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ゆきと春香  作者: のこころ
21/63

ドキッ!美女だらけの大浴場~ポロリは無しの方向で~



カポーン ────────



ゆきは恥ずかしかった。

春香とでさえ、お風呂に一緒に入ったことなど無いのだ。


目の前にはモデル級パーフェクトボディの空。

胸こそあまり大きくないがこれまたモデル級のスタイルのにあ。

そしてやはりスタイル抜群の巨乳同級生春香。


(私は一体…)

14歳にして落ち込むゆき。


「ゆき!どうしたの?一緒にお風呂って初めてだよね♪」


その悪意の無い表情の春香がゆきには鬼に見えた。


「空さん、にあさん、肌が綺麗すぎ!すごーい!」


「あら!春香ちゃんの若い肌はもっちもちじゃないのー。」

空が身体を洗い終わり、立ち上がった。


「ふふふ、皆さんお肌が綺麗ですよ。」

にあが微笑む。


ゆきはコソコソと身体を洗っていた。


「あー、温まるなー!」

空は湯船に浸かり、眼を閉じた。


「お邪魔しまーす!」

春香も湯船に浸かった。


「ここのお風呂大きいですね!他にお風呂無いし、もしかして混浴なんですか?」


「んー、女が入る時は女だけかなー。エロじじいが居るからね。」


「え!?じゃあ、覗かれたりとかあるんじゃ無いんですか!?」

ゆきが髪を流し途中に手を止め、空に思わず聞いた。


「ふふ、大丈夫だよ。簡単な結界みたいの張ってあるから、結界に触れたらすぐ分かるの。」


「すごーい!」

春香が感心した。


ゆきもほっとした。


「魔法の結界だと、あのエロじじい破るからね、鬼族独特の能力って感じかな。」


「鬼族?なんですか、それ?」


「春香ちゃんには言ってなかったね、私は人間じゃないんだ、鬼族っていう種族なの。」


「そうなんですか!鬼族って初めて聞きました。」


「ふふふ、空さんは鬼族でも1番の美人なんですよ。」

にあも風呂に入ってきた。


「にあ!そんなことないよ!もう…」

空は恥ずかしそうに顔を赤らめた。


「ですよね!ほんと綺麗…それに、にあさんも綺麗。髪の毛フワフワで長くて綺麗だし、目の色超素敵、青くて…吸い込まれそう。」


「ふふ、春香さんありがとうございます。春香さんも、とても素敵な女性ですよ。」


ゆきはコソコソと湯船に入った。

湯は熱くなく丁度ゆったりと浸かっていたくなる温度。じわ〜っと優しさが染み込んでくるような…そんな気がした。


「このお湯…不思議な温度ですね。包まれる感じ…」

ゆきが思わず呟いた。


「ゆきちゃん、鋭いな。にあが湯に治癒の魔法かけてるんだよ。」


「治癒の魔法ですか?」


「にあさんすごーい!治癒魔法ってお湯にもかけれるんだ!人間だけだと思ってました!」


「いえいえ、魔法って程の事はしてませんよ。少し開いているのです。」


ゆきと春香はキョトンとした。


「あー…えーとね、にあは世界に1人の大僧侶なの、開くって言うのはね、にあの能力の治癒の扉を開くってこと。」


「大僧侶!?」

ゆきと春香は顔を見合わせた。


「私の母の職を受け継いだのです。」

にあが言った。


「もしかして…えげつな…絵月名 にあ!!にあさんって 絵月名(えげつな)にあさんなんですか!?」

ゆきが手を口におさえながら言った。


「はい、そうですよ。」

にあはニコッと微笑んだ。


「ゆき、にあさん知ってたの?」

春香がゆきを覗きこんできた。


「えええ!?近代史の教科書に載ってるじゃん!この前の試験でも出たし!」


春香はてへぺろした。




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