抜刀術の認知度
「十分普通の奴らには脅威だろ。視認できるのは俺等五人ぐらいじゃね?勇者もそれなりに強いらしいからできるかもしれないが・・・そういえば前の戦争の時はどうだったんだ?」
「正直言いますと、前回合わせて過去4回の勇者にやられかけてるんですよね。しかも、どんどん強さが増していると言いますか・・・数を重ねる事にいろいろな能力の使い方をしてくると言いますか・・・闘いづらくなってきて。前回ぎりぎりの所で飛鳥さんが出てこなければやられていてもおかしくなかったです」
「今の抜刀術も受けられたと?」「はい」
「200年ほど前から急に受け止める者が出始めてそれでも最初は一人二人程度でしたけど、2回目の戦いからでは知っている者も多く、同じく抜刀術を使う者もいましたね・・・」
「ふむ・・・何かしらの補填があったんだろうか?」
「あっちの世界では抜刀術が盛んなのですかね?私達の世界ではほぼ実践では使い道のない魅せ技の技術だと聞いていましたが。私もこちらに来て属性が雷で前に見せて貰ったのを思い出して偶々使ってみて、属性との相性が良いと気がつきこれなら実践で使えるのではと思い使っていたのですが。」
「あ、お前も知ってたのな。あいつらが違う地球から来たってこと。ん〜どうだろうな?侍とか忍者いたみたいだからこれが実践で使えないってことは知ってると思うんだが・・・」
「実際、勇者が使っていた抜刀術は酷い物でしたよ?力技で技術もありませんでしたし、鞘と刀が摩擦を起こしていました」
「わからんな。そこまでして使う技法ではないんだが。レイのは実践でも通用すると思うぞ?俺の部下とか門下生なら輪切りにされてたと思う」
「でも基本的には心が弱く、負けるとなると喚き命乞いをしてましたね」
「あ!そうか!漫画かゲームの類か・・・それで知ってたから防げたのかもな」
「何ですかそれ?」
「絵巻とか物語を絵本のようにしたものだな」
「へぇ~そういったものが流行ってたんですか?」
「そうだな・・・レイも大概爺だもんな・・・」
「やめてくださいよ!弾さん達よりは若いつもりですよ!?」
「いや!お前何言ってんだよ!800年生きといて何が俺達より若いだよ!俺達まだ95越えたばかりだよ!」




