51話
本業がまた忙しくなりあまり書く時間がですね(´・ω・`)なのでとりあえず1000文字超えていたら投稿しちゃおうの精神でいこうかと思います。
「では、10日後に向かうと先触れを出しておこう」
何事もなかったかのようにそう話す遊佐さんであるが膝はまだ笑っている。
あえてそこはスルーして実際どのような日程でここから移動すれば良いのかをたずねてみた。
10日後に向かうと言っても何せ行先はお城な訳で勝手に突撃するわけにもいかんでしょうしね。
おそらく遊佐さんと同乗させて向かうと思うんだ。それか途中で拾うか……拾うの難易度高いからやっぱここから一緒にかな?
あとまじでこの時代の道が分からんので、どこを通るかも案内してもらう必要がある。
今浜とか言われても大体の方角しか分からんのだよ……さすがにナビは動かないだろうしさ。
「……そうだな」
俺がそのへんのことを遊佐さんに聞いてみると、遊佐さんはキャンピングカーへと視線を向け少し考えこんでいる様子。
「おそらくこれを使えばここから城まで1日も掛かるまい……9日後の昼前にここの来るので、それに乗って共に向かうとしよう」
なんか最後のほう顔引きつってなかった??
やっぱ山に突っ込んだのはやりすぎだったか……いやでも後でどうせ体験することになるんだし、あらかじめ体験しておいたほうが良いよね!
まあ、平地は割と平和だと思うので遊佐さんには頑張ってナビしてもらおう。
「本丸の隣にある屋敷に泊まり、翌日謁見……となる」
「なるほど」
本丸とか初めて聞いたわ。
てか本丸の隣にある屋敷ってどういうことだ? がちで重臣……いやでも名前で検索しても出てこなかったよなあ。
てか謁見かあ……。
「ところで大事なことが一つありましてー」
俺もすっかり頭から抜け落ちてたんだけど、割とやべえことがあるんだよねえ。
遊佐さんの反応次第では逃亡を図らねばならぬ。
「正直なところ、殿様に謁見する作法など私は知らないのです」
この時代の礼儀作法なんぞ知る訳もなく。
名刺交換でもしちゃろうか。
「そこは問題ない。殿もほかの家臣も承知の上だ」
「なら大丈夫かな。やばそうな時はよろしくお願いしますね?」
「うむ」
よかったー。
この無礼者があ! とか言われて切り掛かられて返り討ちにする運命は避けられそう。
とりあえず普段より大人しくしてりゃいいかねえ?
「あとは献上品? ということで、お酒あたり用意しておこうかと思いますが、ほかのやつが良いです?」
殿様に謁見する時は何か献上品がいるんでしょう? 俺、知ってるんだ!
お手頃価格の日本酒あたりで良いかな。献上品であって売るわけじゃないし瓶でも問題ないじゃろ。
「酒で!」
「あい」
即答ですね。
これ絶対自分も飲む気満々じゃないですかやだー。
まあ……お酒は贈り物としては鉄板だからね。
酒飲めない人は貰っても困るかもだけど、この時代なら部下に渡したりとか色々使えそうだし……一応飲めない人用にも用意しておくかな。
「あとは前回渡した氷菓子をいれた箱はまだあります?」
「うむ」
「なら、謁見直前に買うのもありですねえ」
「おお!」
だから自分で食う気満々だよね絶対。




