↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
剣帝と呼ばれた一兵卒  作者: もやひと
ルトゥムの戦い
32/152

苦渋

 大将ルドヴィクスは、生還者たちの話を総合し、比較的幅が広く、見通しも幾分か良いであろう、中央通りを進軍することに決定した。

 だが、その進軍は、苦渋の選択であった。

 明らかにリーベルタ軍は、罠を張り、待ち構えている。

 そしてその手口から、相当な切れ者の存在を、伺い知ることができる。

 しかしブラナテラが宣戦布告を行った以上、ここで退くわけにはいかない。

 たった剣術小隊が三個、壊滅させられただけで、どうして敗北を認めることができよう。

 例えそこに罠があろうと、ここは進軍すべき局面。しかしそうなると、当然、相応の被害は覚悟せねばなるまい――。

 ルドヴィクスは部隊を再編成し、また、魔術隊へは、次のように指示を出した。

「魔術隊は『乱気流(タービュランス)』で矢に備えよ! 発動させた場合も、繰り返し『乱気流(タービュランス)』の詠唱を! 矢の防御は貴君らに任せる!」

 風魔法『乱気流(タービュランス)』――空中の気流をかき乱し、主には矢を弾き、また受け流す、防御系の魔法である。

 しかして、ルドヴィクス率いるブラナテラ軍は、ルトゥムの中央通りへと進軍を開始した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
◆ランキングサイト◆
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。