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不具合
出航から数か月。レミーの植物プラントにより食生活は豊かだ。
新鮮な野菜も果物も豊富にある。コンポストにより、船内で発生するゴミも極僅かで済む。
プラントの水処理についてギルとレミーが話している。
「それで、このバルブが固着して開かないんです。改善できますか?」
バルブを受け取るギル。一瞥して答える。
「コレはねぇ、素材が悪いね。この合金は水中に使っちゃダメ」
「素材を変えて作ってみよう。多分うまくいくと思うよ」
バルブを持ったまま工作室に籠ること小一時間。
新しいバルブを持って出てくる。
「コレでやってみて」
レミーがバルブを受け取り、プラント室に向かう。
数日後、レミーとギルが祝杯を交わす。
「ギルさん!すげーっす、あのバルブ。」
「こんだけ連続運転しても、まったく固着しないっす。ホント―に助かりました。」
「ん。なんかあったらまた言いな。」
3回目の乾杯をする二人。




