はその時点である程度止まってしまい、身体はその人物の一番良い状態を維持するとのことだった。しかも、仙人、魔女の寿命は元の生きた歳の100倍ほどになるそうだ。


「そして、私が当時この大陸から亜人の人達を救い出した時にいた勇者達も同じ状態でした。勇者と言われる人達はこちらに召喚された時点で仙人もしくは魔女のような存在になり力を得るんだと思います」


「そいつ等は強かったのか?」


「そうですね。魔法というものが理解できなくて使えないようで近接ばっかでしたのでそれほどでもなかったですね。ただ、戦いなれている者もいて執拗に私が持っていた鬼灯を欲してましたね。ちょん髷の人もいましたよ?」


「侍じゃね?」


「言われてみればそうだったのかもしれませんね・・・直剣には慣れてなさそうだったし、槍の方がまだ強かったですし、何で気がつかなかったんだろう?」


「俺達の時代にいなかったからしょうがねぇよ。誰が知らない世界に元の世界の過去の人物がいると思うんだよ。俺も最初の一人でこっちに来てたら思わねぇよ。今の状況があるからそう思っただけだしな」


「飛鳥さんに歴史の教科書を見せて貰うまではこっちの住民だと思ってました。自分自身が召喚された身でありませんでしたし、共通点が無さ過ぎました。」


「そこは気にしてもしょうがねぇよ。しかし、俺そんなに生きるのか・・・婆は後6000年、鴉さんも7000年生きるのかよ・・・地獄じゃねぇか・・・はぁ」

俺はあり得てほしくない現実を知って溜息を吐いた。


「病気などには掛かりませんが外的要因で死ねますよ?まぁ皆さんが誰に殺されるかって話は別にして・・・」


「俺達が殺すしかないのか・・・・?」


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