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エキドナと仲間たちの愉快な日常  作者: SQUID MILL


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国際情勢①

ギルドの掲示板には更新された各種情報と共に、国際的な2大ニュースがギルドを騒がせた。


「狂犬ジェルミ、ミルドラン連合国内賞金首としては過去最高額に」

「バァルジモア艦隊がアルグ海域の横断に成功、交易路の確立を宣言」


ディーン「…バァルジモアの狂犬が遂に首位か…この短期間でか…」

ライザ「!!…いままで一位と二位の賞金額を争っていたワルスボズマとミッシェルシュタインを追い越したの!?…すごい!!」


酒場の客「遂にバァルジモアがアルグ海域を制覇かー、バァルジモア出身のジェルミにも舐められてるし、ミルドランは良い所無いな!」

酒場の客「アルゴラ大陸の航路は何処が伸びると思う?やはりクルーシル商会か!?」

酒場の客「バカ!!クルーシル商会はミルドラン王都の王直ギルドとずぶずぶで新しい開拓者なんて受け入れねーよ!

やはり、バァルジモア艦隊に同行したバァクシン商会だろ!」


ディアナ「すごーい!アルグ海域って通れるんだね!?

怖い魔獣が住んでいて危ないところじゃないの?」

エキドナ(…バァルジモア艦隊が全滅しなかった事からアルグスとは遭遇しなかったと考えるのが自然か?…アルグスが目覚めたのと因果関係はあるといえるだろうか?…)


ライザ「…おじさん、手配書ちょうだい…」

ギルド職員「おう、ジェルミが気になるか!まあ、一大ニュースだからな!バァルジモア艦隊のアルグ海域攻略と関連して無視出来ない話題だからな!」

ライザ「!?どういう事?」

ギルド職員「まずはだな、バァルジモア艦隊はジェルミを捕縛するためにミルドランの海域をうろついてた訳だろ?

それが蓋を開けてみたらバァルジモア艦隊はジェルミ捕縛なんかしないでアルゴラ大陸に到達してやがった!ジェルミに痛い目みてるのはミルドランなのに友好国だって信じてたバァルジモアに裏切られたって結果だ。」

ライザ「…なるほど、ミルドランはどう動くかな?」

ギルド職員「バァルジモアにイチャモンを言いてえところだろうが、まずは国内で暴れてるジェルミだろうな。

国を挙げた討伐部隊が編成される、ってとこかな。」

ライザ「…なるほどね…」

ライザはジェルミの手配書を眺めながら、沸き立つ感情を言葉にしてみた。

ライザ「…私ならジェルミを倒せるんじゃないか?…」

その時、ライザの後ろからエキドナが声を掛けた。

エキドナ「ライザ…駄目よ。貴方には手に余るわ。」

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