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エキドナと仲間たちの愉快な日常  作者: SQUID MILL


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結果金欠

とある地方ギルドが経営する賑やかな酒場の一角で、4人は悲痛な表情を浮かべながらテーブルを囲んでいた。


女性冒険者ライザは最近、巷で流行している炭酸入りの清涼飲料水の瓶を片手に持ち呟いた。

ライザ「...終わったね…」

オーク戦士ディーンはビールを片手に呟いた。

ディーン「…もう過ぎた事だ…振り返るな…」

聖女ディアナは両手でミルクを持ちながら、泣きながら呟く。

ディアナ「…神様…」

魔女エキドナは紅茶を飲みながら冷笑的に呟く。

エキドナ「…神様なんて期待しても意味ないわ…」


4人はギャンブルで有り金を使い果たし、前払いの飲み物代を支払ったら無一文となった。



4人はギルドの職人仲間で流行っている賭博をして大金を喪失した。

すなわち、一人ひとり賭け事をしてチップを蓄えていき、重ねたゲームの途中で独立していたプレイヤーが共同賭金を形成することでレバレッジを上げる、というギャンブルである。

仲間内の連帯意識を高めるという点で、ギルドの職人達に流行っていたが、エキドナ達は連勝続きで調子に乗り、共同レバレッジに挑戦してしまい、結果、無一文である。


エキドナ「…愚者とは知識だけで満足するものよ…

賢者とは知識で満足せずに行動する者をいうわ。」

ディーン「…説得力があるな…

…ギャンブルに負けた後じゃなきゃな…」 


ライザ「…でさー、これからどーするの?これ飲み終わったら私達本格的に無一文だよ?

私は野宿は慣れてるけどさ、別に野生児じゃないから定期的に文明的な生活はしたいわけよ。」

ディーン「そうだな…ディアナは野宿の不満ばかり言うからな…」

ディアナ「わ、わたしも最初はワクワクして楽しかったよ?

でも野宿ばっかりも大変だよねー、突然雨が降ったり、夜中にわたしたちの荷物を欲しがる近隣の住民の人たちが来たりするし…」

エキドナ「…盗賊を近隣住民と解釈できる貴方の柔軟な発想に驚くわ…」

ディーン「…ディアナが喚くから、皆殺しにもできなくて黙らせるのにも苦労したな…」

ライザ「しかも戦ってるの私とディーンだけじゃん!エキドナさんは紅茶飲みながら実況解説してるし、ディアナは祈ってるだけだし…」

エキドナ「あら、私は状況判断しながら全体の流れを観てたのよ。」

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