魔獣分析②
ベテラン監視員「…所詮は魔力運用専門家ギルドに参加資格もない監視員の戯言だ…本物を見たきゃ、お前の目で確かめてみるといい…」
ライザは不敵な笑みで答えた。
「許可証手にしてその構造の中身を覗いてみろ、ってことだろ?上等だよ!さっさと大型魔獣を討伐しちまおうぜ!」
明確な目標を前にライザは昂っていた。
ライザ「!そういえば、ミルドランは地方へ、とか言ってたな!ミルドラン王都よりも地方に強い魔法使いみたいのがいるのか?」
ベテラン監視員「…お前も国際街道を作った奴ぐらい知っているだろう…」
ライザ「!!ファルスナルド将軍か!?」
ライザ「…驚いたってより納得だな…
アルゴラ大陸から知見や技術をドンドン吸収して独自の軍事部隊を有してるって逸話も上手く説明できるな。
確か今、ミルドランの王都に戻るように勅命があったんだろ?
…国際街道建設を中止してまで王都に呼び出す意図はなんだ?」
ベテラン監視員「…お前が王都のお偉いさん方だったら、その切り札をどんな場面で使う?」
ライザ「!?…ジェルミ討伐か…」
ベテラン監視員「…お前のやる気を引き出すためにさっさと情報開示するがな、魔力専門家ギルドの案件に既にファルスナルド将軍の部隊に従軍する依頼がある。…まあ、近衛兵の使い走りのようなものだかな…」
ライザ「!?」




