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MTG

翌日Ⅱ船内。ライザ艦長が招集をかける。


「みんな集まってくれてありがとう。早速だけど始めるわね。まずは現状認識から。」

「Ⅱ局からの指示で、地球までもう数日の距離で足止めされてる。SOLR-Ⅱのエネルギーに疑義が生じたんだって。詳しい内容は私にはよくわからない。」

「結論がいつ出せるのか、まだ誰にもわからない。もしかしたら数ヶ月単位らしいわ。ギルの改善で稼いだ分が全部チャラね」

「物資補給船を向かわせてくれてるから、希望があれば、それに乗って地球に戻る事もできるわ。と、言うより一度帰った方が良い。」


ギルが続く。

「船を留守にするわけにはいかんじゃろ。誰かが残らんと。」


次にビー

「ニャニャ、ウナーン」

*意訳:ボクのことは気にしないで。アンドロイドだから。


ジュンとレミーはⅡ局の命令で一度地球に戻るらしいが、

「局での報告が済み次第すぐに戻って参ります!」

ジュンはライザを、レミーはギルを親か兄弟の如く慕っている。


「あ、そ、そう。みんなありがとう。とても嬉しい。」

チラッと頭をよぎったことは一生内緒にすると決心したライザ。


二日後、Ⅱ船に補給船が到着。ドッキングベイに集まるクルー。

エアロックが開き、現れたのはシロー副長官。

「艦長のライザです。副長官自らのお出向き誠に感謝いたします。」


「艦長、大変な任務をよくここまで、ご無事で遂行なされました。個人としても局としても感謝しております。」


ギルを通して二人の関係はもちろん全員知っているし、通信してるところを、チラチラ横目では見ているから、なんとも、もどかしいような、恥ずかしいようなフワフワした感じのクルー達。「じゃあちょっと、機密の話があるから」と、艦長室に消えていって、少しホッとする気持ちの方が勝っている。


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