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エキドナと仲間たちの愉快な日常  作者: SQUID MILL


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今後方針

ライザ「ともかくさ、私達は日銭を稼ぐだけじゃだめなんでしょ?せっかく国際街道を利用するんだからしっかりした馬車を買わないと!」

ディーン「そうだな、ある程度の居住スペースがある馬車を用意できればディアナの我儘も抑えられだろう。」

ディアナ「うん!うん!馬車はいいよね!雨が降っても大丈夫だし、歩かないから疲れないし!」

エキドナ「でも只の馬では駄目だわ。強力な魔力を扱う私達の側にいる馬は魔獣化に耐性のある性質の馬でなければならないの。その点、この都市が生業としている育成馬はアルゴラ大陸でも価値が認められる優良馬を扱っているわ。」


ディーン「…魔力耐性馬に住居性能を備えた馬車か…

妥協出来ないとなると予算も高水準のままだな…」

エキドナ「私の長期的視点から観た、機会損失を減らしつつ、予算を確保する投機的選択の合理性を再度理解頂けたかしら?」

ライザ「…別にギャンブルが悪いとは思わないよ…私も博打は好きだし。

今はお通夜状態だけど、高レバレッジがハマってれば今頃、目当ての馬車を買って、旅の費用を数ヶ月確保して、そんで酒場で祝勝会、って未来も確かにあったと思うよ。

でも、さすがに今度は真面目に4人で稼いで資金を貯めないとね。」

ディアナ「そうそう、しっかりとした目標があれば神様も祝福してくださるよ!」

エキドナ「…ディアナ…貴方も働いて稼ぎなさい…」

ディーン「…エキドナ…お前もな…」


ディアナ「じゃあ、みんな!わたしから提案!」

エキドナ「…何かしら…」

ディアナ「王様とかお金を持っている地方領主から寄進してもらうの!それでいつも寺院がすぐ立つんだ!

それなら馬車をすぐ買えるでしょう?」

ディーン,ライザ,エキドナ「…」

ディアナ「この辺だと街の広場でいいかな?

そこでわたし達の馬車のお金を寄進してもらうんだ!

どう?結構早く結果が出ると思うんだ!」

エキドナ「…私達に物乞いをしろって言うの?」

ライザ「…ミルドランの王都ならともかく、ここら辺を理由なく貴族とかがうろついてるわけないよ…」

ディーン「…貴族を見かけるのは民衆にとってストレスになるからな。突然の徴税がされるか、公開処刑が執り行なわれるか、いずれにしても莫大な金を動かす連中は行動には説明が付く理由があるものだ。」


エキドナ「…貴方の伽藍に閉じこもっていた頃の価値観を少しずつ修正なさい…この旅を続けるならね…」

ディアナ「わ、わたし、なんか変な事言ったのかな?聖女の為に集まったお金は貧しい人たちや可能性が閉ざされた人たちの為に使われるんでしょ?

だったらわたし達の旅の可能性のために、馬車が手に入る未来を見知らぬ人たちと協力して徳を積み上げる事が社会を動かす大きな力になるんじゃないかな?」

エキドナ「…」

ディーン「…ディアナ…エキドナはお前が間違えていると言っている訳ではない。」

ライザ「そそ、人が行動するには順序があってまず私達一人ひとりが出来る事にチャレンジするって事だよ。」


ギルド職員「情報更新の時間だ!

興味のある者は各種情報に目を通して、交渉してほしい!」


ライザ「お!待ってました!!

ギャンブルで負けた分は自分の得意分野で取り返さないとね!!」


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