ドキッ!美女だらけの大浴場~ポロリは無しの方向で~
カポーン ────────
ゆきは恥ずかしかった。
春香とでさえ、お風呂に一緒に入ったことなど無いのだ。
目の前にはモデル級パーフェクトボディの空。
胸こそあまり大きくないがこれまたモデル級のスタイルのにあ。
そしてやはりスタイル抜群の巨乳同級生春香。
(私は一体…)
14歳にして落ち込むゆき。
「ゆき!どうしたの?一緒にお風呂って初めてだよね♪」
その悪意の無い表情の春香がゆきには鬼に見えた。
「空さん、にあさん、肌が綺麗すぎ!すごーい!」
「あら!春香ちゃんの若い肌はもっちもちじゃないのー。」
空が身体を洗い終わり、立ち上がった。
「ふふふ、皆さんお肌が綺麗ですよ。」
にあが微笑む。
ゆきはコソコソと身体を洗っていた。
「あー、温まるなー!」
空は湯船に浸かり、眼を閉じた。
「お邪魔しまーす!」
春香も湯船に浸かった。
「ここのお風呂大きいですね!他にお風呂無いし、もしかして混浴なんですか?」
「んー、女が入る時は女だけかなー。エロじじいが居るからね。」
「え!?じゃあ、覗かれたりとかあるんじゃ無いんですか!?」
ゆきが髪を流し途中に手を止め、空に思わず聞いた。
「ふふ、大丈夫だよ。簡単な結界みたいの張ってあるから、結界に触れたらすぐ分かるの。」
「すごーい!」
春香が感心した。
ゆきもほっとした。
「魔法の結界だと、あのエロじじい破るからね、鬼族独特の能力って感じかな。」
「鬼族?なんですか、それ?」
「春香ちゃんには言ってなかったね、私は人間じゃないんだ、鬼族っていう種族なの。」
「そうなんですか!鬼族って初めて聞きました。」
「ふふふ、空さんは鬼族でも1番の美人なんですよ。」
にあも風呂に入ってきた。
「にあ!そんなことないよ!もう…」
空は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「ですよね!ほんと綺麗…それに、にあさんも綺麗。髪の毛フワフワで長くて綺麗だし、目の色超素敵、青くて…吸い込まれそう。」
「ふふ、春香さんありがとうございます。春香さんも、とても素敵な女性ですよ。」
ゆきはコソコソと湯船に入った。
湯は熱くなく丁度ゆったりと浸かっていたくなる温度。じわ〜っと優しさが染み込んでくるような…そんな気がした。
「このお湯…不思議な温度ですね。包まれる感じ…」
ゆきが思わず呟いた。
「ゆきちゃん、鋭いな。にあが湯に治癒の魔法かけてるんだよ。」
「治癒の魔法ですか?」
「にあさんすごーい!治癒魔法ってお湯にもかけれるんだ!人間だけだと思ってました!」
「いえいえ、魔法って程の事はしてませんよ。少し開いているのです。」
ゆきと春香はキョトンとした。
「あー…えーとね、にあは世界に1人の大僧侶なの、開くって言うのはね、にあの能力の治癒の扉を開くってこと。」
「大僧侶!?」
ゆきと春香は顔を見合わせた。
「私の母の職を受け継いだのです。」
にあが言った。
「もしかして…えげつな…絵月名 にあ!!にあさんって 絵月名にあさんなんですか!?」
ゆきが手を口におさえながら言った。
「はい、そうですよ。」
にあはニコッと微笑んだ。
「ゆき、にあさん知ってたの?」
春香がゆきを覗きこんできた。
「えええ!?近代史の教科書に載ってるじゃん!この前の試験でも出たし!」
春香はてへぺろした。




