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転生先は戦国時代でした。ただそろきゃんして、おいしくウィンナー食べたいだけだったのに  作者: 熊ごろう


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77話

金曜日に日付変わるまで残業ぶち込むのはやめておくれやす_(:3」∠)_


結局試しに焼いてみた磁器は全て遊佐さんが引き取ることになった。

皿に押された肉球跡と俺の描いたデフォルメたぬきを気に入ったらしい……ちなみに丸山様は『なかなか趣のある絵ですな』とは言ったけど、引き取ろうとはしなかったね!


あのたぬきのだれ具合の良さが分からぬとは嘆かわしい。

遊佐さんなんて家宝にするとか言ってたのにねえ。




そんな感じで適当に磁器を焼いて、うっかり電気炉壊してめそめそしながら過ごすことしばらく。

すっかり気温は冬になっていた。


去年よりも寒い気がするし、今年の冬は結構雪が積もるかもしれないねえ。

ていうか実際もう雪降っているし。すっかり三郎が冬毛でまん丸になっているよ……半分ぐらいお肉がついたせいな気がしなくもないけど。


春になったらダイエットだな。


まあ、それはおいといてだ。


「こう寒い日は車庫で焼肉するにかぎる」


青空の下でやる焼肉も良いけど、こうやって車庫でやる焼肉も良いよね。

実はここしばらく食事のたびに周囲の視線が気になってはいたんだ……ここいらの普請が終わって、家やら何やら建て終われば人も減って落ち着くんだろうけど、今はまだまだ人が多いし壁が無いもんで丸見えなんだよねえ。


車庫ならあまり視線を気にしなくて良いから優先的に建てて貰ったのだよ。


「ウィンナー一袋焼いちゃえ」


今日は遊佐さんもお出掛けでおらんし、長様や丸山様も正月近いってんで地元に戻ったし好き放……好き放題できちゃうねえ!


半分はスキレットで焼いて焼肉のタレで味付けして目玉焼きもつけてご飯の上にどーん。

ウィンナー丼のできあがりだ。


「うまうま」


この雑に美味しい感じがまた良いんだ。

凝った料理も美味しいけど、こういうシンプルなのが一番かもね。


「まあ、普段別に凝った料理は作ってないんだけどね……ごちそーさま」


3合飯のウィンナー丼はかなりボリューミーだ。

さすがに俺もお腹いっぱいだよ……とりあえずスキレットとか片付けてっと。


「……なかなか膨らまないねえ」


次に取り出したのは特売していたサから始まるメーカーの切り餅である。

ごちそーさまどこいった。


「甘いものは別腹なのだ」


お餅は餡子とかきな粉とかで食べてもおいしいからねえ。

勿論磯辺巻きとか、しょっぱい系もおいしい。


とりあえず磯辺巻きで食うか。


「うん、美味しい」


雪を見ながら食う餅もおつなもんだ。

もうすぐお正月だし、お雑煮用にちょっとお高いお餅でも買っておこうかな。


なんならお餅をついても良いな。

もち米買って、臼と杵があればできるよね……臼と杵っておいくら万円?


「おう……」


まじでおいくら万円だった。

安いのあったと思ったらミニチュアだったし、危うく買うところだったぞ。


こりゃ遊佐さんあたりから借りるしかないか。



「あ、もち米の種籾も売ってる」


どうせならみんな美味しいお餅いっぱい食べたいよねーってことで、通販サイトあさってみたらあっさりもち米の種籾が見つかった。


開拓している畑を一部拝借してもち米育てるのもありだな。


色々と育てたいものがたくさんあって困っちゃうね。

とりあえず春になる頃には大分開拓も進んでいるだろうし、今から楽しみだ。

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― 新着の感想 ―
たぶんフリマとかで昭和の頃のやっすいもち米と水入れるだけでつきたてもちができるやたら古い電気釜が格安で売ってそうだぞ、ただ一定量の餅ができるため親戚中にくばってもなかなか減らないことに
こんばんは。残業お疲れ様ですm(_ _)m 臼…確か高級なのは欅とかで出来てるんでしたっけ?小さい機械製で普通に万単位ですからなぁ…。
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